著者
本田 優也 伊東 栄典
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
九州支部連合大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.167, 2015

近年CGMやUGCと呼ばれるコンテンツ投稿サイトが人気である。CGMサイトのコンテンツのほとんどは他愛の無いものであるが,一部には従来メディアで提供されていた元の同程度の品質を持つものもある。開始初期には多様なコンテンツが存在していたものの,現在のCGMサイトではコンテンツ多様性喪失が問題になっている。例えばニコニコ動画に投稿される楽曲の上位100位のうち90%かボーカロイド音楽である。同様に「小説家になろう」でも上位100位の多くが異世界転生ものになっており,多様性が喪失している。本研究では,小説家になろうを対象に,小説のキーワードの多様性を定量的に評価する。評価手法および結果について報告する。
著者
廣川 佐千男 伊東 栄典 馬場 謙介
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.58, no.6, pp.447-454, 2015-09-01 (Released:2015-09-01)
参考文献数
7

科学技術の加速度的発達により,一般社会と専門家の乖離(かいり)は大きく,若者の理系離れも問題となっている。専門家であっても,複合領域や未知の分野の調査は容易ではない。本稿では,わが国の科学技術の基本情報である科学研究費の研究成果の概要を対象とした検索可視化システムを紹介する。本システムでは,概要に現れる単語だけでなく,キーワード,分野,研究者,研究者所属,年度などの単語を異なる色の関連語マップ(Mind Map:マインドマップ)として表示する。単語の属性識別により関連解釈が可能となり,知りたいテーマに関連して,「だれが,どこで,どんな」研究活動を行っているかを把握できる。本稿ではシステムの概要と,探索的検索の事例を紹介する。
著者
堺 雄之介 伊東 栄典
出版者
情報処理学会九州支部
雑誌
火の国情報シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, no.2, pp.1-4, 2021-03-01

近年ネット上では,オンラインの小説投稿・閲覧サービスが人気である.人気が出たオンライン小説は,紙の小説本として書籍化されて販売されることも多い.大人気の小説は,漫画やアニメの原作になることもある.CGM型のオンライン小説投稿・閲覧サイトでは,誰もが小説を投稿できるため,膨大な数の小説がサイト内に存在する.より早く,小説が人気になることを機械的に予測できれば,書籍化や漫画原作などのビジネスとして利益となる.読者には人気小説の検索や推薦が出来る.作者には,人気小説となるための指針を提供できる.本研究では,小説のメタデータ(タイトル・作者・あらすじ・キーワード)と小説本文の冒頭部分を用いて,その小説の人気度を推定する.本論文では,人気度の推定手法について報告する.
著者
本田 優也 伊東 栄典
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.167, 2015-09-10 (Released:2018-02-16)

近年CGMやUGCと呼ばれるコンテンツ投稿サイトが人気である。CGMサイトのコンテンツのほとんどは他愛の無いものであるが,一部には従来メディアで提供されていた元の同程度の品質を持つものもある。開始初期には多様なコンテンツが存在していたものの,現在のCGMサイトではコンテンツ多様性喪失が問題になっている。例えばニコニコ動画に投稿される楽曲の上位100位のうち90%かボーカロイド音楽である。同様に「小説家になろう」でも上位100位の多くが異世界転生ものになっており,多様性が喪失している。本研究では,小説家になろうを対象に,小説のキーワードの多様性を定量的に評価する。評価手法および結果について報告する。
著者
百田 信 伊東 栄典
出版者
電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会第19回データ工学ワークショップ (DEWS 2008) (ISSN:13474413)
巻号頁・発行日
2008-03
被引用文献数
5

