著者
岡崎 貴世
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
no.122, pp.21-25, 2016 (Released:2017-04-28)
著者
水上 裕造 山口 優一
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
no.116, pp.23-32, 2013 (Released:2014-04-25)
著者
岡崎 貴世
出版者
日本茶業学会
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.2016, no.122, pp.21-25, 2016-12-31 (Released:2019-01-01)
参考文献数
11
著者
坂本 裕
出版者
Japanese Society of Tea Science and Technology
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1962, no.19, pp.115-117, 1962-11-15 (Released:2009-07-31)
参考文献数
2

サザンカおよびツバキのポリフェノールのクロマトグラムから考えて,茶葉のポリフェノールの特徴であるカテキン類のうち,共通に存在するのはl-エピカテキンおよび没食子酸のみであって,その他のカテキン類,特にエステル型の存在は認められない,さらにサザンカとッバキのポリフェノールの構成はきわめて似ているものの,茶葉のそれとはかなり異なっている。フラボ'ノイドはサザンカについてのみ同定を行なったが,茶葉とほぼ似た構成をもっていることが判明した。またカフェインは従来は茶のみに存在していて,'ツバキ,サザンカには存在しないように考えられていたが,今回の研究で両者ともにカフェインが存在することを確認した。
著者
原田 重雄 渡辺 明 三ツ井 稔
出版者
Japanese Society of Tea Science and Technology
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1961, no.17, pp.1-7, 1961-06-20 (Released:2010-02-05)
参考文献数
7

“Benifuji ” was developed by the-Breeding Laboratory of the Tea Division, Tokai-Kinki Agricultural Experiment Station, and the registration of this variety was made in 1960.Benifuji was selected from the cross Benihomare x C 19. The superior characters of this variety are good growth both in cuttings and in young age, high yield especially when young, good tolerance to cold, and superior qualities of black tea. It is adapted to the northern distrief of black tea production in Japan because of its tolerance to cold.
著者
後藤 哲久 堀江 秀樹 大関 由紀 増田 英昭 藁科 二郎
出版者
Japanese Society of Tea Science and Technology
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1994, no.80, pp.23-28, 1994-12-28 (Released:2009-07-31)
参考文献数
11
被引用文献数
9 8

市販緑茶7茶種87点を集め,その一般化学成分として全窒素,全遊離アミノ酸,タンニン,カフェイン,中性デタージェント繊維(NDF),アスコルビン酸,また,個別遊離アミノ酸としてアスパラギン酸,アスパラギン,グルタミン酸,グルタミン,セリン,アルギニン,テアニンの含有量を測定した。全窒素,全遊離アミノ酸含有量は,玉露,抹茶が煎茶等と比較して多く,タンニンは逆に煎茶が多かった。煎茶,釜いり製玉緑茶,むし製玉緑茶の3茶種の間では,今回測定した6種類の主要化学成分の含有量に有意差は見られなかった。番茶,ほうじ茶の全窒素含有量は下級煎茶に近いものであったが,NDFはほうじ茶において極端に多かった。アルギニン,テアニンの含有量は同一茶種のクラス間で差が大きく,全窒素,全遊離アミノ酸とともに品質の指標として用いうる可能性が示された。
著者
池田 奈実子
出版者
日本茶業技術協会(農林省茶業試験場内)
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1992, no.75, pp.13-17, 1992

1) クローズド・パネルによる煎茶の官能審査法について検討した。8品種の一番茶を試料として用いた。審査経験のほとんどない11名を含む野菜茶試職員及び依頼研究員14名をパネルとした。評価は,1人ずつ香気,滋味について10点満点で行ったが,パネル間の採点の平均,分布にばらつきがみられたので,順位づけを行って解析した。パネル14人のKENDALLの一致係数は,香気,滋味とも統計的に有意で,パネルの間には,共通の好みがあるといえた。審査経験のあるパネルの判定はよく一致した。この方法は,一般的な嗜好を調査する場合に有効な方法であると考えられた。<BR>2) 試験場一般公開日の参観者129人を対象として,新品種'めいりょく','おくゆたか',主要品種'やぶきた'の嗜好調査を行った。評価は順位法で行った。'やぶきた','おくゆたか','めいりょく'の順で好む人が最も多かったが,年齢により,嗜好に差がみられた。
著者
渕之上 康元
出版者
日本茶業技術協会(農林省茶業試験場内)
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1987, no.66, pp.15-39, 1987

