著者
柿本 真代 カキモト マヨ Kakimoto Mayo
出版者
同志社大学人文科学研究所
雑誌
キリスト教社会問題研究 = The Study of Christianity and Social Problems (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
no.68, pp.61-89, 2019-12-20

論説(Article)本稿は児童文学研究の観点から、イギリスの児童文学Peep of Dayシリーズの受容と、日本における翻訳とその影響について考察した。Peep of Dayとその続編Line upon Line、Precept upon Preceptは教派や地域を問わず、明治初期の宣教師による教育活動に頻繁に用いられていたことが明らかになった。また、長老派のカロザースやアメリカン・ボードのジュリア・ギューリックがそれぞれ翻訳を手掛けたが、訳文はともに漢字を読めない人々にも読めるような工夫がなされおり、伝道を目的としながら同時に子どもや女性に書物を届けようとする試みでもあった。
著者
塩出 環
出版者
同志社大学
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.183-203, 2008-12

研究ノート
著者
今井 小の実 Konomi Imai
出版者
同志社大学人文科学研究所キリスト教社会問題研究会
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
no.51, pp.63-84, 2002-12

論説正誤表: 69頁:「…、妻にも同等の権利があって(中略)家庭には礼儀など余り行われず…」→「…、妻にも夫と同等の権利があつて(中略)家庭には礼儀など余り行はれず…」70頁:「「社会は婦人の手を要してゐる」という女性の社会進出の内容は、「病毒に充ちた世を真っ白に沈ひ清めて、其慮に清純な美を生れ出させるのは、…」→「「社会は婦人の手を要して」いるという女性の社会進出の内容は、「病毒に充ちた世を真白に沈ひ清めて、其慮に清純な美を生れ出でさせるものは、…」71頁:「…、誰が思ひ子であったが、…」→「…、誰が思ひ子であったか、…」74頁:「…御精神を受けついで、(中略)…実地に行うて初めて…」→「…御精神を受ついで、(中略)…実地に行ふて初めて…」75頁:「…同じ関係を保つ人々も見受く…」→「…同じ関係を保つ人々をも見受く…」75頁:「…甚だしきは他人の良人、妻でも…」→「…甚だしきは、他人の良人でも、妻でも…」75頁:「…婦徳を打破し男子同様に自由放縦ならしめ度いと望まる〉るように…」→「…婦徳を打破して、男子同様に自由放縦ならしめ度いと望まる〉やうに…」76頁:「…凡べての人類の神を除いて…」→「…凡べての人類の父なる神を除いて…」76頁:「…自覚して其天性を発揮(中略)婦人方のように習慣に囚はれて、(中略)婦人がこれを自覚して之を守る…」→「…自覚して、其天性を発揮(中略)婦人方の様に習慣に囚はれて、(中略)婦人が自覚して之を守る…」77頁:「…呼ぶところのそのすべてを貫く…」→「…呼ぶところの一つの運動のそのすべてを貫く…」78頁:「…醜悪と堕落を包んでいるか…」→「…醜悪と堕落とを包んでいるか…」81頁:「…女性同盟第一号は、…」→「…女性同盟の第一号は、…」
著者
田中 真人
出版者
同志社大学
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.74-94, 1998

論説