1 0 0 0 社会と薬学

著者
奥井 登美子 川瀬 清 永井 恒司
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.14, no.12, pp.997-1002, 1978-12-01

薬学は幸せを求める人類の要求に応えるために生まれた学問である.したがって, 人間社会に役立たない存在となったときには生命を失なうはずのものであろう.現在の薬学が社会に役立たないものとなっているとは思わない.だからこそ, 薬科大学が栄え, 薬剤師会・薬学会が発展をとげているのであろう.しかし, 薬学の分化・高度化が進むと, とかく社会との関りの深さが忘れがちになる.18世紀から19世紀にかけてのノーベル賞級の化学の発見はいずれも町の薬局から生まれた.ある意味では, 社会と薬学は密接に結びついていた.技術革新の進んだ今日では, どのような様式によって, 薬学と社会を強く結びつけていくのがよいのだろうか.
著者
早石 修
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.42, no.6, pp.539-541, 2006-06-01
著者
中室 嘉祐
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.199-200, 1983-02-01

1 0 0 0 OA 薬学概論

著者
遠藤 浩良 石井 永 野口 衛 山崎 幹夫
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.14, no.9, pp.741-746, 1978-09-01

今日は薬学概論というかたい話題でお話をしていただきますけれども, ひとつ話の内容はざっくはらんに, 日頃お考えいただいていることを話していただいて, 薬学概論なるものをここである程度浮り彫りにできれば幸いと存じます.薬学概論に関する本は実は既に何冊か出版され, 石井先生が「薬学を論じた書物」として本誌(10巻7号)に紹介しておられます.そんなところからまず何か話題を…….

1 0 0 0 OA 薬草園を語る

著者
伊沢 一男 滝戸 道夫 田中 孝治 後藤 実 山崎 幹夫
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.13, no.9, pp.713-718, 1977-09-01

古き薬学生にとって, 薬草園はさまざまな想い出の泉であった.四季折々の花や緑は試薬の臭気から逃れ出るひとときの憩いでもあった.今, 薬草園は学生にとって意外に遠い存在となりつつあるらしい.それにはそれなりの厳しい理由もある.しかし薬学教育の場から, あるいは研究の場から薬草園を無くしてしまった時に, 我々の受ける損失はまた大きいのではないかとも思われる.今日はそのことを考えていただきたい.

1 0 0 0 OA 毒薬世相学

著者
山崎 幹夫 丹羽口 徹吉 押田 茂實 黒岩 幸雄
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.18, no.6, pp.467-473, 1982-06-01

現代人の生活の中には, 毎年多くの新しい化学物質がとり入れられて来ており, これが我々の生活を豊かにする反面で, 毒としての面も持っている.複雑多岐にわたる現代生活の中で, あるものは犯罪として用いられるものもある.今日は, 毒物を日頃とりあつかっておられる先生方に, 昔から現代に至る毒についてお話を伺った.
著者
北川 晴雄 三川 潮 長谷川 善一 山本 章
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.18, no.7, pp.597-603, 1982-07-01

留学という言葉は, これまで欧米諸国へ勉強に出かけることを意味した.しかし日本の学問的・経済的地位の向上にともない, 多くの留学生が日本で学生生活を送るようになってきた.日本に来る留学生を公私ともにお世話し, 彼らの留学効果を上げてもらうのも重要な国際協力である.留学生の現状, 問題点を語ってもらい, 一層成果をあげるための提言を出して載いた.
著者
岩渕 好冶
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.36, no.10, pp.882-883, 2000-10-01
参考文献数
2