著者
柿本 真代 カキモト マヨ Kakimoto Mayo
出版者
同志社大学人文科学研究所
雑誌
キリスト教社会問題研究 = The Study of Christianity and Social Problems (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
no.68, pp.61-89, 2019-12-20

論説(Article)本稿は児童文学研究の観点から、イギリスの児童文学Peep of Dayシリーズの受容と、日本における翻訳とその影響について考察した。Peep of Dayとその続編Line upon Line、Precept upon Preceptは教派や地域を問わず、明治初期の宣教師による教育活動に頻繁に用いられていたことが明らかになった。また、長老派のカロザースやアメリカン・ボードのジュリア・ギューリックがそれぞれ翻訳を手掛けたが、訳文はともに漢字を読めない人々にも読めるような工夫がなされおり、伝道を目的としながら同時に子どもや女性に書物を届けようとする試みでもあった。
著者
塩出 環
出版者
同志社大学
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.183-203, 2008-12

研究ノート
著者
田中 真人
出版者
同志社大学
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.74-94, 1998

論説
著者
小田切 明徳
出版者
同志社大学
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
vol.62, pp.227-236, 2013-12

エッセイ(Essay)『北郷談』とは明治初期に岡山県出身の神官・葵川信近が著わしたものであり、江戸末から明治期の動乱にあってキリスト教を始めとする西洋文化の到来によりどう対応すべきかを述べたものである。私は70年代後半、このテーマに取り組んだが、その論文を振り返ると、葵川信近の奈良時代の経歴調べにおいて重大な誤認があることがわかり、驚き、再調査するため、奈良と岡山に出かけ、再考した。"Hokukyodan"is a work written in the early Meiji period by Aoigawa Nobuchika, a Shinto priest from Okayama Prefecture. It tells how to deal with the Western cultures like Christianity, introduced during the upheavals from the late Edo to the early Meiji era. Once I was engaged in this study in the late seventies. Having reexamined such papers, now I find my misunderstanding of his career in Nara. My surprise was so great and it led me to visit Nara and Okayama; to reconsider this theme.
著者
北垣 宗治
出版者
同志社大学
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.103-125, 2008-02

論説アメリカン・ボードの宣教師オーティス・ケーリ(Otis Cary,1851-1932)が自分の子供たちのために書いた自伝的手記を重点的に紹介する。故郷Foxboroにおける家庭環境、高校、アーモスト大学、アンドーヴァー神学校、岡山と京都における宣教師時代を概観し、特に南北戦争の影響、新島襄との関係に着目しつつ、この手記の意義を論述した。
著者
梅木 真寿郎 ウメキ マスオ Umeki Masuo
出版者
同志社大学人文科学研究所
雑誌
キリスト教社会問題研究 = The Study of Christianity and Social Problems (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
no.66, pp.73-106, 2017-12-22

論説(Article)本研究は、竹中勝男のキリスト教観における社会観や思想的な内実、変遷の過程について考察し、竹中のキリスト教社会事業における概念構成や基準とはいかなるものであったのかを明らかにすることを目的とするものである。①竹中とラウシェンブッシュの社会的福音の関係、そして②単著『基督教社会思想史』と訳書『キリスト教社会愛史』の分析から、③竹中の基督教社会事業におけるキリスト教の社会思想について検討した。竹中の基督教社会事業は、キリストの愛(Caritas)を起点に、任意主導性による社会化を経た個人・集団・共同社会における要救護性に対しての社会的活動であることが明らかになった。The purpose of this study is to clarify the construciton of a framework and criteria for the Christian Social Work of Katsuo Takenaka in additon to the changes of his view on Christianity, Society and the Thought. As a method of research : (1) to examine the influence of Walter Rauschenbusch's view of Social Gospel on Takenaka's view of Christianity : (2) to analyze the relation between History of Christian Social Thought and Stories of Social Christianity : (3) to examine the Christian Social Work of Takenaka focusing on Christian Social Thought. The results show that his Christian Social Work is social activity for the need of relief of the vulnerable people, groups and community. That is to say, it's socialization of human security with voluntary action based on Caritas.
著者
小田切 明徳 オタギリ アキノリ Otagiri Akinori
出版者
同志社大学人文科学研究所
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
no.65, pp.165-171, 2016-12

エッセイ(Essay)この物語は宇治と祇園の二つの地が舞台です。宇治は山宣(山本宣治;1882-1929 性科学者、産児調節運動のリーダー)の父(亀松)と母(タネ)の生家です。祇園はタネの友人のタカがいました。ここはタカの関係者が東京からやってきました。夏目漱石、松井須磨子、島村抱月一座などです。『祇園夜話』で有名な吉井勇や長田幹彦が接待しましたが、今でも晩秋になると白川では「かにかくに祭」が行われ、芸者舞子らがつどい当時を偲びます。This story will be performed in Uji and Gion. Uji was the place where Kamematsu and Tane, the parents of Yamasen were born (Yamamoto Senji; 1882~1920, a sexologist and expert of birth control pragmatist), and Gion was a the area Tane's friend Taka lived. In the Taisho era, Natsume Soseki, Matsui Sumako and Shimamura Hogetsu often visited Gion, and there was a big boom of light novels (famous writers where Hasegawa Shigure and Nagata Mikihiko, and Yoshii Isamu who published Gion Yawa) Still now, a party called "Kanikakuni festival" is annually held in the late autumn: many Maiko and Geisha get together at Shirakawa riverside in memory of that time.
著者
井上 史
出版者
同志社大学
雑誌
キリスト教社会問題研究 (ISSN:04503139)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.53-84, 2004-12

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