著者
前田 豊
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.214-221, 2009-09-01

不思議現象は、超極微的存在である気・意念により発現する意識的現象で、意念は量子論の不確定性原理によって、時空間宇宙内で非局在的存在となる情報波と考えられる。化学物質情報構造体のDNAが生命現象の源となるという類似現象が、極微情報素子からなる情報構造体でも起き得ると仮定すれば、情報構造体として非局在性の霊やスピリットなどが存在し得ると考えられる。これら情報波が人間の意識と共鳴して、チャネリングや憑依、言霊等の霊的現象を発現する可能性があるとの考察を行う。
著者
前田 豊 鎌田 拓馬
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.78-96, 2019 (Released:2020-06-25)
参考文献数
40

本稿では,個別事例の因果推論におけるSynthetic Control Method(SCM)の利用可能性を検討する.SCMは処置前の結果変数と共変量で処置を受けた主体と一致するように,対照群を適当な重みづけから統合したsynthetic controlを構築し,このsynthetic controlと処置群との比較から個別主体の因果効果の識別を行う.本稿ではSCMのアプリケーションとして,阪神淡路大震災が貧困層拡大へ与える影響を検討した.分析の結果,震災発生後にラグ期間を伴って生活保護後受給者数は増加し,震災発生から15年たっても,震災効果が持続することが示された.本稿ではさらに,推定のパフォーマンスの観点からSCMのオルタナティブとなる差の差(Difference-in-Differences,DD)分析との比較を,実データ,およびモンテカルロ・シミュレーションを用いて行った.結果として,主体毎に異なる時間的トレンドが存在しない場合には,SCMとDDは同様の推定値を導くが,主体毎に異なる時間的トレンドが存在する場合は,SCMの方がバイアスの少ない推定量であることが示された.これらの結果は,個別主体の因果推論において,とくに未知の時間的トレンドが存在する場合に,SCMが適した推定手法であることを示している.
著者
前田 豊
出版者
歴研
雑誌
歴史研究 (ISSN:02875403)
巻号頁・発行日
vol.58, no.12, pp.50-54, 2016-12
著者
仲 修平 / 前田 豊 / 石田 淳
雑誌
大阪経大論集 (ISSN:04747909)
巻号頁・発行日
vol.64, no.3, pp.139-157, 2013-09-15

本稿の目的は、人びとの「勝ち組・負け組」意識が従業上の地位、世帯所得や婚姻形態とどのように関連しているのかをインターネット調査データの分析を通して明らかにすることである。分析の結果、「勝ち組・負け組」意識は、未婚・離死別であるか既婚であるかという婚姻形態と強く結びついていつことが示された。また、「勝ち組」意識を持つうえで重要だと考えられてきた正規雇用の地位には、強い影響力はみられなかった。しかし、婚姻形態と従業上の地位との交互作用の分析では、未婚・離死別の場合は正規雇用に比べて無職、あるいは非正規雇用であることによって「負け組」意識を持ちやすい一方で、既婚の場合は逆に「勝ち組」意識を持ちやすい傾向であることがわかった。さらに、世帯所得との交互作用においても既婚の場合、世帯所得の増加によって「勝ち組」意識を持ちやすい顕著な傾向が示された。従業上の地位や世帯所得という「地位達成」変数の「勝ち組・負け組」意識に対する効果は、婚姻形態という「ライフスタイル」の地位によって異なることがあきらかになった。
著者
前田 豊
出版者
国際生命情報科学会
雑誌
Journal of International Society of Life Information Science (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.71-81, 2008-03-01

人間の特異潜在能力によって、不思議現象が発現することは、科学的にもその存在が証明されてきている。その原理やメカニズムとして幾通りかの説が提案されているが、必ずしも全ての現象を説明できるものではない。本発表では、時空間と意識を含む新しい多次元空間を仮説化し、各種の不思議現象をほぼ矛盾なく説明しうる「意識科学的宇宙論」の提言を行う。特に予言を含む超時間的な現象の説明を試みる。つまり、不思議現象は気によって起こされるが、気は意念であり、超極微的存在のために量子論の不確定性原理によって、時空間宇宙内で普遍的存在となり、太古から未来まで、また宇宙全体に希薄な分布状態で存在する情報と考えられる。人間の想念は、気となって意識空間(潜在意識層)に導通され、対象物と共鳴が生じたとき不思議現象を起こす。ユング説の集合無意識層は、意識空間に保存された情報であり、時空間と意識を加えた多次元空間の現象と考えるとよく説明できる。
著者
柴田 浩平 前田 豊樹 三森 功士
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

大腸癌における発癌または癌進展における新規non-coding RNAが注目されてきた。われわれは大腸発癌および癌進展において重要な役割を担う因子について解析を行った既存のデータベース(aCGH, Gene Expression, SNP アレイ)があり、これらをin silico に解析するなどしてlong nc RNAおよびmicroRNAについて解析を進めた。その結果、1)mTOR経路を標的とするmiR144が大腸癌の予後と関連すること。2) 大腸癌のゲノムクラスター上変異と発現変異とが相関する領域としてmiR17-92aが重要であることを改めて明らかにした。さらに3)大腸発癌関連遺伝子多型として8q24 (rs6983267)が知られるが、同多型直上において存在するlincRNA を同定し、同ncRNAの発現がMYCを介した大腸癌進展に寄与することを明らかにした。本助成により、臨床的に有用なマーカー候補であるnon coding RMAを同定し、また基礎的にも新たな発癌機構を明らかにしえた。