1埼玉県茶業試験場で,品種園の中の100品種・系統(日本種,準中国種,準アッサム種など)を供試して,4年生時(1974)から14年生時(1984)までの11ヵ年間にわたって,圃場耐寒性を調査し,同時に冬季の気象条件などとの関係を調べたところ,耐寒性茶樹育種のための多くの知見を得ることができた。<BR>2調査方法の概要は下記のとおりである。<BR>(1)圃場耐寒性は,関東茶産地での主要な寒害(赤枯れと青枯れ)に対する抵抗性で,いずれも越冬圃場(毎年3月上旬に)での被害の程度を肉眼観察により1(軽微)~9(甚大)に判定区分した。<BR>(2)気象観測は,茶業試験場内の百葉箱によるもので,11月第3半旬~3月第1半旬の最低気温,降水量,降雪量,地温,凍結期間などである。<BR>3得られた成果の要約は下記のとおりである。<BR>(1)赤枯れ被害は,幼・成木期に関係なく何時でも発生がみられるが,青枯れ被害は,特異な異常気象年を除き幼木期程被害が大きい。<BR>(2)主要な32品種の11ヵ年のデータについて分散分析を行ったところ,両被害共年次間及び品種間に顕著な有意差を認めた。<BR>(3)赤枯れ被害でも年により被害程度に多少の差がみられるが,青枯れ被害は,茶樹の幼木期に生じやすいとはいえ,毎年発生するとは限らず,とくに成木園になってからは,異常気象年を除き,被害軽微の年が多かった。<BR>(4)被害度の反復力(遺伝力)を計算し,耐赤枯れ,青枯れ性の検定に適した年の有無について検索したところ,耐赤枯れ性では,一般に被害度が特異的でしかも品種の変動係数の小さい年を除いて,平均被害度が4.0~5.0程度で品種の変動係数の比較的高い年(平均0.3~0.4位)を選ぶこと,また,耐青枯れ性検定では,やはり異常気象を除き,幼木期を対象として適度の被害度(平均3.0~4.0位)と品種の変動係数の大きい年(0.6~0.8程度)をそれぞれ選んで,これを検定に適した年とするのが良いように思われた。<BR>(5)これを冬季気象条件との関係において検討したところ,耐赤枯れ性検定では,暖冬年や寒の戻り年などの特異な気象年を除き,冬期の日最低気温積算値が-320℃~-460℃位の当地方でも比較的寒冷な年で,しかも1976年のように前年の12月下旬から厳寒期にかけて半旬別平均最低気温がほぼ直線的に低下していた年が最も検定に適していた。また一方,耐青枯れ性検定では,やはり異常気象年を除き,茶樹の幼木期に相当した年次の中で,茶樹が吸水低下を来たすと言われている土壌凍結~地温3~4℃以下の継続日数の長い寒冷な年で,しかも無降水継続日数が50日以上にも達する年が適していた。<BR>(6)検定に適した年の被害度の分散分析の結果をもとに主要32品種の圃場耐寒性の階級分けを行い,耐赤枯れ性を強~弱の5群に,耐青枯れ性を強~甚弱の6群に群別した。<BR>(7)今後,気候遷移期の特徴といわれる異常気象年(冬季の)に対応できる品種育成の基礎資料を得る目的で,特異な気象条件下での品種の耐赤枯れ,青枯れ性の変動について,やや強以上の品種(検定に適した年のもとでの)について調べた。その結果,まず耐赤枯れ性では,寒の戻り年でも比較的その低下をみなかった品種にやまとみどり,たまみどり,こまかげ,さみどりなどが,また逆に著しく低下をみたものにおぐらみどりがみられた。また一方,耐青枯れ性についても同様に検討してみると,1984年の異常気象年でもこまかげ,さみどり,安化県種の3品種・系統のみは被害が極めて軽微(被害度1.0)で特異的であり,あさひ,さやまかおり,やまとみどりなども比較的耐青枯れ性の低下が少なかった。しかし,一方おぐらみどり.他数品種に著しく耐青枯れ性の低下するものを認めた。なお,検定に適した年に平均的被害度が4.0であったやぶきたが異常気象年に8.0まで低下していたことは注目された。<BR>(8)赤枯れ,青枯れ被害と一番茶収量との相関関係は,赤枯れでは被害の著しい年にのみ負の相関関係を認めたが,一方,青枯れでは被害のあったすべての年で負の相関関係が認められた。<BR>(9)最終的に,特異な気象条件下での各品種の変動も含めて,わが国主要46品種の耐寒性の階級分けを6~7段階に行った。そしてこれによれば,まず耐赤枯れ性では日本種が強~弱,準中国種がやや強~やや弱,準アッサム種がやや強~甚弱に,また一方,耐青枯れ性では日本種と準中国種が甚強~甚弱,準アッサム種がやや強~甚弱にそれぞれ変異していた。<BR>なお,これを個々の品種でみれば,とくにこまかげ,さみどり,さやまかおり,あさひ,やまとみどりの5品種が耐赤枯れ,青枯れ性共に他の品種よりも上位にランク付けされており,将来の超耐寒性品種育成のための素材として注目された。
著者
クラーク ジェイムズ・エイチ ネイラー ジャネット・エム バンクス ジョン・エヌ スキュウーダモア キース・エイ 伊藤 陽子 向井 俊博 堀江 秀樹 後藤 哲久
出版者
日本茶業技術協会(農林省茶業試験場内)
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1994, no.79, pp.31-36, 1994
被引用文献数
1

