著者
足澤憲 澤本潤 杉野栄二 瀬川典久
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集, 2011-03-02
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.211-213, 2011
被引用文献数
1

本研究ではメール入力時の日本語入力システムとして携帯電話で取得した情報から予測単語リストの優先順位を変更するシステムを提案する.携帯電話で取得できるデータとして時間や場所などがあり,例えば「お」と入力すると,朝なら「おはよう」が,夜なら「おやすみ」が上位になるように予測候補の順番を変える.また,メール相手との上下関係や接点などをアドレス帳から調べ,口調や年齢に合わせた単語を上位に表示したり,今お互いがいる場所からよく入力される単語を調べて,優先順位に反映する.このようにTPO(時間・場所・場合)にあわせて優先順位を変更することで効率的な単語選択を可能とし,全体的な入力速度の高速化を実現する.
著者
柏木貴紀 澤本潤 杉野栄二 瀬川典久
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.387-389, 2011-03-02

近年,YouTubeやニコニコ動画といったサイトを筆頭に,情報をやりとりする媒体として動画(映像)を使用する例が増えている.これに伴い,サーバへの負荷やネットワークトラフィックの増加といった問題が増々深刻になってくると考えられる.この問題を解決するため,昨今のエンド端末の高性能化に伴い注目されているPeer to Peerネットワーク技術を用いて,ネットワークの負荷分散・全体の利用効率を向上させる事を目的とした動画配信システムを提案する.
著者
瀬川 典久 澤本 潤 矢澤 正人 美濃 英俊 花田 隆貴
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ASN, 知的環境とセンサネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.166, pp.185-188, 2014-07-23

低電力、長距離通信が可能な狭帯域スペクトラム拡散通信mad-ssを開発し、運用を行っている。狭帯域スペクトラム拡散通信MAD-SS技術を利用したセンサネットワーク用モジュールMAD-SSシールドを活用して、さまざまなセンサネットワークを構築している。本公演では、MAD-SSシールドの説明、実用システム、および成層圏気球に搭載した実験について報告する。
著者
杉山 暢彦 澤本 潤 杉野 栄二 瀬川 典久
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.11, pp.1-6, 2014-07-28

論文サーベイは研究活動において、動向調査や新規性の確認をするための非常に重要な過程の一つである。近年では、Google Scholar や Cinii などといった論文検索サービスによって簡単に論文を探して取得できるようになった。しかし、論文検索は目的に沿った論文を探すために、より深くページを辿り、多くのキーワードを使う必要がある。そのため論文検索は、少数の優良なページを探したら活動を終了できる通常の検索活動とは大きく異なる特徴を持つ。そこで、本研究では他者の検索結果を利用する事で論文検索活動を容易にするシステムを提案・実装した。本システムは論文検索機能に加えて、キーワードに関する論文グループを提示し、グループ内で利用されるキーワードを提示する機能を持つ。これにより、論文検索における手間の軽減を狙う。In research activities, paper survey is one of the process very important for checking the novelty trends and research. In recent years, it has become possible to find and fetch the paper simply by article search services such as Cinii and Google Scholar. However, in order to find the paper in line with the objective, it is necessary to follow a deeper page, use many keywords paper search. Search paper is characterized by very different from the normal course of search that can terminate the activity if you looking for a good few pages for that. Therefore, we propose and implement a system that facilitates the search paper activities by making use of the results of others in this study. In addition to the article search function, the system has the ability to present a paper on the keyword group presents a keyword that is used within the group. As a result, I aim to reduce the time and effort in the paper search.
著者
岩松 伸幸 瀬川 典久 杉野 栄二 澤本 潤
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.58, pp.1-6, 2007-06-06

インターネットショッピングやオンラインストアが社会に浸透し、商品購買活動において益々重要になってきている。それに伴い、売り上げの向上を目的とする「情報推薦」への注目が高まっている。本稿では対話型商取引と電子商取引(e コマース)には基本的な違いがあると考える。対話型商取引では店員が顧客の要求に合う商品を推薦できたが、電子用取引においては課題である。本稿では、高専門性・高嗜好商品における電子商取引において顧客の要求する商品を的確に推薦するシステムを提案する。An Internet shopping and an online store permeate society and become more and more important in merchandise purchasing activity. And, attention to "information recommendation" for the purpose of improvement of sales activities is rising. In this paper, we consider that there is basic difference in interactive transaction and electronic commerce (e-commerce). A salesclerk was able to recommend merchandise in accordance with customer needs by an interactive transaction, but it is a problem in electrons commerce. In this paper, we propose a system to precisely recommend the merchandise information of high specialty and high taste merchandise in electronic commerce.
著者
瀬川 典久 村山 優子 権藤広海 山根 信二 宮崎 正俊
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.815-824, 2002-03-15

