著者
暦本 純一
出版者
一般社団法人日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.196-210, 1996-05-15
被引用文献数
24

本稿では,ヒューマンインタフェース研究の新しい流れとして注目される,人間の実世界における活動を支援するインタフェース(実世界指向インタフェース)について解説する.まず1節で,実世界指向インタフェースの特徴を解説し,従来型のヒューマンインタフェースとの違いを明らかにする.2節では,現在までに研究開発されているシステムのサーベイを行なう.3節では,実世界指向インタフェースを構成するために必要な要素技術について解説し,最後に4節で,今後の研究課題について議論する.
著者
暦本 純一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.734-735, 2015-07-15
著者
末田 航 味八木 崇 暦本純一
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.1465-1474, 2011-04-15

モバイル機器では,位置情報を利用したアプリケーションが多用されている.GPSなどの位置測位手段から得られる緯度経度は,数値情報でありそのままでは利用者にとって直感的ではないので,それを住所や番地の表現に変換するリバースジオコーディングが必要である.しかし,現状のリバースジオコーディングでは行政的な地番に基づいて変換を行うため,モバイルアプリケーションを利用する利用者の主観的な空間意識とは必ずしも一致しない(たとえば「表参道」「ハチ公前」のような表現は地番ではないため利用不可能だった).本研究では,インターネット上の緯度経度情報付きの大量の写真とそのタグを実世界での集合知と見なし,それを集積・解析することで,人々の主観的な感覚に合致したリバースジオコーディングを自動的に行う「Social Reverse Geocoding」(SRG)を提案し,その構築の方式と,モバイルアプリケーション応用例を示す.SRGでは,統計学的手法であるカーネル密度推定法とSVMを用いることで,都市生活者としての利用者の空間意識により近い空間語とその範囲を自動推定する一連の方式を提案している.そして各種モバイル使用下での位置情報表現がより自然になり,また位置情報つき写真への自動タグレコメンデーションや,ライフログのサマライズが可能なアプリケーションを提案実装した.また,提案手法の都市計画やマーケティング分野への有効性を検証するために,従来手法による認知地図との比較,今後解決すべき問題と,関連分野への応用について議論する.In this paper, we propose a concept that provides highly legible geographical information using users' tags from Flickr's geotagged photos for mobile user interfaces. Our proposed method, Social Reverse Geocoding, aims to realize visualizing the image of the environments in our mind through the use of an navigation system. In general, people use a number of factors to recognize a place, including landmarks, station names, and famous events. In this study, we utilize tags from geotagged photos as social-tagging from the real world to visualize the image of our city using the folksonomic method.
著者
綾塚祐二 暦本純一 松岡 聡
雑誌
情報処理学会研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.1996, no.62(1996-HI-067), pp.23-30, 1996-07-11

ハードウェア技術の進歩は高機能な計算機を携帯可能にし、ユーザと現実世界の間に常に計算機が介在することが可能になってきている。一方、計算機上の世界ではWolrd Wide Webが普及し、多種多様な情報をユーザが手軽に得ることができる。これらの情報は現実世界のオブジェクトに関するものも多いが、その関連性は現実世界のオブジェクトからは自明ではない。本研究では現実世界のオブジェクトとWWWの世界との連携をとることを目的とするハイパーメディアシステムを提案する。具体的には、携帯型の計算機と、現実世界のオブジェクト群に添付されたIDを用い、現実世界のオブジェクトからWWW上の情報へ繋がるリンクを構築する。
著者
飛田 博章 暦本純一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.245-255, 2003-02-15
参考文献数
20
被引用文献数
2 5