10種の茶試料と1つの生葉の菌類を,3種類の培地を用いた希釈平板法で調べた。生葉からもっとも多くの菌類が検出された。その主なものはCladosporium cladosporioidesとピンク色のコロニーを作る酵母であった。10種の茶試料中7点の試料からは,5×10<sup>2</sup>cfu/g以下の菌しか検出されなかった。紅茶3点はいずれもこの7点の中にあった。後発酵茶である碁石茶からは1.5×10<sup>3</sup>cfu/gの菌が検出され,すべて1種類の酵母であった。中国産のプーアル茶1点から4.1×10<sup>3</sup>cfu/gの菌が検出されその主なものはアスペルギルス属のAspergillus versicolorとA. sydowiiであった。今回分離された菌のうち,A. sydowiiはいずれもステリグマトシスチンを産生しなかった。また,A. versicolorのうちの一株は,穀類の培地上にステリグマトシスチンを産生したが,緑茶や緑茶に10%穀類を添加した培地では,ステリグマトシスチンの産生はみられなかった。
著者
森田 明雄 一家 崇志 國弘 彩 鈴木 利和 大石 哲也 小林 栄人 中村 順行
出版者
日本茶業技術協会
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
no.111, pp.63-72, 2011-06

日本で栽培されている4つの白葉茶('星野緑,きら香'の2品種と'諸子沢,やまぶき'の2系統)の一番茶新芽の葉色値,遊離アミノ酸,カテキン類,カフェイン,有機酸および無機元素含量を,緑葉品種である'やぶきた'と比較した。その結果,葉色値は'やぶきた.の32.7に対して,白葉茶が0.6~8.1と非常に低い値を示した。遊離アミノ酸含量は,4つの白葉茶とも'やぶきた'に比べ1.8倍以上と高い値を示した。カテキン類含量は,'諸子沢,星野緑,きら香'が'やぶきた'の約3/4と低かったが,'やまぶき'はほぼ同程度であった。その他の成分では,シュウ酸とクエン酸,硝酸イオン,アルミニウム,カリウム,カルシウム,マグネシウム並びにマンガンの含量がいずれの白葉茶においても'やぶきた'より高い値を示した。これらのことから,供試した4つの白葉茶品種・系統は'やぶきた' と比べて,非常に高い遊離アミノ酸含量を有する特性を持つことが明らかとなった。また,いくつかの有機酸,無機元素含量が高いなど特異な化学成分組成を有している可能性が示唆された。
著者
松山 康甫 岡村 克郎
出版者
日本茶業技術協会(農林省茶業試験場内)
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1984, no.59, pp.28-40, 1984
被引用文献数
1

南九州畑作地帯における平坦地茶園の機械化栽培技術体系を確立するため,荒茶工場の標準的規模とみられる20haの茶園を対象に,履帯形の茶園専用作業機(摘採機,防除機,施肥中耕機等)を中心に共同作業を行うこととして試験した。<BR>集団規模の20haは1戸平均2.5haの茶園を持つ農家8戸で構成するものとして想定し,その中の1戸当りについて目標とする技術水準を検討した。<BR>そこで,1戸の家族労働力を男女2名とし,年間に労働する日は,日曜・祝日を除いた日で作業時間を8時間/日と設定した。<BR>目標とする技術水準のなかの,成園時1ha当り労働時間を609時間とし,さらに試験を行ったところ次の結果を得た。