WWW(World Wide Web)上で動作するコミュニケーションシステムの1つである電子掲示板システムは様々なシステムに搭載され幅広い人たちに利用されている.これらのシステムの多くは,文字情報の交換を基本としている.そのため,情報の受け手と送り手とであらかじめ使用する文字コードについて合意する必要があり,さらに,図などを用いることができない.本研究では,文字コードによらないエンターテイメントコミュニケーションのための手書き伝言板システム「戸口伝言板」をWWW上に実装した.戸口伝言板とは,学生寮などで個人の部屋の扉に設置した伝言板のことである.実装したプロトタイプシステムでは,ユーザがマウスなどを用いて手書きでメッセージを作成する.このようなシステムでは自由で活発なコミュニケーションのために匿名性が必要となる.従来の電子掲示板のメッセージは,利用者自身が明らかにしない場合,匿名性が保証される.戸口伝言板では,利用者が手書きのメッセージを伝言板に残すため,筆跡から書き手を特定される恐れがある.本論文では,戸口伝言板のような手書きのメディアにおけるメッセージの匿名化について報告する.筆跡から書き手を特定できないようにするためには,書き手の筆跡の癖をその筆跡から取り除くことが必要であるが,同時に筆跡を取り除いた後のメッセージは読める形でなければならない.本論文では,筆跡における匿名化アルゴリズムを提案し,実装した.ユーザによる利用実験により匿名化アルゴリズムの評価を行い,その有効性を確認した.
著者
中村 嘉志 瀬川 典久 丸山 一貴
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.407-416, 2016-10-15

学術会議において参加者にインターネット接続サービスを提供することは必須の要件となりつつある.しかし中小規模の会議の運営は,人的および資金的に余裕があるとは言えないため,ネットワークインフラストラクチャの設計と敷設,運用,撤去をネットワーク技術者という観点においてアマチュアである運営委員が行わなければならないことがしばしばである.しかしそれを実践することは必ずしも容易ではない.本稿は,参加者数200人規模,接続機器数400台規模で,ホテルなど一般の宿泊施設を利用して2泊3日の合宿形式で毎年一回開催されるIT系学術ワークショップ,通称WISSでの5年間の運用経験を基に,会議用の一時的なネットワークインフラストラクチャの構築と運用がなぜ容易ではないのかの背景と理由を学術会議運営の側面から示し,問題点を明らかにした上でその解決法の1つとしてソフトウェアルータを用いた方法論と実践結果について述べる.
著者
足澤 憲 澤本 潤 杉野 栄二 瀬川 典久
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム = IEICE technical report. LOIS, Life intelligence and office information systems (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.470, pp.115-120, 2012-03-01
参考文献数
6

携帯電話はもともと移動中に通話ができるように開発されたものであるが,現在は通話機能よりもメール機能のほうがより多く使われており,それに伴い日本語入力システムの重要性が高まった.本研究の目的は,携帯端末から取得した位置情報から,現在地で良く入力される文字を変換候補・予測変換候補の上位に表示させ,入力効率を向上させることである.また,膨大な位置情報と入力単語の関係性のデータを効率良く管理し,読み込む辞書を絞ることで,読み込むデータの肥大化を防止する.
著者
矢澤 正人 青井 俊樹 坂庭 浩之 安江 悠真 高橋 広和 西 千秋 瀬川 典久 時田 賢一
出版者
日本霊長類学会
雑誌
霊長類研究 Supplement
巻号頁・発行日
vol.29, 2013