Flat3Dはクリエーションが可能な3次元共有仮想空間システムである.ユーザは3次元空間に2次元キャンバスを設定し,そのキャンバスに対して描画を行うことにより2.5次元的なシーンを構築する.キャンバスをベースとした2.5次元シーンは,既存の3次元シーンに比べシンプルであるが,操作はすべて2次元のスケッチの操作で行えるため,だれでも簡単に3次元空間内にオブジェクトを構築することができる.ユーザは3次元空間内の好きな場所に自由にオブジェクトを構築できるので,あらかじめ用意された3次元シーンをブラウジングするだけの既存のシステムとは異なる.また,共有仮想空間に参加する他のユーザと,キャンバスやシーンを共有することができるので,ユーザはクリエーションを通じてコミュニケーションやコラボレーションを行うことができる.クリエーションを介したコミュニケーションやコラボレーションでは,共同作業での面白さや,様々な表現が生まれると考えられる.本論文では,クリエーションが可能な3次元共有仮想空間システムFlat3Dと,その応用について述べる.Flat3D is a shared 3D virtual world system enabling creative activities andcommunication over a network. Scenes in the Flat3D system are constructedby combining 2D canvases in a 3D scene, thus allowing users to apply 2Dmanipulations and 2D contents in a 3D world. In previous shared virtualworld system, users sharing a virtual 3D world communicated with eachother by text-based chatting through avators, so the communicationcapabilities were quite limited. In contrast, the Flat3D system allowsusers to crete and extend 3D scenes, so they can communicate or collaborateon creative activites. In this paper, we describe the Flat3D system andits capabilities as demonstrated by user experiments.
著者
辻田 眸 暦本 純一
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.4_305-4_315, 2012-10-25 (Released:2012-11-25)

高齢化など様々な要因で,独居生活を選択あるいは余儀なくされている人は少なくない.孤独な生活により感情状態が悪化し,うつ病や心の病にかかるなど深刻な問題である.一方,心理学者ウィリアム・ジェイムズの言説で,「人は幸福であるが故に笑うのではなく,笑うが故に幸福である」という考え方がある.これは笑顔形成が感情状態を向上させる可能性を示唆している.そこで本論文では,日常生活のなかで積極的に笑顔をつくることを促進し,感情状態の向上を支援するシステム「HappinessCounter」を提案する.笑顔促進のために,ユーザが日常的に行う作業時に笑顔形成を促し,フィードバックを与えたり,ソーシャルネットワークサービスなどと連携させることで,より積極的に笑顔形成を支援し,感情状態の向上を目指す.さらに試作したシステムを実際の日常生活で利用してもらい評価実験を行った.実験結果から,本システムが笑顔促進に効果的に働き,また家族間のコミュニケーションにも影響があったことが窺えた.
著者
暦本 純一 垂水 浩幸 菅井 勝 山崎 剛 猪狩 錦光 森 岳志 杉山 高弘 内山 厚子 秋口 忠三
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.31, no.5, pp.602-611, 1990-05-15
被引用文献数
7

ウィンドウシステムの普及にともない各種のメディア(画面上で編集操作が可能荘視覚的対象物)を活用した視覚的ユーザインタフェースをもつシステムヘの要求が高まっているが,その作成,特にユーザインタフェース部の構築は容易ではない.われわれが現在開発中のシステム,鼎(かなえ)は,6種のメディア(テキスト,イメージ,図形,グラフ構造,表,階店構造)を扱うアプリケーションのユーザインタフェース部を容易に構築するための基盤となることを目指している.鼎システムは,6種のメディアを編集するための基本機能をエディタ部品としてもち,エディタの機能を目的に応じて変更・拡張するためのカスタマイズ言語を提供している.MVCモデルに基づくオブジェクト指向的なエディタ実装方式を採用し,各メディアの混在が容易に行えるようになっている.エディタのユーザインタフェースを変更するときは,スタック構造をもつイベントマップ(マウス入力に対応)やキーマップ(キー入力に対応)にアプリケーションが定義したマップをプッシュして,根準の編集操作を上書きすることができる.編集対象物とアプリケーションのデータを関連づけるための機構も提供している.以上の方式に基づいて鼎システムを実装した.鼎を利用して作成した実際のCASEアプリケーション3例を調査した結果,システムの開発規模が,鼎の利用によって半分以下に削減されることが分かった.
著者
福地 健太郎 暦本純一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.46, no.7, pp.1682-1692, 2005-07-15
参考文献数
26
被引用文献数
3

