著者
仲田 泰祐 藤井 大輔
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2022-04-27

「感染症対策と経済活動の両立を考えるためのモデル研究・コロナ禍における政策の事後検証・コロナ危機の中長期的な社会・経済影響」の3本柱で研究を行う。コロナ危機のようなPandemicは公衆衛生の危機であると同時に社会的・経済危機である。「感染症対策と社会・経済活動をどのように両立させていくか」という問いに答えためのフレームワークが、コロナ危機前には存在しなかった。上記した3つの柱を軸に研究を行うことで、次のPandemicが来る前にこの問いに対して少しでも多くの知見を提供したい。
著者
仲田 泰祐 藤井 大輔
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2022-04-01

「感染症対策と経済活動の両立を考えるためのモデル研究・コロナ禍における政策の事後検証・コロナ危機の中長期的な社会・経済影響」の3本柱で研究を行う。コロナ危機のようなPandemicは公衆衛生の危機であると同時に社会的・経済危機である。「感染症対策と社会・経済活動をどのように両立させていくか」という問いに答えためのフレームワークが、コロナ危機前には存在しなかった。上記した3つの柱を軸に研究を行うことで、次のPandemicが来る前にこの問いに対して少しでも多くの知見を提供したい。
著者
河野 康一 佐々木 光信 嘉藤田 進 片桐 聡 深谷 正道 藤井 大輔 宇都出 公也
出版者
日本保険医学会
雑誌
日本保険医学会誌 (ISSN:0301262X)
巻号頁・発行日
vol.110, no.2, pp.156-162, 2012-06

本年(2011年),当社より発売したがん保険の新商品「Days」においては,がんに対する放射線治療の給付要件「50グレイ以上の照射で,施術の開始日から60日の間に1回の給付を限度とする」から「50グレイ以上の照射で」(以下,総線量50Gy規定と記載する)の規定を廃止した。本規定はもともと1981年に作成された「疾病・手術に関する全社統一約款」において,当時のがん治療の実態から手術給付金の一つとして設けられたものであった。その後,放射線治療は多様化・個別化しており,現在では,臨床と保険給付要件との間に乖離が生じている。当社では,がん保険の新商品の発売に当たり,現在のがん医療の実情に合わせた保険とすべく約款内容の検討を行った。総線量50Gy規定の廃止もその一つである。本規定の廃止は,本邦のがん保険においては当社が初めて行ったものであり,歴史的にも意義の深いものと考えられるので,ここに報告する。
著者
藤井 大輔 小野田 鶴
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.8, no.13, pp.74-80, 2009-06-16

1973年生まれ。95年大阪大学経済学部卒業後、リクルート入社。「ゼクシィ」「AB-ROAD」「ダ・ヴィンチ」「都心に住む」などの媒体に携わる。2004年「R25」創刊に関わり、2005年から編集長。現在、「R25」を中心としたメディアプロデュースを担当。今年2月に刊行された著書『「R25」のつくりかた』が話題に。
著者
藤井 大輔
出版者
日本交通学会
雑誌
交通学研究 (ISSN:03873137)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.143-152, 2012 (Released:2019-05-27)
参考文献数
13
被引用文献数
2

2008年に着工した長崎新幹線の並行在来線である長崎線は、これまでの整備新幹線の並行在来線の措置と異なり、JRが新幹線開業後も並行在来線での列車運行を担うことになった。この「長崎方式」とも呼ばれる方式を考察した。また、既に開業した整備新幹線の並行在来線転換第三セクター鉄道事業者を旅客輸送量と経営状況の面から横断的に分析した。いずれの事業者でも旅客輸送量の減少は続き、軌道1kmあたりで算出した鉄軌道事業営業損益も赤字決算が続いていることが明らかとなった。
著者
藤井 大輔
出版者
公益事業学会
雑誌
公益事業研究 (ISSN:03873099)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.17-25, 2007
著者
藤井 大輔
出版者
日本交通学会
雑誌
交通学研究 (ISSN:03873137)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.143-152, 2012

2008年に着工した長崎新幹線の並行在来線である長崎線は、これまでの整備新幹線の並行在来線の措置と異なり、JRが新幹線開業後も並行在来線での列車運行を担うことになった。この「長崎方式」とも呼ばれる方式を考察した。また、既に開業した整備新幹線の並行在来線転換第三セクター鉄道事業者を旅客輸送量と経営状況の面から横断的に分析した。いずれの事業者でも旅客輸送量の減少は続き、軌道1kmあたりで算出した鉄軌道事業営業損益も赤字決算が続いていることが明らかとなった。
著者
藤井 大輔 栗田 啓 高嶋 成光
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.62, no.12, pp.2918-2922, 2001

慢性関節リウマチの経過観察中に早期胃癌を発症し,それに対する幽門側胃切除術施行時に得られた小腸片より続発性消化管アミロイドーシスの確定診断を得た1例を経験した.症例は72歳,女性.近医にて慢性関節リウマチの治療のために入退院を繰り返していた.健康診断目的で受けた胃内視鏡にて早期胃癌を認めたため,治療目的で当院へ紹介された.早期胃癌の診断の下に幽門側胃切除術を行った.手術施行時に得られた空腸の一部を病理標本として提出,検討した.組織学的には,粘膜下層に分布する小型~中型の血管壁に好酸性物質の沈着,硝子化を散存性に認めた.同部位の特殊染色結果はAA typeのアミロイドーシス蛋白の沈着を示し慢性関節リウマチに続発した消化管アミロイドーシスと考えられた.消化管アミロイドーシスは,本症例のように胃癌が併発していることもあり,慢性関節リウマチに対しては定期的に内視鏡検査を行う必要があると考えられた.