著者
大向一輝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.1214-1221, 2006-11-15
被引用文献数
12
著者
小野 厚夫
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.46, no.6, pp.612-616, 2005-06-15

情報は日本で作られた言葉で、1876年出版の酒井忠恕訳『佛國歩兵陣中要務實地演習軌典』に最初の用例があり、その原語はフランス語のrenseignementである。初期には情報と状報が併用されていたが、ほどなく情報に統一された。はじめは兵語として用いられていたが、日清、日露戦争の記事で新聞用語として定着し、一般化した。第二次世界大戦後は英語のinformationの日本語訳として用いられ、科学的に取り扱われるようになった。
著者
西村 恕彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.168-169, 1970-03-15
著者
井手 広康
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.254-257, 2021-04-15

2020年10月,大学入試センターは,2024年度の大学入学共通テストに教科「情報」を新設する方針を示した.さらに同センターはこの翌月,「大学入学共通テストにおける「情報」試作問題(検討用イメージ)」を関連団体に通達した.本稿では,これまでの教科「情報」の変遷と,大学入学共通テスト「情報」試作問題の概要を記すとともに,情報担当の教員が試作問題に対してどのような想いを抱いているのかをまとめる.
著者
大泰司 章
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.61, no.10, pp.1014-1016, 2020-09-15

コロナ禍での在宅勤務の阻害要因として注目を浴びた脱ハンコと電子契約であるが,メディアでの報じられ方により,すでに電子契約を利用していたユーザの中で電子署名についての混乱が生じていた.一般には知られることがなかった,こうした事実について明らかにし,解説を試みることで,電子契約のさらなる普及と,ひいては,サプライチェーン全体の効率化について述べる.
著者
平野 昌彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.348-354, 1995-04-15

「ジュラシックパーク」は実現可能か?遺伝子に記憶された情報の種類と質、さらにその流れについて解説する。
著者
田中 章愛
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.61, no.8, pp.824-829, 2020-07-15

2020年4月,プログラミング教育を含む新しい小学校学習指導要領が実施された.しかし,新型コロナウイルスによる非常事態宣言の発令により,大部分の小学校で休校が続いており(2020年5月24日現在),教員はその対応で手一杯になっている.その結果,プログラミングの授業は後回しになっているように見受けられる.筆者が行う予定だった教員研修や授業もキャンセルされ,研究授業の講師依頼もほぼなくなった.図らずも,学校にとってプログラミング教育が「不要不急」だったことが明らかになったと言えるかもしれない.ここでは,小学校のプログラミング教育の過去を振り返るとともに,現状を概観し,その課題と解決法を提案する.
著者
稲見 昌彦
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.60, no.7, pp.676-678, 2019-06-15
著者
野嶋 琢也 稲見 昌彦
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.18-21, 2016-12-15

スポーツは人々を魅了するエンタテインメントであり,同時に肉体的健康の維持,コミュニケーション促進など,多くの有用な効果が期待される身体活動である.近年の科学技術の発達は,スポーツに対して大きな変化をもたらしつつある.本稿では,スポーツの定義,変遷を概説しつつ,人間の運動・認識能力を補綴・増強を目指す人間拡張工学(AH:Augmented Human)に特に着目し,同技術をコアとする新しいスポーツ創造の動きについて紹介する.
著者
中西 英之 Katherine Isbister
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.250-256, 2007-03-15

ビデオゲームとエージェント技術の典型的な接点はノンプレイヤーキャラクタである.そこで,本稿の前半ではAI的側面,すなわちキャラクタの動作生成について,後半では心理的側面,すなわちキャラクタのデザインについて述べる.キャラクタの動作生成は,インタラクティブなストーリーの生成と,移動・動作・対話などの行動の制御の2階層に分けられる.前半では各階層に関する既存研究を紹介する.キャラクタのデザインにおいては,キャラクタ間の社会的インタラクションやキャラクタの社会的アイデンティティを上手くデザインする必要がある.後半では心理学をベースにこれを議論する.
著者
楠 正憲
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.324-326, 2018-03-15

