著者
古勝隆一著
出版者
法藏館
巻号頁・発行日
2022

4 0 0 0 香纓考

著者
古勝 隆一
出版者
日本香文化学会
雑誌
香文化録 = Fragrance culture review (ISSN:24241008)
巻号頁・発行日
no.5, pp.2-12, 2020-05
著者
青田 寿美 永崎 研宣 白須 裕之 古勝 隆一
出版者
国文学研究資料館
雑誌
挑戦的研究(開拓)
巻号頁・発行日
2018-06-29

NIJL「蔵書印データベース」は、4万件を超えるレコード数量を有し、31項目からなるコンテンツを活用するための多様な検索機能を兼ね備え、国内外に類例をみない印影データベースとして高い評価と利用実績をあげてきた。本研究では、個別レコードの情報整備と新たな項目の追増等を行うことで印影検索機能の拡充を実現する他、篆書体学習者向けの「篆字部首・画像検索システム」を構築することにより、ユーザの高次利用に応え篆字読解力をも助長するデータベースの新展開を目指す。また、「篆字データセット」を公開することにより、次世代へ受け渡す知識ベースの開拓へと繋げる。
著者
古勝 隆一
出版者
京都大學人文科學研究所
雑誌
東方学報 (ISSN:03042448)
巻号頁・発行日
vol.85, pp.213-241, 2010-03

The Suishu Jingji zhi and the Shitong are known as the most important and influential writings of historiography in the Sui-Tang period. Many genres of books on history appeared in medieval China, and we could say that Suishu Jinji-zhi and Shitong finally overviewed the total historical writings of pre-Sui period. Although two of them dealt with historical writings, their attitudes toward such writing were quite different. In this article, I would like to make clear that the Suishu Jingji-zhi paid much attention to pursuing the cultural origins of genres, on contrast the main concern of Liu Zhiji 劉知幾 in the Shitong was how to utilize the wide variety of genres in order to write his ideal official history.
著者
古勝隆一著
出版者
研文出版
巻号頁・発行日
2006
著者
古勝 隆一
出版者
京都大學人文科學研究所
雑誌
東方學報 (ISSN:03042448)
巻号頁・発行日
vol.85, pp.213-241, 2010-03-25

The Suishu Jingji zhi and the Shitong are known as the most important and influential writings of historiography in the Sui-Tang period. Many genres of books on history appeared in medieval China, and we could say that Suishu Jinji-zhi and Shitong finally overviewed the total historical writings of pre-Sui period. Although two of them dealt with historical writings, their attitudes toward such writing were quite different. In this article, I would like to make clear that the Suishu Jingji-zhi paid much attention to pursuing the cultural origins of genres, on contrast the main concern of Liu Zhiji 劉知幾 in the Shitong was how to utilize the wide variety of genres in order to write his ideal official history.
著者
冨谷 至 矢木 毅 岩井 茂樹 赤松 明彦 古勝 隆一 伊藤 孝夫 藤田 弘夫
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2002

「東アジアの法と社会」という研究題目の下、4年間に渡って続けてきた我々の共同研究の成果として、以下の成果を報告する。第一は、国内国外で二度にわたって国際シンポジウムをおこない、東アジアにおける空間的、時間的座標のうえに死刑・死罪を考え、各時代、各地域の相違が浮き彫りにされたことである。その適用理念は、応報にあるのではなく、一に予防と威嚇にあることである。それは今日の中国の死刑に実態をみれば、罪と罰が均衡をかくこと、死刑廃止の議論が希薄であることからもわかる。各担当者の課題を深めて論文にした当研究の成果報告『東アジアにおける死刑』(科学研究費成果報告:冨谷篇)において、かかる東アジアの死刑の歴史的背景、本質が明らかにされている。報告書には、スウェーデンのシンポジウムには、参加できなかった藤田弘夫、岩井茂樹、周東平の各論考の収録し、社会学の視座からの死刑問題の考察、現代中国の死刑制度をテーマとする。さらに報告書は、さきの平成15年のセミナーの報告も加えたもので、英語でなされたセミナーの報告は、英文で、その後の主として日本側の研究分担者、および周東平論文は日本語で掲載している。なお、本研究のさらなる成果として、京都大学学術出版会から、平成19年に『東アジアにおける死刑』(仮題)を出版する予定である。我々の研究成果が今日の日本の死刑問題を考える上で、寄与できるのではないかと自負している。
著者
勝村 哲也 古勝 隆一 木島 史雄 金文 京 松原 孝俊 矢木 毅 小林 博行
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1998

朝鮮渡来漢籍の調査を行うのが目的であるが、今回は特に対島の宗家が所蔵し、厳原の長崎県立対島民族資料館に寄托されている漢籍と朝鮮版漢籍の調査をおこなった。その結果これらの典籍は、17世紀の中葉約50年間の間に渡来したものであり、ことにこの時期に朝鮮で出版された漢籍が集中的かつ良好に保存されている、極めてめずらしいケースであることが判明した。続いて建仁寺の両足院に保存されている対島府中の以酊庵(いていあん)関係文書(朝鮮との外交文書)・地図と南禅寺金地院文書(以酊庵に輪番として派遣された五山僧の記録)の全貌を把え、全文書を撮影した。これは研究者にとって極めて貴重な基礎資料となるものである。続いてカリフォルニア大学バークレイ校の東アジア図書館で調査し、旧三井文庫(新町三井)等わが国から当地に流出した資料約3000点を見出した。折りよく在外研究にめぐまれた九州大学の松原孝俊教授に紹介し、同教授によって調査が進められている。その結果も本研究に反映しうる。次にこうした資料をウェブによって公開利用に供するためのシステムを開発した。現在島根県立大学で試験的に運用しているウェブ・リトリーバル・システムがそれであって、このシステムによって、内外の諸機関のデータベースと相互に検索を行い、ウェブ上で検討に付することが可能になった。これも研究による大きな成果である。そのURLは以下である。http://ekanji.u-shimane.ac.jp/webusers/jsp/xmlweb/databases.jsphttp://nohara.u-shimane.ac.jp/dicl 204/dic-index.html