著者
佐藤 仁一 栗栖 敏郎
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品工業学会誌 (ISSN:00290394)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.161-165, 1986-02-15 (Released:2009-04-21)
参考文献数
1
被引用文献数
3
著者
佐藤 秀美 畑江 恵子 島田 淳子
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.43, no.8, pp.904-909, 1996-08-15
被引用文献数
2

食パンを赤外線ヒータで加熱した時の内部の水分分布が経時的にどのように変化するかを,特にクラムに着目し,調べるとともに,この水分分布の変化に及ぼすヒータの放射波長特性の違いの影響を検討した.その結果,以下のことが明らかになった.<BR>(1) 上下2層に分けて測定したクラムの水分含量はともに,加熱直後に一旦低下し最低値をとった後,加熱前の水分含量よりも高くなった.この加熱過程において,上層の方が下層よりも水分含量は早く,しかも大きく変化した.<BR>(2) ヒータの放射波長特性は食パン内部の水分分布に影響を及ぼした.長波長領域の赤外線を放射するヒータで加熱した場合ほど,食パンの部位により,水分含量は大きく異なった.
著者
東浦 圭佑 Prasad Mukherjee Dipti 岡田 俊之 横田 太 堀 雅敏 高尾 正樹 菅野 伸彦 陳 延偉 富山 憲幸 佐藤 嘉伸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.37, pp.51-56, 2012-05-10

本研究は,臓器形状の正常と疾患を統計形状解析による自動識別を目的としている.疾患になると形状が変形しやすい肝臓,大腿骨の学習データをを用いる.従来,正常と疾患を組み合わせた統計形状モデルによるSVM識別が行われている.本実験では,正常症例群から構築される正常統計形状モデルと疾患症例群から構築される疾患統計形状モデルを求め,正常統計形状モデルに直交する疾患統計形状の疾患部分空間を導き,未知データの変形成分を疾患部分空間に射影することにより,疾患に起因する変形成分を求める.疾患部分空間における変形成分のSVM識別により,識別精度の向上が確認できた.
著者
堀内 美穂 佐藤 恵子 吉田 敏也 頼母木 浩一
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.95-101, 2009
被引用文献数
3 6

科学技術振興機構(JST)が継続的に収集している国内の科学技術関連資料(9,098誌)について電子化の現状を明らかにするため,出版者サイトおよび国内のアグリゲータ機関からの全文情報の提供状況を調べた。調査の結果,3,558誌(39%)の全文が電子的な状態で提供されていることがわかった。電子化されている3,558誌について,出版団体,資料の種類,分野別に分析を行った。科学技術関連資料のうち,学術誌・学会誌の電子化率は47%であった。
著者
上田 高徳 佐藤 亘 鈴木 大地 打田 研二 森本 浩介 秋岡 明香 山名 早人
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.85-97, 2013-03-29

Webクローラは,クローリング済みURLの検出やWebサーバに対する連続アクセス防止といった処理を実行しながらデータ収集を行う必要がある.Web空間に存在する大量のURLに対して高速な収集を実現するために並列分散クローリングが求められるが,省資源でのクローリングを行うためにも,処理の時間計算量と空間計算量の削減に加え,計算機間の負荷分散も必要である.本論文で提案するWebクローラは,クローリング処理をProducer-Consumer型のモジュール群で実行することにより,これまでの被クロールWebサイト単位での負荷分散でなく,Webクローラを構成するモジュール単位での負荷分散を実現する.つまり,Webクローラを構成する各モジュールが必要とする計算機資源に応じた分散処理が可能になり,計算機間での計算負荷やメモリ使用量の偏りを改善することができる.また,ホスト名やURLを管理するモジュールは時間計算量と空間計算量に優れたデータ構造を利用して構成されており,大規模なクローリングが省資源で可能になる.Web crawlers must collect Web data while performing tasks such as detecting crawled URLs and preventing consecutive accesses to a particular Web server. Parallel-distributed crawling is carried out at a high speed for the enormous number of URLs existing on the Web. However, in order to crawl efficiently, a crawler must realize load balancing between computers in addition to reducing time and space complexities in the crawling process. The Web crawler proposed in this paper crawls the Web using producer-consumer modules, which compose the crawler, and it realizes load balancing per module and not per crawled Web site. In other words, it realizes load balancing that is appropriate to certain computer resources necessary for the modules that compose the Web crawler; in this way, it improves biases in computation loads and memory utilization between computers. Moreover, the crawler is able to crawl the Web on a large scale while conserving resources, because the modules that manage host names or URLs are implemented by data structures that are temporally and spatially efficient.
著者
渡辺 伸一 J de Villiers J van der Merwe 佐藤 克文
出版者
日本霊長類学会
雑誌
霊長類研究 Supplement 第29回日本霊長類学会・日本哺乳類学会2013年度合同大会
巻号頁・発行日
pp.110, 2013 (Released:2014-02-14)

