著者
加藤 一郎
出版者
文教大学
雑誌
文教大学教育学部紀要 (ISSN:03882144)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.72-87, 1999-12-20

La ortodoksa historio pri la Holokaŭsto asertis, ke la koncentrejoj de Auschwitz estis la centroj de la ekstermo de la judoj pere de 'gasaj ĉambroj', bazante sin ĉefe sur la postmilitaj atestoj kaj konfesoj. Aliflanke, la Holokaŭstaj revisionistoj kritikas tiun atestoj el la kemia kaj jura-medicina vidpunkto, bazante sin ĉefe sur la konstatoj de la lokoj de "crimoj" kaj materiaj pruvajoj. Frontante kontraŭ tiuj kritikoj de ili, J.C.Pressac (la france studanto) publikis studaĵojn, kiuj iamaniere akceptis iliajn metodo kaj samtempe klopodis defendi la bazan aserton de la ortodoksa historio pri la koncentrejoj de Auschwitz. Sed, en liaj studaĵoj troviĝas multaj eraroj kaj kontraŭdiroj.
著者
加藤 一郎
出版者
文教大学
雑誌
文教大学教育学部紀要 (ISSN:03882144)
巻号頁・発行日
vol.35, 2001

Pasis 12 jaroj de post la publikiĵo de la granda verko de J.C. Pressac "Auschwitz:Tekniko kaj Operacio de la Gasa ĉambro",kiu inkludas multajn dokumentojn kaj fotojn pri la proceso de la konstruado de la koncentrejoj de Auschwitz.Tiu ĉi restas kiel la centro de la disputoj inter la Holokaŭstaj ortodoksaj historiistoj kaj la Holokaŭstaj revizionistoj.\nJ.C.Pressac ne povis eltrovi la rektajn pruvojn,kiuj povus pruvi la ekziston de la "hommortiga gasa ĉambro", sed prezentis "la malrektajn pruvojn" kiel "la kriminalajn postsigonojn". Bazitante sin sur la lastatempaj studoj,mi klopodas rekonsideri pri " la kriminalaj postsignoj".
著者
加藤 一郎
出版者
文教大学
雑誌
文教大学教育学部紀要 (ISSN:03882144)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.95-107, 2004-12

En majo de 2002, F. Meyer, la eks-redaktoro de la germana revuo "Der\nSpiegel", publikis la artikolon "Die Zahl der Opfer von Auschwitz". En tiu c i artikolo li kritikis la vidpunktojn de la tradicia holocaŭsta historiografio pri la nombro de la viktimoj de la koncentrejo Auschwitz /Birkenau. Recenzinte la tiun ci artikolon, F. Piper, la direktoro de la historia departmento de la Auschwitz muzeo, kondamis lin kiel la revizioniston. Post ne longe, F. Meyer kontraukritikis la recenzion de F.Piper. En tiu ci diskuto, F. Meyer adoptis la revisionistajn metodojn kaj analizojn, dum F. Piper defendis la tradician holocaŭsta historiografion. Tiu ci diskuto klarigis la disfalon de la tradicia holocaŭsta historiografio.
著者
加藤 一郎
出版者
国立音楽大学
雑誌
音楽研究 : 大学院研究年報 (ISSN:02894807)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.1-16, 2011