1:動物には個体ごとの形態的な特徴が顕著な種とそうでない種がある.ヒトの個体ごとの形態的特徴は多くの哺乳類の中でもばらつきが大きく,他に例を見ないほど多くの装着物を装着する種である.装着物によっては数千年にも及ぶ進化発展を経ているが,ほぼすべての個体に適合する装着物は稀である.野生動物の行動調査に用いる装着物には,標識タグ,無線タグ,テレメトリ無線送信機,GPS無線送信機,などがある.筆者自身が装着を経験した装着物には,衣服および靴,腕時計,サングラス,ヘルニア治療用コルセット,ナイトガード(就寝時用マウスピース)ピアス,指輪,スキー,スノーボード・シュノーケルなどがある.これらを機能の観点から分類すれば,,躯体保護,機能補完,装身,機能拡張となる.別の分類方法として,個体の形態的特徴を考慮して制作したもの,選択したもの,調節したもの,考慮しなかったもの,の4つに分類することができる.個体の形態的特徴を考慮しなかった装着物は,上記装着物の中ではピアスだけである.<br>2:野生動物の装着物の外装を設計製造するにあたり著者らが連携している相手先は,紡績,縫製,樹脂成型(インジェクション及びヒートプレス),切削,プレス,めっき,溶接,ポッティング,などの分野が主体である.いずれも大量生産品以外は高額という第二次産業革命の特徴を持つ.<br>s3:開発にあたって最も参考にした文献として,セミプロ向けの模型製作技術を解説した書籍が挙げられる.彼の分野における品質は工業製品を凌駕し美術品に迫るものすら散見される.量産品の数千分の一未満の製造数でありながら価格を数十倍以下に収め商業的に成立させる総合的な技量は,ものづくり大国・技術立国といった言葉に積もる埃を吹き飛ばしてくれる.動物装着物の外装を考える際は,彼の分野とも積極的に関わることを推奨する.
著者
村山 優子 瀬川 典久 山根 信二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. FACE, 情報文化と倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.207, pp.25-29, 2001-07-16
被引用文献数
1

本稿では「戸」のメタファを利用した様々な通信を「戸口通信」と呼び、ネットワーク上にそれらを実現する研究を紹介する。本研究では、現在、戸口伝言板、ドアノック(呼び鈴)、戸下通信の開発を進めている。戸口伝言板とは, 学生寮のような環境で各個人の部屋のドアに設置された伝言板のことである.ドアノックは, 訪問者が訪問先の戸を叩くことで, 通信の意志を相手に何らかの音の信号により知らせる実時間型のコミュニケーションシステムである.戸下通信とは, 例えば学生が締切り間際の課題報告を提出する際に, 担当教官の研究室の部屋の戸の下から提出物を入れるような通信である.本稿では, これらのシステムについて必要なセキュリティの機能についても述べる.
著者
山口 倫照 浅川 和久 柏田 師宏 瀬川 典久 澤本 潤 矢澤 正人 玉置 晴朗
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム = IEICE technical report. LOIS, Life intelligence and office information systems (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.470, pp.19-23, 2012-03-01

センサネットワークの基本技術が開発され約10年経ち,現在その技術をいかに一般社会に生かして行くかが重要な課題となっている.現在おこなわれているセンサネットワークの実用化の実証実験は,都市部または安定してネットワークインフラが構築できる地域を対象とすることが多い.しかしながら,中山間地等の条件不利地域が多い東北地域では携帯パケット,ADSL等の通信網はもとより,容易に電源を得るのも難しい状況である.また,山間地等の地理的条件から,簡単にセンサネットワークのインフラを構築するのが困難であるのが実情である.しかし,都市部,中山間部といった利用する場所が異なるだけの理由でセンサネットワーク技術の利益が得られないことは避けたいと考えている.本研究は,災害時に要救助者を迅速に発見することを目的にしたシステムを提案する.提案するシステムでは,要救助者の位置情報の他に生体情報を基地局に送信することで,救助後の救命処置を助ける.
著者
仙道 航 瀬川 典久 澤本 潤 杉野 栄二
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2014-HCI-158, no.2, pp.1-7, 2014-05-15

大学や大学院の学生の教育研究活動において PowerPoint などを用いたゼミナールが広く行われている.ゼミナールでは,専門性の高いテーマについての活動報告を行うことから,実際に当該テーマについて研究活動を行っている発表者とそうでない聴講者との間に知識量の差が生じやすい.聴講者が発表に対し理解できないままゼミナールが進行していく状態はゼミナールの研究テーマをより良いものにするという目的を妨げる一つの要因になりうる.本稿では,発表資料に記載されているキーワードについて事前に調査を行い,発表時に聴講者へと提示する,聴講者がわからないキーワードを発表者に知らせて説明を促すことにより理解を促すためのシステムを提案する.
著者
権藤広海 瀬川 典久 中本 泰然 村山 優子 宮崎 正俊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2000, no.6, pp.31-35, 2000-01-20
被引用文献数
3

