著者
青柳 昌宏
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.122-126, 1957

ドクガ幼虫の天敵モモクロサムライコマユバチApanteles conspersae FiskeおよびドクガヤドリバエSturmia picta Baranoffについて記録すべき2, 3の観察を報じる.1.モモクロサムライコマユバチ-1)本種の幼虫は2, 3の例を除いてドクガn-3齢幼虫(n齢=終齢)の体表から脱出し, 幼虫体上に営繭, 蛹化する.2)脱出を受けたドクガ幼虫は尚17〜18日間生きつづける.3)ドクガ幼虫1頭から脱出する幼虫数は1〜11頭である.5)寄生率は15%, 羽化率は94%である.5)前蛹期+蛹期間は7〜12日で, 羽化は5月11日〜6月9日に行われた.2.ドクガヤドリバエ-1)本種の幼虫はドクガn-2齢幼虫の体表から脱出して蛹化する.2)寄生を受けているドクガ幼虫はn-2齢で営繭し, 本種幼虫の脱出によつて死ぬ.3)ドクガ幼虫1頭に対する寄生数は1頭である.4)寄生率は8%, 羽化率は67%である.5)前蛹期+蛹期間は12〜16日で, 羽化は5月30日〜6月2日に行われた.
著者
青柳 昌宏
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.103-111, 1973-03

1. The daytime activities of Adelie penguin adults of the small colony in the early guard stage were observed at Hinode Misaki (Cape Hinode, 68°09'S, 42°43'E) during the austral summer. 2. Notes were made on the following thirteen activities : going out of the colony ; entering into the colony ; loud mutual display ; quiet mutual display ; ecstatic display ; bill-to-axilla display ; copulation ; turning egg over ; preening ; collecting nest stones ; fighting ; feeding ; and protective threatening against skuas. 3. The midday maximum activities were as follows : going out of the colony ; entering into the colony ; collecting nest stones ; loud mutual display ; copulation. The midday minimum activities were as follows : ecstatic display ; bill-to-axilla display. Frequency of activity was reverse between loud mutual display and quiet mutual display. Protective threatening varied with the activity of skua. In the activities of fighting, preening, feeding and turning egg over, no characteristic patterns were observed.
著者
田宮 康臣 青柳 昌宏
出版者
Yamashina Institute for Ornitology
雑誌
山階鳥類研究所研究報告 (ISSN:00440183)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.35-44, 1982
被引用文献数
1

アデリーペンギンの非繁殖個体が,育雛期後半にルッカリーに再上陸し,放棄巣や未利用巣で模擬営巣することは従来より知られていたが,その意義についてはほとんど報告されていない。1968-69年のバード岬ルッカリーでの観察で,繁殖の成功に意義があると認められる彼等の行動結果を得たので報告する。この結果から,再上陸は繁殖にとって適応的であると共に,彼等のクレイシシステムはより多くの雛を巣立たせるために役立っていると考えられる。
著者
青柳 昌宏
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.85-101, 1988-03

1978-79年夏期, ロス島ケープバード, 北ルッカリーのB4コロニーにおいて, アデリーペンギン集団の経時的変化を観察した。1978年12月下旬から予備調査を行い, 1979年1月1日から1月24日までの間, 少なくとも1日1回, コロニー内の繁殖巣数, 繁殖個体数, 未繁殖個体数, 雛数, およびその位置を観察し地図上に記録した。この時期は雛のクレイシ形成期であり, 繁殖個体が巣を離れるのに従って, 雛も巣を離れクレイシを形成した。1月9日から10日の間に, 繁殖個体と雛の巣離れが完了した。同時に, これまでコロニーの外にいた未繁殖個体が繁殖個体に代わってコロニーに入った。巣を離れた雛はクレイシのところどころに密集し小集団を造ったが, その大きさ, 形, 場所は常に変化した。クレイシ形成の初期に雛は元の巣に戻って給餌を受けたが, 次第に巣の外で給餌されるようになり, 1月10日以後はコロニーの外で給餌を受けるようになった。
著者
青柳 昌宏 田宮 康臣
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.80, pp.39-46, 1983-12

クレイシ中期にアデリーペンギンの給餌行動を, 24時間連続観察し, 以下の4点についてまとめた。1) 雛が給餌される頻度, 2) 給餌のため, 親鳥がコロニーに帰る頻度, 3) 雛が出てしまった空巣を含むなわばりの識別と利用, 4) 雛の生存率と育雛行動の雛数によるちがい。
著者
居村 史人 劉 小軍 根本 俊介 加藤 史樹 菊地 克弥 鈴木 基史 仲川 博 青柳 昌宏 五味 善宏 斉藤 伊織 長谷川 弘
出版者
一般社団法人エレクトロニクス実装学会
巻号頁・発行日
pp.229-232, 2011 (Released:2014-07-17)

Auナノ粒子をHe不活性ガスで搬送し、基板上のレジストホールに対してノズルから高速にAuナノ粒子を堆積させると、ホール底面部のみならず、ホールエッジ部にもAuナノ粒子が堆積しひさしを形成する。このひさしが成膜過程においてホールを狭窄する方向に成長することで自己形成的に錐形状のバンプがホール内に作製される。このときのひさしの成長過程をレジストホール近傍におけるHeガス挙動のシミュレーションと合わせて考察した。また、φ10μmサイズのAu錐形バンプ作製し、対向する基板上のAlもしくはAuパッドにフリップチップ接合し、バンプ接合部の断面SEM観察、ディジーチェーン接続による直列抵抗を評価した。
著者
菊地 克弥 瀬川 繁昌 鄭 殷實 仲川 博 所 和彦 板谷 博 青柳 昌宏
出版者
一般社団法人エレクトロニクス実装学会
巻号頁・発行日
pp.85-86, 2004 (Released:2004-09-01)

ポリイミドは400℃以上の分解温度を示す、最も安定な有機高分子材料のひとつである。絶縁耐圧が高く、誘電率が低いなどの優れた電気的特性をもつ。我々は新しく開発された溶媒可溶性のブロック共重合ポリイミドに、感光特性を付与した感光性ポリイミドを、微細高密度配線構造をもつLSIパッケージの開発のために、厚膜化した感光性ブロック共重合ポリイミドにおける感光特性の最適化を行ったので、その結果について報告する。