2018年1月26日深夜,みなし仮想通貨交換業者のコインチェック社が記者会見を行い,ブロックチェーンNEM上で流通する仮想通貨XEMの約580億円分が不正アクセスによって漏洩したと発表した.本稿では流出した仮想通貨が取り戻せる可能性, NEM財団によるコインの追跡と犯人側の対抗策について解説するとともに, 仮想通貨業者の安全性を高め, 社会からの信頼回復のために必要となる安全対策基準, これまでの公開鍵基盤とは異なる仮想通貨の鍵管理や, 仮想通貨や仮想通貨交換業者についての体系的な脅威分析の必要性について解説する.
著者
楠 正憲
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.59, no.12, pp.1066-1068, 2018-11-15

1月末のコインチェックに続いて,9月14日夕刻にテックビューロ社の運営する仮想通貨交換所Zaifから約70億円分の仮想通貨が流出した.Zaifは先に事件を起こしたコインチェックとは異なり,改正資金決済法に基づいて登録された「登録仮想通貨交換業者」であった.Zaifにおける仮想通貨の管理が適切であったかというと,ホットウォレットに多額の仮想通貨を入れていたこと,それらが流出して4日間も気付かなかったといった点は問題だ.事業者を信用できない,被害の迅速な報告が見込めないとなると,規制当局が直接モニタリングすることの必要性が増すことも考えられる.
著者
柏崎 礼生
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.60, no.12, pp.1168-1172, 2019-11-15

2019年8月25日にAWSは,8月23日に東京リージョンの1つのAZで冷却システムのトラブルによるオーバーヒートにより一部のAmazonEC2を提供するサーバが停止したと発表した.後日,この障害時にマネージドサービスであるAmazonRDS,ALBの一部にも影響が発生していたことが追加発表された.本稿ではクラウドの利用が十分に普及した現在において,システムを安定運用させることの困難さ,取り組むべき課題,およびその意義と意味について,過去の異分野の事例に触れながら議論を行う.
著者
渡辺 勇士 井上 愉可里 原田 康徳
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.58, no.6, pp.468-473, 2017-05-15

ビスケットはコンピュータの専門家ではない人でもプログラミングを楽しく理解できるツールである.2016年にアプリ版がリリースされ,タブレットで使えることによって,指で操作できるため,ペンを使うことに慣れていない児童でも,ストレスを感じずにプログラムをつくることができる.ビスケットは開発されてから,言語の進化と同時にビスケットの教え方も進化してきた.根底にある原理は「子供たちの驚きと喜びを最大化する」ように情報を提示することである.本稿では,実際の子供たちへの教え方になぞって,我々がどのように子供たちに教えているのか解説する.
著者
鎌田 高徳
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.500-505, 2020-04-15

神奈川県では2016年度より3年間に渡り,「県立高校改革基本計画」プログラミング教育研究推進の指定校を5校指定した.そのねらいは「コンピュータの活用し,論理的思考力を身に付け,協働して問題解決に取り組むことができる人材を育成」することである.プログラミング教育を学校にて推進するために,すべての教科でプログラミング的思考を取り入れた授業を行うことになり,その要件を「順序立て,場合分け,繰り返し」と定義し,これらの要件を1つでも授業の中で意識して取り入れた結果,問題を発見する授業づくりに効果的であったことが分かった.
著者
高山 信毅
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.45, no.7, pp.740-745, 2004-07-15
参考文献数
4
被引用文献数
1

辞書、地図、百科辞典などさまざまな辞典が現在ディジタル化されている。 本屋さん、電気屋さんへいくとさまざまな電子辞書が売られており、高校生も学校推薦の電子辞書を買って日々の勉学に活用するのが普通となってきている。さてこの記事では数学公式集をいかにディジタル化していくかその現状と問題点を解説する。現在数学公式というべきものは多岐にわたっている。たとえば"sin^2x +cos^2x=1"だとか"x^nの微分は nx^[n-1]である"などの公式は高校数学で習う。 またこれらは数学を応用するさまざまな場面において当たり前に利用している公式である。数学公式の面白さというのは、深い数学的知識を1行の式で表現していることにある。たとえば π(x) を 自然数xを超えない素数の個数とするとき π(x) x/log xなる公式は素数定理と呼ばれているが、これは深い数学的知識を1行の式で表現している。また暗号や高速計算アルゴリズムの設計などの応用場面においても基礎となる公式の1つである。
著者
中西 正和
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.11, no.10, pp.619-623, 1970-10-15
被引用文献数
1
著者
竹内 郁雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.p192-199, 1979-03-15
被引用文献数
1
著者
樋口 哲也
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.40, no.8, pp.795-800, 1999-08-15
被引用文献数
11