チーターは,陸上動物最速の動物で,草原を疾走する小型の有蹄類を追尾して仕留める.こうしたチーターのハンティングはメディアを通じて研究者でなくとも誰もが知ることである.しかし,チーターのハンティングに関する研究の多くは,広大な草原に覆われた東アフリカの一部の地域で行われてきた.本研究では,チーターのハンティングについて,詳細な研究が行われていない,アフリカ南西部のナミビアで調査した.チーターの行動は,これまで主に目視観察により行われてきたが,潅木が生い茂るブッシュで目視観察は困難である.そこで本研究では,GPS・加速度・動画を記録するデータロガーを用いて,チーターの行動を自動計測した.本研究では,Harnas野生動物保護区で野生復帰プログラム中の雌雄 2個体へデータロガーを装着して行動を記録した.計 19回データロガーを装着して,計 37日間の行動データが得られた.加速度データの周波数特性と GPSによる移動速度のデータから行動を秒間隔で休息,移動,ハンティング,摂食に分類した.その結果,70回のハンティングが記録され,うち 7回のハンティングに成功した.ハンティング時の疾走時間は 35.4 ±26.6(平均 ±SD,レンジ11-152)秒,疾走距離は 160 ±144(29-645)mで,ハンティング中の最高速度は 30.5 ±10.9(13.6-60.7)km/hだった.この値は,これまで計測されたチーターのハンティング時の速度と比較すると最も低い値だった.また,チーターはハンティング後,他の捕食者による獲物の横取りを避けるため,すぐに摂食を始めることが一般的である.しかし,本研究ではハンティング後,6-30分後から摂食を開始し,獲物の傍に 12時間以上滞在した.こうした結果は,これまで知られていたチーターのハンティングのイメージとは大きく異なる.おそらく競争者となる捕食者の密度が低く,灌木林が生い茂るアフリカ南西部の生息環境に本種が適応した結果だと考えられる.
著者
松永 忠範 藤井 章生 大山 文雄 佐藤 輝義
出版者
特定非営利活動法人 日本医学図書館協会
雑誌
医学図書館 (ISSN:04452429)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.261-271, 1985-09-25 (Released:2011-09-21)
参考文献数
7

The Igaku Chuo Zasshi (the Japana Centra Revuo Medicina) was started by the late Dr. Amako in 1903. It has, over a period of last 80 years, produced about 4, 000, 000 abstracts reflecting changes and progress of medical science, dental science, pharmaceutical science and other related fields in Japan.Along with the development of science and economy in Japan, educational institutions, research facilities, health care facilities spread rapidly. Along with this development, the fields of research were also diversified resulting in corresponding increase in the volume of literature published. In fiscal 1984, the number of periodicals increased to about 1800 and the number of abstracts increased to about 190, 000. This year also saw the publication of the Volume Number 3, 342.As the number of periodicals increased, strong need was felt for reducing the time lag, simplification of retrieval procedures and smooth operation of the entire operation. In response to these needs a comprehensive study was initiated and continued over the past several years. As a result, computerization and machine editing have been carried out since April 1983. This enabled to add abstracts simultaneously with the index and also made annual cumulated index a reality for the first time.The Medical Abstracts Society started to cooperate with the Japan Information Center of Science and Technology (JICST) in the creation of “the JICST File on Medical Science in Japan” from 1981 and for creation of an English language data base from 1985.The Society was authorized to receive the research grants of the Ministry of Education, Science and Culture from 1981.The Society plans to continue to improve abstracting services and at the same time strive to develop new information services, draw up measures to keep up with developments in research with the view of responding to the needs of researcher and literature searchers.
著者
佐藤 孝司
出版者
医用画像情報学会
雑誌
放射線像研究 (ISSN:21870233)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.152-157, 1980 (Released:2012-08-27)
参考文献数
5
著者
佐藤 豪
出版者
一般社団法人 日本めまい平衡医学会
雑誌
Equilibrium Research (ISSN:03855716)
巻号頁・発行日
vol.74, no.3, pp.213-217, 2015-06-30 (Released:2015-08-01)
参考文献数
13
被引用文献数
2