多点入力システムとは,ユーザがGUI画面上の複数の箇所を同時に独立に指示できるシステムである.このシステムにより,画面上の複数のオブジェクトの同時操作や,オブジェクトに対する多様な操作を可能にする.我々は,非接触の人体形状センサであるSmartSkinを用いて多点入力システムを構築した.SmartSkinは,センサ面上にある複数の手指の位置形状を,静電容量の変化を感知して計測する.試作システムでは画像処理技術を応用して,10個以上の指先位置を実時間で追跡する.また,手全体の形状の動きを解析し,複数オブジェクトの同時操作のための新しい技術を開発した.本論文では多点入力システムの実装について述べ,同システムを用いた新しい対話技法を紹介する.Multiple Pointing Input System (MPIS) allows multiple users to point to multiple positions on a graphical screen independently. It enables to control multiple objects on the screen simultaneously or increases the variety of manipulation. We implemented a new MPIS on SmartSkin, a sensor architecture for freehand manipulation. This sensor recognizes multiple hand positions and shapes and calculates the distance between the hand and the surface by using capacitive sensing and a mesh-shaped antenna. The prototype system can track over 10 fingertips motions simultaneously in real time. We also developed a new interaction techniques, which tracks the motion of the hand for massive concurrent manipulation. This paper describes the implementation of MPIS and new interaction techniques on the system.
著者
福地 健太郎 暦本純一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.46, no.7, pp.1682-1692, 2005-07-15
参考文献数
26
被引用文献数
3

多点入力システムとは,ユーザがGUI画面上の複数の箇所を同時に独立に指示できるシステムである.このシステムにより,画面上の複数のオブジェクトの同時操作や,オブジェクトに対する多様な操作を可能にする.我々は,非接触の人体形状センサであるSmartSkinを用いて多点入力システムを構築した.SmartSkinは,センサ面上にある複数の手指の位置形状を,静電容量の変化を感知して計測する.試作システムでは画像処理技術を応用して,10個以上の指先位置を実時間で追跡する.また,手全体の形状の動きを解析し,複数オブジェクトの同時操作のための新しい技術を開発した.本論文では多点入力システムの実装について述べ,同システムを用いた新しい対話技法を紹介する.Multiple Pointing Input System (MPIS) allows multiple users to point to multiple positions on a graphical screen independently. It enables to control multiple objects on the screen simultaneously or increases the variety of manipulation. We implemented a new MPIS on SmartSkin, a sensor architecture for freehand manipulation. This sensor recognizes multiple hand positions and shapes and calculates the distance between the hand and the surface by using capacitive sensing and a mesh-shaped antenna. The prototype system can track over 10 fingertips motions simultaneously in real time. We also developed a new interaction techniques, which tracks the motion of the hand for massive concurrent manipulation. This paper describes the implementation of MPIS and new interaction techniques on the system.
著者
末田 航 味八木 崇 暦本純一
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.1465-1474, 2011-04-15

モバイル機器では,位置情報を利用したアプリケーションが多用されている.GPSなどの位置測位手段から得られる緯度経度は,数値情報でありそのままでは利用者にとって直感的ではないので,それを住所や番地の表現に変換するリバースジオコーディングが必要である.しかし,現状のリバースジオコーディングでは行政的な地番に基づいて変換を行うため,モバイルアプリケーションを利用する利用者の主観的な空間意識とは必ずしも一致しない(たとえば「表参道」「ハチ公前」のような表現は地番ではないため利用不可能だった).本研究では,インターネット上の緯度経度情報付きの大量の写真とそのタグを実世界での集合知と見なし,それを集積・解析することで,人々の主観的な感覚に合致したリバースジオコーディングを自動的に行う「Social Reverse Geocoding」(SRG)を提案し,その構築の方式と,モバイルアプリケーション応用例を示す.SRGでは,統計学的手法であるカーネル密度推定法とSVMを用いることで,都市生活者としての利用者の空間意識により近い空間語とその範囲を自動推定する一連の方式を提案している.そして各種モバイル使用下での位置情報表現がより自然になり,また位置情報つき写真への自動タグレコメンデーションや,ライフログのサマライズが可能なアプリケーションを提案実装した.また,提案手法の都市計画やマーケティング分野への有効性を検証するために,従来手法による認知地図との比較,今後解決すべき問題と,関連分野への応用について議論する.
著者
森島 繁生 稲見 昌彦 野嶋 琢也 暦本 純一 小池 英樹 持丸 正明
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2019-04-01

