著者
高橋 庸哉 新保 元康 土田 幹憲 佐藤 裕三 小笠原 啓之 割石 隆浩 神林 裕子 佐野 浩志 坂田 一則 細川 健裕 土門 啓二 松田 聡 本間 寛太 伊藤 健太郎 杉原 正樹 中島 繁登 吉野 貴宏
出版者
北海道教育大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

開発してきた雪に関するWebコンテンツの授業での普及を図るために、コンテンツの拡充と共に児童向けワークシート及び教員向け学習プラン集、教員研修プログラムの開発を行った。ワークシートを授業で利用した教員は5段階で平均4.8と高く評価した。教員研修プログラム後に参加小学校教員の45%はこのコンテンツを利用しており、プログラムが有効に機能した。また、コンテンツが授業に役立ったかについて5段階で4.5と答えており、Webコンテンツの内容妥当性も示された。
著者
桝本 圭 中島 雄作 伊藤健一 乃村 能成 谷口 秀夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.19, pp.23-30, 2003-02-27
被引用文献数
1

計算機を用いたサービスを実現する上で,一つのプロセッサの上に二つのOSを同時に走行させる技術の有用性が注目されている.しかし,既存の方式には,主となる一つのOSの停止が,計算機全体のシステムダウンとなる問題が残る.そこで我々は,これらの問題を解決する構成法を提案し,検討を進めている.ここでは,この構成法の課題の一つであるOS切替え方式について述べる.提案する方式は,割込みを契機にCPUの使用権を切替える方式であり,切替える直前のOSの状態に依存しないことを特徴とする.また,一方のOSが管理するハードウェア資源を他方のOSと共有する方式を述べる.Due to the dramatic growth of average PCs, virtual machine software for running multiple operating systems on a single system has become popular, today. Existing virtual machine softwares are built on the similar concept of the conventional VM, which has dependence of child operating systems on their mother VM. This fact causes some problems such as performance limitation and collective security. In other words, accidental stop of the mother operating system leads to the corruption of the whole family. We have been research on the new framework for solving these problems. As a key technology of the framework, this paper describes a method for switching operating system from one to another safely. Under the method, the trigger of switching is a hardware interrupt which has no dependence on any operating system. Also we propose a method for sharing hardware resource among the coexistent operating systems.
著者
鳥塚 莞爾 伊藤 健吾
出版者
Japan Radioisotope Association
雑誌
Radioisotopes (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.33-43, 2008-01-15
被引用文献数
4 3

全国PET施設のアンケート調査の回答結果から保険適用外の18種類の腫瘍における[<SUP>18</SUP>F]FDG-PET(FDG-PET)の有用性を検討した。すなわち神経内分泌腫瘍(神経芽細胞腫,褐色細胞腫,カルチノイド),悪性中皮腫(悪性胸膜中皮腫,悪性腹膜中皮腫),泌尿器領域癌(腎細胞癌,尿管癌,膀胱癌,Wilms腫瘍),男性性器癌(前立腺癌,精巣癌),縦隔腫瘍,副腎腺腫,皮膚癌(悪性黒色腫を除く),乳房外Paget病,多発性骨髄腫,心臓内腫瘍(左心房悪性線維性組織球腫),脾臓腫瘍(脾臓血管腫)の18疾患,133例(男性98例,女性35例)における成績を検討した。「極めて有用」は神経芽細胞腫,悪性腹膜中皮腫,腎細胞癌,尿管癌,膀胱癌,Wilms腫瘍,副腎腺腫,乳房外Paget病,左心房悪性線維性組織球腫,脾臓血管腫の10疾患であり,「有用性が高い」はカルチノイド,悪性胸膜中皮腫,前立腺癌,皮膚癌,多発性骨髄腫の5疾患であり,「有用」は褐色細胞腫,精巣癌,縦隔腫瘍の3疾患であった。なお,報告された泌尿器科領域癌及び皮膚癌は全例,術後の症例で,再発・転移巣の有無の検索のためにFDG-PETが実施された症例であって,術後の経過観察にFDG-PET検査は極めて有用と考えられた。
著者
伊藤 健二 田坂 修二 石橋 豊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1999, no.2, 1999-03-08

マルチメディア通信では, 複数メディアを同時に扱 う。このとき, ネットワーク遅延の揺らぎ等によって, 各メディアの時間関係が乱されることがある。この時間関係を維持するためには, メディア同期制御を行う必要がある。一方, メディアの転送方式には単一ストリーム方式とマルチストリーム方式がある。筆者らは, トランスポートストリーム数の違いと出力先でのメディア同期制御の有無の組合せとによって, 四つのタイプ(タイプ0〜3)のメディア同期方式(プロトコルセットと呼ぶ)を考えている。既に, 音声・ヒデオ各1ストリームに対するメディア同期プロトコルセットの性能を, 実験により定量的に評価している。しかし, これまで三つ以上のメディアを対象とした, 定量的な評価実験は行われていない。複数のメディアを扱う場合, 一部, 及び全てのメディアをインタリーブして多重化することが考えられる。そこで, 本稿では, 三つのメディア(2ビデオ, 1音声)を同時に扱う場合において, メディアのインタリーブが, 各メディアの出力品質に及ぼす影響を実験によって調査する。このために, QoS保証のないネットワークにおいて, 性能測定を行う。