blogやwiki, SNS, Social bookmarkなどの様々なソーシャルサービスによってWebの質が変化し, これまで情報資源に対して傍観者であった利用者が作成者へと変貌を遂げた. これによりWebにおける情報資源は日々激増することになった. このようなソーシャルサービスには個人の嗜好に基づくデータが蓄積されており, そこから有益な情報を発見するシステムが求められている. 本研究ではSocial Bookmarkに着目し, そこから情報を発見する二つの手法を提案する.一つは, 自分の興味に近い利用者やページを発見する手法である.この手法では, 利用者が保持するブックマークを個人のプロファイルとみなし, 類似利用者および興味の近いページを発見する. もう一つは, 新着情報をいち早く推薦する手法である. この手法は, 人気の高いページを早期に見つけるαブックマーカーを発見し, そのαブックマーカーの見つけたページを推薦する手法である. 本手法は早さだけではなく, 分野の階層関係,自分とαブックマーカーとの興味分野の近さも考慮している. 上記の手法をシステムとして実装した. その際, Social Bookmarkデータとしてはてなブックマークのデータを利用した. またデータを用いて提案手法の評価を行った.The quality of Web was changed by recent social services such as blog, wiki, SNS, and Social bookmark. The user was shifting to creator of the information resource from onlooker. The amount of the information resources on the Web are rapidly increasing day by day. Social services accumulate folk's trends or individual preferences, then social bookmark data can use be an important data mining resource, and it may be possible to discover valid data for recommendation, marketing, and trend analysis. The authors propose two methods for information discovery from a social bookmark. The first method discovers similar users, and also discovers prefer pages which are preferred by a user. In this method, one user's bookmarks are considered as the profile of the user, and calculate similarity between users using profiles. The authors also propose page recommendation using user similarity. The second method recommends newly arrived information. This method discovers the alpha-bookmarkers who are an early detector of popular pages and also a spreader of the pages. This method considers not only earliness but also a hierarchy of interests. Especially, this method calculates neighborhoodness between a user's and an alpha-bookmarker in the specific interest. The authors implemented the two methods and examine using real data retrieved from "HATENA Bookmark". Examination shows that proposed methods are effective.
著者
小川 明水 伊東 栄典
出版者
情報処理学会九州支部
雑誌
火の国情報シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2021, no.2, pp.1-4, 2021-03-01

動画・イラスト・音楽・小説などのコンテンツを投稿・閲覧するCGMサイト(Consumer GeneratedMedia)が人気である。CGMサイト内で人気を得たコンテンツが,ネットや実世界に広がるようになっている。例えば人気を得たオンライン小説が,漫画やアニメになり,多くの閲覧者を得ている。内容が多様で,かつ品質が均質でないオンライン小説群から,人気小説の傾向(流行の傾向)を抽出したり,将来人気となる小説を見つけることが出来れば,商機に繋がる。オンライン小説では,ある人気小説に触発された作家が,その人気小説のオマージュ小説を投稿することで,流行が始まることが有る。本研究では,ある人気小説に触発されて次々と生み出される小説群の繋がりを創作の連鎖と呼ぶ。本研究では,オンライン小説の将来流行予測や人気小説発見を行う前提として,小説の連鎖関係に基づくオンライン小説の傾向を分析する。
著者
村上 直至 伊東 栄典
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告数理モデル化と問題解決(MPS) (ISSN:18840930)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.17, pp.1-6, 2010-12-09

国内で人気の高い動画投稿閲覧サービスに YouTube とニコニコ動画が有る.これらのサービスでは膨大な動画が蓄積されており,利用者が好みの動画を探すのは容易ではない.サービス運営側は検索語と並び替えによる動画検索を提示しているものの,細やかな動画検索は実現できていない.そこで,多数の視聴者が動画に付与するタグを用いた動画分類を考える.本研究ではニコニコ動画を対象とし,動画分類や類似動画提示のために,タグの出現頻度および共起出現を用いたタグの階層化を行った.階層化には ISR (Inter section ratio) 手法を用いた.It is very difficult to find favorite movie from recent poplar movie uploading and streaming service such as YouTube and Nicovideo, because there are a lot of movies in those sites. Movies are given not only metadata such as title, creator, upload date and movie length by the creator, but also annotations such as tags and comments by viewers. Those annotations may be used as folksonomy based data mining, because viewer may present his/her sympathy in annotation. In this paper, we analyzed hierarchy of tags using frequency of tag.
著者
馬場 謙介 南 俊朗 伊東 栄典
出版者
九州大学附属図書館
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.60-67, 2009

インターネットやそれを利用したサービスが普及するに合わせて図書館資料も従来の紙資料からディジタル資料へと比重を移してきている.インターネットの利用が非常に進んだ国としてよく知られている韓国の図書館はこのような変化の中でどのようなサービスを行っているのかを調査するために2010年3月初旬ソウル市内にある先進的な図書館を訪問した.本稿は我々の訪問先である恩平区立図書館,正讀図書館,ソウル大学図書館,および韓国国立図書館などにおける図書宅配サービスや図書電子化に関する調査結果を報告し,また,それを踏まえて次世代の図書館サービスの在り方を考察する.
著者
清水 一憲 伊東 栄典 廣川 佐千男
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
pp.B-3-2, 2013-06-07