従来のVR/AR等,Cyber空間に関連する最先端研究においては, 空間の拡張・歪曲が主な研究課題となっており, 情報空間の時間軸自体を歪曲させる研究はあまり例がなかった. 空間だけでなく時間をも主観的に違和感なく歪曲させた現実歪曲時空間内での経験や訓練がPhysical世界での人の行動・知覚に与える影響を調査することが本研究課題である. 具体的な研究対象として,スポーツ,語学訓練等を例に取りあげ,具体的な現実歪曲時空間構成技術の確立および評価システム構築を行い,時間を歪曲されたCyber世界での経験や訓練の成果が,Physical世界にフィードバックされる効果を検証することが研究目的である.
著者
持丸 正明 稲見 昌彦 野嶋 琢也 暦本 純一 杉浦 裕太 小池 英樹 村井 昭彦
出版者
国立研究開発法人産業技術総合研究所
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究は,幅広い身体特性の人が一緒にスポーツ参加できるシステム構築を目標として,環境身体ダイナミクスを解明して運動・感覚能力を拡張する技術を開発した.そして,開発した要素技術を組み合わせ,オーグメンテッド・スポーツ“超人ペナルティキック”,“LunaGBall”を開発,イベント等で発表した.トレーニングなしに経験や技量にかかわらず運動・感覚能力を拡張することで競技を伯仲させ,高齢者を代表とする体力的・技術的弱者の幅広いグループスポーツ参加の促進を実現し,健康な社会の実現に寄与する.
著者
落合 陽一 大山 剛史 星 貴之 暦本 純一
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.277-286, 2013-09-30 (Released:2017-02-01)

A transparent screen is demanded in various applications. Our proposition is to use a membrane of colloidal liquid. We developed an ultra-thin and flexible BRDF screen, which is soap film exposed to ultrasound. The transparency of the film is controlled by ultrasound so that it modifies projected images to be realistic, distinctive, and vivid. A multi-layered 3D screen is developed by placing the multiple films and changing their transparencies alternately and adequately. The film also can be deformed by higher-amplitude ultrasound. The proposed screen contributes to the real world as the first prototype of a new concept of programmable screen.
著者
佐藤 彩夏 暦本 純一
雑誌
研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)
巻号頁・発行日
vol.2013-UBI-38, no.8, pp.1-4, 2013-05-09

調理は多くの家庭で行われている活動であるが,レシピを見ながら新たな料理に挑戦するのは簡単なことではない.なぜならば,レシピを見ながら調理をしていると,現在自分がレシピのどこまで終えたのか分からなくなったり,見間違いにより材料の分量を間違えてしまったり,手順を飛ばしてしまったりするからである.さらに,レシピに記述してある用語が分からなかったり,使用するべき道具が分からなかったりなど,レシピには欠けている情報も多い.Shadow Cooking は,ユーザの調理の進捗状況に応じて,キッチンカウンター上に手順ごとにガイドを表示するシステムである.本システムは,主にキッチンカウンター上に設置したデプスカメラとプロジェクターで構成され,ユーザはキッチンカウンター上にある材料や道具に直接投影された指示に従って調理を進めていく.さらに,本システムはデジタルキッチンスケールと連携し,材料の入れるべき分量と現在入れた分量をリアルタイムに表示させることで計量ミスも防止する.
著者
松下 伸行 勝部 元 日原 大輔 後 輝行 兼松 幸市 吉村 真一 暦本 純一 山本 喜一
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.329-338, 2003
参考文献数
15
被引用文献数
1

This paper describes our design and implementation of a new augmented live stage system called Motion Groove. Our system is a new application of a Mixed Reality system. On a live stage, because of lighting production, the optical environment changes violently. Conventional positioning systems used for motion capture cannot be used in this environment. We have developed a positioning system that can be used during live performances on stage. The positioning system has three features. The system can recognize multiple optical beacons simultaneously up to 255. It can track optical beacons that move quickly such as when attached to the limbs of dancers. It is robust to changes in the optical environment e.g. complete darkness, spotlights, sunlight. We implemented the live stage augmentation system called Motion Groove using a positioning system, and confirmed its practicality.
著者
落合 陽一 大山 剛史 星 貴之 暦本 純一
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.277-286, 2013

A transparent screen is demanded in various applications. Our proposition is to use a membrane of colloidal liquid. We developed an ultra-thin and flexible BRDF screen, which is soap film exposed to ultrasound. The transparency of the film is controlled by ultrasound so that it modifies projected images to be realistic, distinctive, and vivid. A multi-layered 3D screen is developed by placing the multiple films and changing their transparencies alternately and adequately. The film also can be deformed by higher-amplitude ultrasound. The proposed screen contributes to the real world as the first prototype of a new concept of programmable screen.