<BR>(1) 乗用履帯作業機を基幹として各作業を行った結果,強い晩霜害によって摘採計画の変更を行った年もあったものの,いずれも適期内に実施できた。<BR>(2) 体系化における各作業精度は,個別試験時と変わらなかった。従って,当機械化栽培体系で実施した場合,現行技術より作業精度は低下せず,むしろ部分的に向上するものが認められた。<BR>(3) 体系化における総合労働時間は,第1年目が1973時間(樹令8年生45a,6年生100a,4年生105a,計250a),第2年目が1596時間,第3年目が1420時間,第4年目が1407時間で,第3年目以降はha当り約565時間となり,成園時の目標時間である609時間の93%となった。また,その実ほ場作業率は80~87%であった。<BR>このように,総合労働時間が少なくなったのは,茶園の成園化に伴い,雑草の発生が減少したことが主な要因である。<BR>次に,総合機械利用時間は,第2年目以降471~472時間であり,1ha当り約180時間となって成園時の目標時間235時間の77%となった。また,その実ほ場作業率は77~80%であった。<BR>なお,1ha当り労働時間は被覆の有無によって差が大きく,特に被覆巻取り作業に要する時間が摘採作業の約2倍に相当する200時間と大きかった。<BR>(4) 作業体系と労働配分の関係は,2.5haを基幹労働力2人のみでほぼ全作業ができたが,一番茶は4月末から5月初めの連休と重なるので,この時期のみは日曜・祝日に作業を要し,他に時間外労働を一部に要するのみであった。また,雇用労働については,第1年目の被覆巻取り作業に93時間,第3年目には台風が接近し,被覆してあった寒冷しゃが吹き飛び,これを補正するのに12時間を要した。<BR>以上の結果を総合すると晩霜害の強い年があったにもかかわらず,第2年目以降の労働配分とその労働投入はスムーズに行われた。また,作業精度,総合労働時間等については,目標値を上回り1ha当り労働時間は550~560時間となった。更に,この外の想定した経営目標値をすべて達成でき,乗用履帯作業機を中心とした作業体系を確立することができた。<BR>本研究は,鹿児島県茶業試験場において1974年1月から4年間にわたり,農林水産省総合助成試験事業実用化技術組立試験として実施した。<BR>この研究に対し,終始適切な指導助言を賜った元農林水産省茶試企画連絡室長,杉井四郎氏,同茶試枕崎支場長前原三利氏,推進委員の方々,鹿児島県農試企画経営部,同農試大隅支場農機研究室の方々に対し,ここに謹んで感謝の意を表する。<BR>また,この報告のとりまとめに懇篤なる援助と協力をいただいた,当場環境研究室長藤島哲男氏,鹿児島県農業改良専門技術員原之園親男氏に心から感謝する。なお,本研究中,終始助言指導を賜った当場職員で構成された推進グループおよび加工研究室の方々に謝意を表するとともに,基幹労働力として協力された中木原末孝氏,福田サチ氏に厚く御礼申し上げる。
著者
岡田 文雄
出版者
Japanese Society of Tea Science and Technology
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1978, no.48, pp.52-56, 1978-09-30 (Released:2009-07-31)
参考文献数
12
被引用文献数
1