膨大な数の小説が投稿されている利用者投稿型オンライン小説サイトから,求める小説を見つける には高品質な検索・推薦システムが必要である。サイトが提供する人気に基づくランキングでは,埋もれ た名作や,新規投稿小説を探しにくい。我々は読者のお気に入り登録情報を持いて,将来人気になる小説 を予測する手法を提案している。本発表では提案手法を複数データで評価した結果を述べる。
著者
清水 一憲 伊東 栄典
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会火の国情報シンポジウム2011
巻号頁・発行日
pp.B-4-4, 2011-03

ファッション販売,飲食店情報提供,動画サービスでは画像が重要な要素である. 本研究では画像を利用した検索・推薦を考える.服画像を情報検索・推薦に利用 現在,画像内部の特長を用いた情報検索・推薦は少ない.本稿では,リコメンデー ションコンテンストの服画像に対し,服画像内部の特長を用いる手法を検討し た.服では色・形・模様が重要である.そこで,Canny 法による画像のエッジ抽 出を用いた服画像のシンプル度と,服画像のカラーヒストグラムによる色合い分 布の利用を提案する.提案手法を服画像に適用し,被験者の選択結果と比較した ところ,シンプル度を用いた服画像の判別では人の好み,感覚に適している手法 であることがわかった.色類似度より,色類似度が大きくシンプル度差が大きい 画像間では,シンプルを重視する人がシンプル画像をよく選択していることもわ かった.
著者
堺 雄之介 竹内 幹太 伊東 栄典
雑誌
研究報告知能システム(ICS) (ISSN:2188885X)
巻号頁・発行日
vol.2021-ICS-203, no.9, pp.1-5, 2021-06-25

近年,SNS での誹謗中傷やいじめ,それを原因とする自殺が問題になっている.動画サービスでも,視聴者が投稿するコメントが荒れ,誹謗合戦になることも発生している.本研究では,機械学習による動画サイトにおけるコメントが誹謗中傷状況にあることの検出を目指す.対象とする動画サイトは YouTube を想定している.コメントが荒れている動画を人力で見つけ,そのコメントデータを正例とする.また荒れていない一般動画のコメントを負例とする.これらのデータを機械学習に適用して炎上状態発見器を作る.機械学習を適用するには,対象のベクトル化と,判別アルゴリズムが重要である.本論文では,コメント収集手法,コメントの炎上判定,ベクトル化,アルゴリズムについて,検討内容を報告する.
著者
藤村 直美 戸川 忠嗣 笠原 義晃 伊東 栄典
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT)
巻号頁・発行日
vol.2011-IOT-14, no.10, pp.1-6, 2011-07-08

九州大学情報統括本部では学生に提供しているメールサービスとして、従来は学生番号をベースとしたアドレスで提供していた。しかしながら大学院に進学時にアドレスが変わるなどの問題があると考え、姓名をベースにしたアドレスも使えるようにメールシステムを再構築して 2011 年 4 月からサービスを開始した。ここではシステムの基本的な考え方、実装、運用に至るまでの問題点、運用の実際について報告する。
著者
呉 沢臣 伊東 栄典
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会 SIG-AM
巻号頁・発行日
no.6, pp.16-19, 2014-03-05

On user generated contents sites, user's comments include the user's impression to the content. The authors believe that user's comments can be used as the data mining resource to evaluate the contents. In this paper, the authors focus on bilibili.tv, a Chinese video sharing site, and analyze user's emotional comments on the site. They also show co-relation between comments and popularity such as number of replay and bookmark.
著者
柴田 知親 伊東 栄典
出版者
電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会
巻号頁・発行日
2018-03-05