初期ロマン派の時代に、ピアノ音楽の分野で独自の芸術的境地を打ち立てたフレデリック・ショパン(Frederick Chopin 1810〜49年)は、ピアノのペダリングにおいても新たな地平を切り開いた。本研究は、ショパンの《24の前奏曲》作品28-1, 2及び13の自筆譜を資料とし、彼のペダリングについて考察したものである。ピアノのペダルの基本的な用い方は、バスでペダルを踏み、非和声音の前でそれを上げる方法であり、ショパンも基本的にはこの方法に従った。しかし、彼は、個々の曲の音楽的内容に応じ、より多様な方法でペダルを用いていた。《24の前奏曲》作品28の第1番ハ長調は一定のモチーフの反復からなるが、ショパンは曲の頂点や再現部の前、或いはコーダでペダルを短縮し、響きを抑制していた。これは、主観的な表現を避け、古典的な形式感を尊重すると共に、この前奏曲集の後続の曲に音楽的な発展の可能性を残す内容となっている。こうした方法は、表現の抑制によって詩性の美学を浮かび上がらせるものと言える。また、同第2番イ短調には、ペダルの指示が一つしか記されておらず、それはコーダの前で響きを暈し、影を落とすような内容となっていた。この一つのペダルは、暗く、深いこの曲の詩的想念と結びつき、あたかも死の世界を暗示するような存在となっている。これに対し、この前奏曲集の中程に位置する第13番嬰ヘ長調は明るい響きを持ち、この曲の前半では、ペダルによってフレーズの頂点に充実した響きと色彩を与え、フレーズに呼吸を生み出していた。また、この曲の後半では、主旋律の上に付加された声部に対応してペダルが用いられており、倍音を増幅させるような効果を生み出していた。これらは、ショパンのペダリングとベル・カントとの関連を示すものである。ショパンのペダリングは、多彩な方法によって個々の作品の芸術的内容を鮮明に描き出し、この前奏曲集においては、曲集全体の構成とも関係していた。本研究では、こうした考察を経て様々な示唆を得ることが出来た。特に、第1番のペダルの短縮は、エキエル版やペータースの新批判版等の最新の原典版にも充分に反映されておらず、ペダリングによる響きの抑制という新たな概念を提示することになった。この点は、ピアノのペダリングを考える上で重要な問題となろう。また、第2番で一つだけ記されたペダルのシンボリックな意味や、第13番に見られたペダルのベル・カント的な表現効果など、有益な知見が得られた。ショパンのペダリングは彼が愛用したプレイエル・ピアノの軽く、透明な響きを源泉とするものであるが、本研究によって、新たな視点から、彼の芸術的思考の一端に光を与えることが出来た。
著者
沢村 信一 加藤 一郎 伊藤 恵利
出版者
[出版者不明]
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
no.96, pp.57-62, 2003-12 (Released:2011-03-05)

荒茶の微生物数を低減化させるために、4つの観点に注目して調査を実施したところ、以下の点が明らかとなった。1)生葉の洗浄によって、約50%の一般生菌数の減少が認められたが、効果的な除菌方法とは言えなかった。2)蒸熱時間を長くすることによって、荒茶の一般生菌数は減少したが、茶の品質に与える影響が大きく、適切な処理方法とは言えなかった。3)乾燥機における茶温の積算温度あるいは、最高温度と一般生菌数に比較的良い負の相関が得られたことから、乾燥機の適切な温度管理が重要であることが明らかとなった。4)製造日毎の二次汚染状況の調査において、一番茶・二番茶では、一般生菌数の多い工場があった。これは、製茶機械内部に茶葉が付着・蓄積し、そこで微生物が増殖するためと思われる。よって、日々の清掃を重視することによって、荒茶の一般生菌数が低減化することが明らかとなった。

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著者
加藤 一郎
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.7, no.12, pp.881-889, 1968-12-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
78
著者
菅野 重樹 田中 良治 大岡 俊夫 加藤 一郎
出版者
日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.4, no.4, pp.343-352, 1986-08-15 (Released:2010-08-25)
参考文献数
8
被引用文献数
6