カテキンの植物体への吸収作用とその生体内でのウイルスに対する阻害作用を検討した。(-)ECgと(-)EGCgの1000ppmと2000ppmの溶液を断根処理したN. glutinosaに吸収させてTMVを接種すると,TMVの病斑形成は阻害された。その結果を全体的に比較すると,1000ppmの(-)ECgが92%,(-)EGCgが99%,また,2000ppmでは(-)ECgが90%,(-)EGCgが99%の阻害率を示した。4種のカテキンそれぞれをタバコKy-57の根から24時間吸収させると,1000ppmでは変化を生じないが,同一濃度でも混合液で吸わせるとタバコの葉に葉脈の褐変と,赤い斑点をつくった。また2000ppmになると葉は外巻き症状を呈した。タバコKy-57に(-)ECgと(-)EGCgをそれぞれ7日間吸収させて,ポリフェノール成分の変化をペーパークロマトグラフィーで調査した。その結果,対照区に比べ(-)ECg区に3個,また(-)EGCg区に2個の未知のスポットが増加し,ポリフェノール物質であることが確認された。これらのことからカテキンは生体内へ吸収されることが明らかとなった。
著者
野村 幸子 物部 真奈美 松尾 喜義
出版者
日本茶業学会
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.2016, no.121, pp.23-35, 2016-06-30 (Released:2018-07-01)
参考文献数
15

「日本食品標準成分表」等のデータベースを用いて,茶と野菜の成分値を比較した結果,抹茶や玉露,煎茶を丸ごと食べることによって,ビタミンAやビタミンEの不足を補うことができる可能性が示唆された。しかし,茶を食す場合でも過剰に摂取することは禁物で,1人前1食分の上限を数グラムとし,香りや味,色合いなどを楽しむことに重点を置いて使用量を設定することが重要であると思われる。
著者
堀江 秀樹 山本(前田) 万里 氏原 ともみ 木幡 勝則
出版者
Japanese Society of Tea Science and Technology
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.94, pp.60-64, 2002-12-31 (Released:2009-07-31)
参考文献数
9
被引用文献数
14 12

緑茶のカテキン類,ストリクチニン,カフェインを分析するための抽出法について検討した。2%リン酸水溶液で茶粉末を分散後,エタノールを等量添加して抽出する方法により最も高い抽出率が得られた。
著者
物部 真奈美 江間 かおり 徳田 佳子 山本(前田) 万里
出版者
日本茶業学会
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.113, pp.113_71-113_76, 2012-06-30 (Released:2015-10-30)
参考文献数
11
被引用文献数
1

Catechins, one of the main components in green tea extract, have antioxidative activity and immunomodulating activities, and play an important role in reducing the risk of disease. The most abundant catechins in a green tea extract are epigallocatechin gallate (EGCG) and epigallocatechin (EGC), and the EGCG/EGC ratio in a green tea extract was affected by the extraction temperature. We found that the cold water extract or the catechin mixture with a high EGC ratio induced greater immunoglobulin A (IgA) production by murine Peyer's patch (PP) cells. Here, we investigated the effect of cold water extract of green tea on salivaly sIgA levels in habitual green tea (hot water extract) drinker.
著者
水野 卓 金兵 忠雄
出版者
Japanese Society of Tea Science and Technology
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1964, no.21, pp.77-85, 1964-01-25 (Released:2009-07-31)
参考文献数
9

