著者
岡本 健
出版者
日本情報経営学会
雑誌
日本情報経営学会誌 (ISSN:18822614)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.59-71, 2012-05

This paper present how to manage Tourism Resource (TR) in Tourist Leading Contents Tourism (TLCT). This research adopts analysis of two cases of Anime Pilgrimage, in particular, dealing with Town Washimiya as Sacred Place for “Lucky ☆ Star” and Town Toyosato as Sacred Place for "K-ON!". As a result, Area Expansion Model (AEM) and Area Concentration Model (ACM) as TR in TLCT are proposed.
著者
岡本 健
出版者
北海道大学観光学高等研究センター = Center for Advanced Tourism Studies, Hokkaido University
雑誌
CATS 叢書 (ISSN:21853150)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.139-176, 2012-03-31

観光資源としてのコンテンツを考える : 情報社会における旅行行動の諸相から = Current Issues in Contents Tourism : Aspects of Tourism in an Information-Based Society
著者
岡本 健
出版者
北海道大学観光学高等研究センター = Center for Advanced Tourism Studies, Hokkaido University
雑誌
観光創造研究
巻号頁・発行日
vol.2, pp.1-13, 2008-07-14
被引用文献数
2

本報告の目的は、アニメ聖地巡礼者の行動や態度を把握する方法として、アニメ聖地巡礼ノート分析を提案し、その有効性と課題を抽出し、報告することである。具体的には、埼玉県鷲宮町にある大酉茶屋に設置されたアニメ聖地巡礼ノートを分析の対象とし、その有効性と課題を抽出した。埼玉県鷲宮町は、アニメーション作品「らき☆すた」によってアニメ聖地として価値付けをされ、鷲宮神社を中心にアニメ聖地巡礼が活発におこなわれるようになった地域である。大酉茶屋は、鷲宮神社に隣接する飲食店兼休憩所であり、アニメ聖地巡礼者が多く訪れる場所である。This paper has two purposes. One is to discuss about a method for investigation of pilgrims' behavior in "Sacred Place for Anime Fans". Another is to report the result of analyzing thepilgrimage note written by Anime Fans who visited Washimiya-cho in Saitama Pref. (This place is one of the most popular Sacred Places for Anime Fans in Japan). This report also suggests that "Pilgrimage Note Analysis" could be considered as the analytical method for understanding pilgrims' behavior, and indicates validity of this method.
著者
岡本 健
出版者
関西学院大学社会学研究科
雑誌
KG/GP社会学批評 別冊: 共同研究成果論集 / 山北輝裕・谷村要・稲津秀樹・吹上裕樹(編) pp.77-95
巻号頁・発行日
2011-02

本論文では,情報社会において旅行者と他者とのつながりがどのように創出されるのかということについて,ネット上のコミュニティオブインタレストと地域社会の地域コミュニティの出会いの場を形成しているアニメ聖地巡礼を事例として議論する.アニメ聖地巡礼は,アニメの背景に描かれた場所を聖地としてそこを訪ねる行為であるが,実際の地域に足を運ぶことから,地域住民と関係性を構築し,地域振興に展開する場合がある.本論文では,そのような展開が見られた埼玉県北葛飾郡鷲宮町を事例とする.特に,鷲宮町で催行される土師祭で「らき☆すた神輿」が登場したことに着目し,その発案や実施の経緯,担ぎ手への聞き取り調査や質問紙調査の結果を分析する.その結果,情報空間,現実空間の双方で多様なコミュニケーションがなされ,つながりが創出されていることが明らかになった.無論,このつながりは自動的に出来上がったわけでは無く,地域側が様々な形でファンの価値観を認めていることを発信し,ファンもそれに応えた結果であった.これは,ファン同士が現実空間で集まる「オフ会」とは異なる性質を持つ.特定の地域に身体的に赴く,という観光の機能によって,地域コミュニティの成員とのつながりが形成され,社会関係資本化している.いわば,つながるはずの無かった人々同士のつながりの形成であり,新たなコミュニティのあり方を提案した実践であると言えよう.
著者
村田 健介 岡本 健 池上 さや 川崎 喬彬 唐津 進輔 近藤 豊 松田 繁 田中 裕
出版者
日本救急医学会関東地方会
雑誌
日本救急医学会関東地方会雑誌 (ISSN:0287301X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.307-309, 2020-03-31 (Released:2020-03-31)
参考文献数
5

家庭常備薬の「正露丸」を200錠内服し, 木クレオソート中毒に至った1例を経験した。症例は67歳の女性で, 原因不明の意識障害で当院に救急搬送された。意識レベルはGlasgow Coma Scale E3V1M4であり, 気管挿管し入院とした。CTや血液生化学検査で明らかな意識障害の原因は断定できなかった。第2病日に意識が改善し, 入院前日に下痢症状に対して正露丸を200錠内服したことが判明した。第5病日をピークとした軽度の肝逸脱酵素の上昇が出現したが改善し, 第6病日に精神科に転科となった。正露丸は日本において家庭常備薬の下痢止めとして長年親しまれている薬である。その主成分は木クレオソートであり, 大量内服症例では木クレオソートに含まれる少量のフェノールによる嘔吐や血圧低下, 意識障害, 遅発性肝障害等の症状が出ることがあり注意が必要である。
著者
坂田 圧巳 松本 真治 山内 正明 岡本 健
出版者
北海道大学観光学高等研究センター、鷲宮町商工会 = Center for Advanced Tourism Studies, Hokkaido University, Washimiya Town Commerce and Industry Association
雑誌
CATS 叢書 (ISSN:03855961)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.30-55, 2010-03-20

次世代まちおこしとツーリズム : 鷲宮町・幸手市に見る商店街振興の未来 = Community Development and Tourism for the Next Generation
著者
岡本 健
巻号頁・発行日
2010-02-21

観光交流講演会 ~これからの豊郷町の可能性について~. 平成22年2月21日. 豊郷小学校旧校舎群(酬徳記念館)、滋賀県犬上郡豊郷町.
著者
岡本 健
巻号頁・発行日
2012-12-15

コンテンツ文化史学会 2012年大会 シンポジウム「記憶と場所」. 2012年12月15日. 明治大学.