人間は指と腕とを巧みに使い分け, 協調させることによって複雑な作業を可能にしている.そこで, ロボットが作業を行う際にも, 人間と同じように, その作業内容に応じて指と腕の特性を生かした指と腕の使い分けをし, 協調させて作業することが効果的であるといえる.本論文では, ロボットが行う作業として, その内容がロボットの指先における連続位置決め点の変化列として記述できる作業をとりあげ, この作業実行上でのロボットの指・腕協調制御の1手法を提案する.次に実際の作業例として, 鍵盤楽器の演奏をとりあげ, 楽譜から指・腕協調制御手法により自動的に指と腕の運動計画を決定する方法について述べる.このような協調を考慮した指・腕運動計画を決定するための評価量としては, ロボットの運動に関する物理量のうち, 時間に関する項を含まない位置 (角度) 変化量を採用した.評価関数は, 各指各関節の変化角, 手先姿勢変化量, 手先姿勢予想変化量, 手首位置移動量, 手首位置予想移動量の5種類の変化量により構成した。この評価関数において, 腕の姿勢変化よりも指の姿勢変化が多くなるように重み付けを行う.次に, 作業実行のためのロボットの行動計画内における指と腕の協調動作の設定方法であるが, ロボットの腕が作業中に単独で高速な動きとなることをさけ, 腕が動く必要がある場合には, 可能な限り指との協調動作となるような行動計画を選定するための評価関数を定めた.以上の方法を, 5本指 (14自由度) と腕 (7自由度) からなる多自由度人間形ロボットに鍵盤楽器演奏作業を行わせる場合に適用した.その結果, 人間の演奏に近いなめらかな指・腕協調動作を含む軌道を自動的に生成することができ, また実際に演奏を実現した.
著者
山口 仁一 高西 淳夫 加藤 一郎
出版者
日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.67-74, 1996-01-15 (Released:2010-08-10)
参考文献数
16
被引用文献数
2

As the first stage of biped walking adapting to an unknown uneven surface using an anthropomorphic biped walking robot, this paper introduces a special foot mechanism with shock absorbing material that stabilizes biped walking and acquires position information on the landing surface. The new foot has three functions: (1) a function to obtain information on the position relative to a landing surface; (2) a function to absorb the shock of the foot's landing; (3) a function to stabilize changes in the support leg. Two units of the foot mechanism were produced, a biped walking robot WL-12 RVI that had the foot mechanism installed inside it was developed, and a walking experiment with WL-12 RVI was performed. As a result, decreased vibration around the pitch axis, decreased torque demands on ankle actuators on the pitch axis, increased dynamic biped walking success probability, and acquired landing surface information was achieved.
著者
加藤 一郎 平賀 紘一 西条 寿夫 近藤 健男 武田 正利
出版者
富山医科薬科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2002

本研究の目的は中枢神経系を含む全身で非ケトーシス型高グリシン血症・脳症の原因蛋白質であるH蛋白質を欠損するマウスを作製し、高グリシン血症・脳症の成因や病態を明らかにすることにある。平成16年度の研究は以下の通りに順調に進行した。1.マウスのグリシン開裂酵素系H蛋白質遺伝子のエキソン1周囲に2か所のloxP部位を導入したキメラマウスを5匹得た。うち2匹が変異遺伝子のgerm-line transmissionを示した。2.上記マウスとCre Recombinase遺伝子導入マウスを交配して、loxP間のエキソン1を含むゲノムDNA領域を欠損したH蛋白質遺伝子ヘテロ欠損マウスを得た。3.抗H蛋白質ポリクローナル抗体を用いたウエスタンブロット解析では、ヘテロ欠損体でH蛋白質が50%に減少していることが確認された。4.次にホモ欠損マウスを得るためにH蛋白質遺伝子ヘテロ欠損マウス同士を交配し、その子孫のgenotypeをPCR法およびサザンプロット法で解析した。ホモ欠損マウスは全く得られなかった。ヘテロ欠損体では出生直後に体内出血・体幹異常を示す異常個体が散見された。5.さらに胎生14日目までさかのぼって胎児を遺伝子解析すると、野生型26:ヘテロ欠損33:ホモ欠損0であった。ヘテロ欠損体はメンデル則で予想される数より少ない傾向が見られた。本研究の結果、H蛋白質遺伝子ホモ欠損マウスは全く発生できないか、極めて早期に胎生致死となっていることが示唆され、本蛋白質がマウスの正常発生に必須であることが、はじめて明らかになった。今後H蛋白質が50%に減少しているヘテロ欠損マウスを用いて、H蛋白質がさまざまな臓器ストレスに対する耐性獲得に果たす役割の検討が可能になった。さらに薬剤誘導可能な、あるいは臓器特異的なCre Recombinase遺伝子発現マウスとの組み合わせにより、条件特異的なH蛋白質欠損マウスを作製し肝臓や脳、心臓などの主要臓器におけるH蛋白質の生体内機能を深く探求することができる。