The leaf-starch was isolated as the form of iodine-starch complex from tea extracted with hot 30% calcium chloride solution, the yield of purified starch being ca. 1 % (45.8g. starch' from 4.5kg. of fresh leaf).Amylose, amylopectin and their middle fraction in tea leaf-starch were then fractionated principally by Schoch's method using n-butanolwater (1 : 7 by volume).The peaks of visible absorption spectra, Xln ol, of their iodine-potassium iodide solution were 600 mlt in leaf-starch, 620 mit in amylose, 551 m, a in amylopectin, and 605 ma in middle fraction respectivly.Moreover, the relations of the concentration of their solution to the optical density (E) at λmax HCLO4 were investigated to make clear the fundamental items about the fractional quantitative analysis of amylose, amylopectin and middle fraction in the tea leaf-starch.The following relationships were obtained. Starch (mg.)=0.0973 E-0.0012 Amylose (mg.)=0.0597 E-0.0005 Amylopectin (mg.)=0.4527 E-0.0044 Middle fraction (mg.)=0.1452 E-0.0030The quantitative determination of starch in the tea leaves, and the fractional determinations of amylose, amylopectin and middle fraction of the tea leaf-starch have been developed, the main procedure being as follows:
著者
物部 真奈美 池田 麻衣 江間 かおり 徳田 佳子 山本(前田) 万里
出版者
日本茶業学会
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.114, pp.114_29-114_36, 2012-12-31 (Released:2015-10-30)
参考文献数
10

緑茶冷水(4℃)浸出液を飲用することによる粘膜免疫系の活性効果は,マクロファージの活性上昇と正の相関が認められている。そこで,本報では,マクロファージ様細胞の貪食能を指標に,緑茶冷水浸出液による自然免疫系の活性化について,茶期及び品種による違いを調べた。その結果,緑茶冷水浸出液のEGC/EGCGが約2を超えていることが必要条件であり,かつEGC量が十分量含まれていれば,茶品種・年度に関わらず活性を得られることが示唆された。さらに,茶期が進むに従いカテキン含量が上昇するため,茶期の進んだ茶葉を利用すると効率良く成分を得ることが可能である。また,品種によっても茶葉中EGC含量に違いがあり,本報告の環境条件下で調べた茶品種の中では「ゆたかみどり」が全ての茶期でEGC含量比が高く,効率良く高EGC浸出液を得られる品種であった。
著者
山西 貞 内田 温子 川島 洋子 藤波 大和 宮本 眞紀子
出版者
Japanese Society of Tea Science and Technology
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.1974, no.41, pp.48-53, 1974-06-20 (Released:2009-07-31)
参考文献数
7
被引用文献数
1

さやまみどりの煎茶製造には萎凋操作を加えて,独特の芳香を発揚することが行なわれている。この現象とさやまみどりの特殊香気の本質について研究し,次のことが明らかとなった。1)さやまみどりはやぶきたに比べ,リナロール,α-テルピネオ~ル等のモノテルペンアルコールは少ないが,甘い花香を有するネロリドールが著しく多い。2)さやまみどりには木のにおいをもつ1種の未知物質が存在するが,萎凋によりこれはエステル(菊またはセリ様の香)に変わる。3)インドールはさやまみどりに多く,これが多すぎると不快なにおいになる。萎凋により,インドールは減少する傾向があり,この処理により香りのバランスが好ましいものになると考えられる。4)酸の中,不快臭であるカプロン酸は萎凋によって著しく減少し,好ましい香りのエステルに変わる。