本研究では,新しい非同期コミュニケーションシステムとして戸口伝言板を提案し,実装してきた.本稿では,プロトタイプシステムUni Boardの運用について報告するとともに,今後の課題について述べる.We have proposed a message boeard system for on-door communication as a novel tool for asynchronous communication, and implemeted its prototype, the Uni Board system. We have been running the system for several months. This paper reports the results from our operation of the Uni Board as well as some issues to be dealt with in future.
著者
多田陽風 杉野栄二 瀬川典久 澤本潤
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.187-189, 2013-03-06

本稿では、SNSを用いて人物の日々の服装の記録を取りながら、所有する洋服アイテムの管理を支援する研究について述べる。ユーザは自分の所有する洋服アイテムの登録を行い、SNS上に仮想のクローゼットを作る。そして、SNSに毎日のコーディネートを日記のように記録し、いつどの服を着ていたかという情報を蓄積させる。SNSは、蓄積された洋服アイテムとコーディネートの情報から、何色の洋服アイテムを多く持っているか、どの洋服アイテムを一定期間着用していないかをユーザに通知する。また、ユーザの所有する洋服アイテムと日々のコーディネートを他ユーザに公開することにより、他ユーザから新たなコーディネートを提案してもらうこともできる。
著者
木村 達洋 早坂 明哲 瀬川 典久 山崎 清之 村山 優子 宮崎 正俊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.44, no.11, pp.2587-2597, 2003-11-15
参考文献数
25
被引用文献数
4

近年,インターネットの急速な普及にともないコンピュータが家庭にまで浸透し,VDT作業時間が急激に増加したことで,子供の視力低下や疲労が問題化している.また,ゲームなど強力な動機づけによる長時間使用で健康を害し,極端な場合には死亡例も報告されている.そこでユーザの健康を守る衛生学的観点から視覚系疲労を測定し,インタフェースを低負荷なものにする必要がある.本研究では,事象関連電位(ERP)を用いた視覚系疲労の客観的評価法を提案し,VDT作業による視覚系疲労評価を試みた.ERPは視覚情報の脳内過程を反映する.このうち一次視覚野の反応であるP100成分と,標的を非標的から弁別する際に現れるP300成分を指標とした.また,眼精疲労の指標として焦点調節能(近点)も計測した.その結果,視覚系疲労条件では,ERPのP100の振幅は増大し,非標的によるP300の振幅は,標的の場合の振幅に近づき,弁別性の低下が見られた.この傾向は主観的な疲労感との相関が認められた.一方,ERPの振幅や潜時と近点との相関は認められず,両者は独立な情報を含んでいると思われた.このことは眼調節系の疲労,認知機能の低下である中枢性疲労の2種類から構成されていることを示している.以上から,本方法を用いれば眼調節系と認知過程の2つの処理段階を考慮した視覚系疲労の評価が可能になると考えられた.In order to obtain a guideline for designing low-workload Human Interface (HI). We investigated assessment of visual fatigue induced by performing an interactive task as a model of HI software on personal computers utilizing measurement of Event Related Potentials (ERP) and accommodation. The ERP were measured in this study before and after a visual target detection task in healthy adult participants to assess visual fatigue of the central nervous system. As an index of accommodation, the ophthalmic near point was also measured using an accomodometer. As the experimental task, participants were instructed to click designated targets from a randomly arranged matrix of characters for one hour. All participants reported symptoms of visual fatigue after the task. From the averaged ERP waveform, P100 and P300 components were detected and their amplitudes and peak latencies were analyzed. Amplitude of the P100 component measured after performing the task was larger than that in the control condition. Near points after the task increased in comparison with those before the task. Results indicated that visual fatigue by the experimental task evoked both eye-strain and altered function of the primary visual cortex. Feasibility of applying the present method to a low-workload software development is discussed.
著者
瀬川 典久
出版者
岩手県立大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2006

本研究では、過酷な気象環境下でも動作し、利用者が安全に利用できるセンサネットワークを構築する技術開発したことである。具体的には、(1)厳しい環境でも動作するセンサネットワークの設計手法の開発(2)発電量と消費電力を考慮したプロセススケジューリング手法の開発(3)安全に利用できるセンサネットワークプロトコルによる信頼性の向上(4)実証実験による、現実社会への適用である。この技術で、厳しい自然環境下での情報の収集が行えると考えられる。