著者
渡部 奈緒 岩永 竜一郎 鷲田 孝保
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.553-560, 2002-07-31

運動障害を主体とした発達障害幼児14名と,対人,及び知的障害を主体とした発達障害幼児16名の母親について調査し,比較研究した.母親のストレスと疲 労感に関する質問では,健常児38名よりも,運動障害を主体とした児に問題が大きい項目は認められなかったが,対人関係,または知的障害を主体とした児の 母親には問題が大きい項目が認められた.広汎性発達障害児,精神発達遅滞児などの母親は育児ストレス・疲労感が大きいことが示唆され,早期から専門家のサ ポートが必要であることが考えられた
著者
北山 秋雄
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.66, no.2, pp.180-182, 2007-03
著者
古谷 真樹 山尾 碧 田中 秀樹
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.67, no.3, pp.504-512, 2008-05-30
参考文献数
16
被引用文献数
4
著者
大見 広規 小熊 美和子 百々瀬 いづみ 望月 吉勝
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.383-389, 1999-05-30
参考文献数
18
被引用文献数
2
著者
竹原 健二 須藤 茉衣子
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.71, no.3, pp.343-349, 2012-05-31
被引用文献数
1
著者
米山 京子 池田 順子
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.331-340, 2003-05

母乳のみあるいは殆ど母乳で哺育している出産後3~16週の健康な授乳婦44人を対象に,母乳中の蛋白質,脂肪,カルシウム濃度と妊娠中および授乳時の体格要因,授乳期3日間の栄養素,食品群摂取量との関係を分析した。母乳の脂肪濃度は妊娠中の最大体重時のBody Mass lndexと正,授乳時の脂質摂取量と負の有意相関が認められ,重回帰分析でも両者が独立に影響することが確認された。妊娠中には脂肪を蓄積し,授乳初期には脂肪摂取を控えることが母児ともに合目的である。母乳のカルシウム濃度は授乳時の母の骨密度が高い程高く,蓄積されたカルシウムが母乳成分に影響することが示唆された。蛋白質濃度は授乳時の飯,野菜摂取量が多い程低い傾向が認められた。
著者
小林 幸子
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.p573-579, 1990-09
被引用文献数
17
著者
松浦 賢長
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.547-552, 1998-07-30
被引用文献数
1
著者
伊東 和雄 中村 徳子
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.65, no.6, pp.836-839, 2006-11-30
被引用文献数
1
著者
清水 嘉子
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.26-34, 2006-01

父親の育児ストレスを,育児信念との関連で検討することを目的に,乳幼児期の子育てをしている父親を対象に半構成式自由記述によるアンケート調査を実施し,93名(24〜51歳,平均年齢37±5.2歳)より有効回答を得た.その結果,父親の育児ストレスは「子どもの自己本位な特性」(75件),「育児への自信のなさ」(30件)など9要因に分類され,育児信念6項目すべてを肯定する信念傾向をもつ父親は不安を感じる傾向にあり,育児に対して「こうあるべき」と考えるほど不安傾向が高まることが示唆された
著者
小國 龍也 吉川 賢二 余田 篤 山城 国暉 保坂 智子
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.428-432, 1998-05-30
参考文献数
5
被引用文献数
3
著者
野口 恭子 石井 トク
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.102-109, 2000-01-30
被引用文献数
3
著者
コリー 紀代
出版者
日本小児保健協会
雑誌
小児保健研究 (ISSN:00374113)
巻号頁・発行日
vol.71, no.5, pp.723-730, 2012-09

人工呼吸器を使用している障がい児(者)の母親の負担感やQOL の研究は数多いが、家族の危機に関する研究は少ない。そこで本研究では、家族が医療的ケアを受け入れる際のストレス因子の明確化と、医療的ケア必要児(者)を育てる家族の危機的状況のモデル化を目的とし、障がい児の家族を対象に質問紙調査を行い、家族アセスメントの視点をより具体的にするための危機モデルを作成し、因子を抽出・可視化した。