近年,ネットワークおよびモバイル端末の普及に伴い,Youtube やニコニコ動画といった,利用者投稿型動画共有サービスが人気である.動画以外にも,小説家になろう,pixiv,comico などに代表される,小説やイラスト,漫画などの投稿サイトも人気である.これらのサイトは,CGM(Consumer Generated Media)とも呼ばれる.我々は,CGM の一つであるニコニコ動画を対象に,動画のランキングや推薦を研究してきた.他のCGM と同様に,ニコニコ動画では極少数の動画は大量に再生されるのに対し,ほとんどの動画は再生回数が少ないというロングテールの分布をする.利用者が何らかの選択基準により動画選択した結果が再生回数に現れていると考えられる.そこで,CGM における利用者のコンテンツ選択モデルを確立したいと考えている.本研究では,コンテンツ選択モデル確立のために,動画の再生回数を回帰分析で推定する.最初に線形回帰分析で再生回数の推定した.その結果,多様な動画が含まれていると推定精度が低くなった.次にDeep Learning を適用し,Multi Layer Perceptron による再生回数の非線型回帰分析を行った.対象の動画集合の多様性を減らすため,クラスタリングで動画集合を分割した.分割した動画集合について,Deep Learning で再生回数を推定した.これらの手法および結果について報告する.
著者
堺 雄之介 伊東 栄典
出版者
電気・情報関係学会九州支部
雑誌
電気・情報関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.72, no.10, pp.586-587, 2019-09-28

大衆の動向が把握できれば商機につながる。そのため,Googleトレンドでは利用者が入力する検索語の傾向が提供されている。またTwiiterに投稿したテキストを分析による流行語分析も行われている。ヤフー社が提供するYahoo!知恵袋では,身近な話題から大きな話題まで自由に質問と回答が行われている。本研究ではYahoo!知恵袋の質問文を対象に,分野毎かつ月毎の流行語の分析を行う。単純な単語の出現頻度による分析に加え,単語の分散表現による類似語抽出からの類似単語集約によるトレンド推移も分析した。
著者
飯田 委哉 伊東 栄典 廣川 佐千男
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.288, 2016

近年,YouTubeやニコニコ動画が人気である。これらのCGMサイトでは,人気のある動画は再生数が多く,人気の無い動画は再生されずに埋もれていく。再生回数の分布は,対数正規分布になっている。動画投稿サイトにおける動画再生数を予測するための,利用者の閲覧モデルを検討している。今回,ニコニコ動画を対象に,動画再生数分布の分析を行った。また,対数正規分布になる幾何ブラウン運動についての調査を行った。本研究では,これらの分析および調査結果について報告する。
著者
Ninomiya Hiroaki Ito Eisuke Flanagan Brendan Hirokawa Sachio 二宮 啓聡 伊東 栄典 フラナガン ブレンダン 廣川 佐千男
出版者
IIAI
巻号頁・発行日
2012-09-19

The value of an open event is in active communication between participants. However, it is difficult to look for those who have a common interest or a common friend. You would miss an opportunity to speak directly to your SNS friends or to those who have common SNS friends, unless you notice that there are such participants and you recognize them. This paper proposes a participant managerial system for using the human relations in SNS in an actual event site. Each participant makes his registration to an event using his SNS ID. In the event site on the day, the participant only has to touch his mobile terminal to a NFC tag. The participant and his SNS are bound by this action. The organizer as well as the participants can understand the background and the interests of each participant using SNS information. NFC tag provides real time attendance-and-absence status of the participants. It is expectable that the proposed system promotes exchange between participants.
著者
伊東 栄典
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

急増する利用者投稿型コンテンツを,視聴者が与えるタグやコメントを用いて検索する手法を研究した。コンテンツのランキング手法では,コメント内の感情語数に基づくものと,お気に入り登録を2部グラフとして捉えてグラフ構造解析により重み付けする手法を提案した。後者の手法は,将来人気になるコンテンツを早く見つけることが出来る手法である。コンテンツの自動カテゴリ分けでは,単語(タグ)をカテゴゴリと捉え,タグ群を出現頻度および共起頻度に基づき意味階層を与える手法を開発した。階層は非循環有向グラフの形で出力される。しかし意味的な階層化は充分とはいえない。今後も詳細な研究を行う必要がある。
著者
村上 直至 伊東 栄典
雑誌
研究報告数理モデル化と問題解決(MPS)
巻号頁・発行日
vol.2010-MPS-81, no.17, pp.1-6, 2010-12-09

国内で人気の高い動画投稿閲覧サービスに YouTube とニコニコ動画が有る.これらのサービスでは膨大な動画が蓄積されており,利用者が好みの動画を探すのは容易ではない.サービス運営側は検索語と並び替えによる動画検索を提示しているものの,細やかな動画検索は実現できていない.そこで,多数の視聴者が動画に付与するタグを用いた動画分類を考える.本研究ではニコニコ動画を対象とし,動画分類や類似動画提示のために,タグの出現頻度および共起出現を用いたタグの階層化を行った.階層化には ISR (Inter section ratio) 手法を用いた.