著者
鈴木 常彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.12, pp.1130-1133, 2018-11-15

自律分散協調を目指したインターネットは今や他律集中排他のネットワークへと変容し崩壊しつつある.イヴァン・イリイチの唱えたコンヴィヴィアリティ(自律共生)の哲学を理解した技術者を育てるべく大学や地域で筆者が行っている活動の紹介とあわせ,ネットワーク技術者教育のために開発した仮想ネットワーク構築ライブラリVITOCHAの解説と教育への応用事例も紹介する.
著者
清野 武
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.19, no.8, 1978-08-15
著者
淵 一博 訳
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, 1961-02-25
著者
筧 捷彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.554-558, 2011-04-15
著者
市毛 由美子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.176-179, 2018-01-15

非ウォーターフォール型ソフトウェア開発の典型であるアジャイル型開発において,従来のウォーターフォール型開発の契約条件を流用することは問題である.アジャイル型開発の特性に合致して,かつ,紛争予防機能や予測可能性のある契約条項はどのようなものか.情報処理学会に設置された情報処理に関する法的問題研究グループ(LIP)では,アジャイル型開発の具体的事例に則し,実際に発生しうる諸問題を想定して,その未然防止のためのプラクティスを,当事者間の合意に取り込むための契約条項を検討中である.研究成果は,情報処理学会の全国大会にて提示する予定である.
著者
小山 裕己
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.90-91, 2017-12-15
著者
ゆうき まさみ
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.5, 2015-04-15
著者
谷 聖一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.10, pp.919-919, 2017-09-15

国際情報オリンピック(IOI)は,中高生を対象とした情報科学分野の国際科学オリンピックである.情報科学の中でも,特に,問題を分析しアルゴリズムを設計する能力を競う.このIOIの日本初開催が,2018年9月に茨城県つくば市で予定されている.アルゴリズムの若き精鋭が世界中から集まり競技を行う.また,各国の選手・教育者同士の国際交流を図る多彩なイベントも催す1週間にわたる国際大会である.
著者
藤川 真⼀
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.57, no.9, pp.870-876, 2016-08-15

フィンテックにおいて,新しい取り組みにチャレンジするスタートアップの存在は欠かせない.日本のスタートアップのフィンテックは,ブロックチェーンのような新しい取り組み以外にも,既存の金融機関と連携を行うビジネスモデルが注目されている.その際に重要になるのはユーザエクスペリエンスによる使い勝手の良いサービスである.また与信などを活用した高いユーザエクスペリエンスが,摩擦の少ないお金の流れを実現することで,その可能性を大きく広げる.その他,海外のスタートアップが日本に参入する際の難しさや,今後のフィンテックの課題について述べる.
著者
大石 岳史 池内 克史
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.1235-1240, 2014-10-15

本章では,東京オリンピック招致の際に利用されたVR/AR・MR技術について概説する.前回,2016年招致の際には,晴海ふ頭に建設予定のスタジアムをVR/MR技術によって再現し,未来の競技を体験できるシステムによって国際オリンピック 委員会(IOC)委員へのプレゼンテーションが行われた.また今回2020年の招致 活動においてもAR技術によって競技をより魅力的に観戦できるアイディアが紹介映像の中で用いられ,日本の技術力をアピールするとともに招致に大きく貢献した.本章ではこれらの技術について紹介し,さらに2020年東京オリンピックにおける映像処理技術への期待について述べる.
著者
山本 ユウカ
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.562-563, 2017-06-15
著者
安田 豊
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.1244-1247, 2016-11-15 (Released:2016-11-09)

筆者の所属する学部では2016年度入試から科目「情報」に基づいた試験(ペーパーテスト)を実施している.その目的は従来的な英数理等の科目試験だけでは充分に測ることができないと考えられる,情報系の資質をもった学生を正しく選別することにある.我々は2008年から検討を開始したが,一般入試に選択科目として「情報」を追加することは容易でなく,結果的に我々が以前から行っていた作品応募によるAO入試に,筆記試験型を追加することで実現した.本稿ではそこに至るまでの検討過程を追いながら,AO入試として情報入試を実施することで得られる価値や継続的な作問の可能性について論じる.
著者
由美 かおる
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, 2013-12-15
著者
三浦 麻子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.291-294, 2017-03-15

市民生活において人の気づきが重要な意味を持つ場面のひとつに政治的意思決定がある.投票は,論理的な思考を経た合理的な意思決定の所産であるべきで,その前提には能動的に情報を収集し,判断のための問いを明確化する過程,すなわち「気づき」が必然的に伴う.しかし,多くの市民の日常的な政治関心は低いため,機会が近づいて初めて情報を収集する.このような場合に,近年であればマスメディアと並んでインターネットが重要な情報源となるが,膨大な情報の海への選択的接触は限定的で偏った所産しか得られない可能性が高いというパラドックスがある.真に多様な情報に接して気づきを得るためには,偶発的・副産物的な学習が案外有効である.
著者
斎藤 直宏
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.41, no.6, pp.649-654, 2000-06-10
参考文献数
3
被引用文献数
2

家庭用ゲーム機のハードスペックが向上し表現のクオリティが高くなると,必要となるCG技術のレベルも上がり,プログラムも巨大になる.さらに,描画に用いられるデータ量も多くなる.これらの変化に開発現場ではどのように対応していくのであろうか.PS2の発売を機に,ゲーム制作の現状とその未来像について考えてみたい.
著者
守田 由紀子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.1235-1238, 2016-11-15

京陽小学校における全校的なプログラミング学習を校長として主導した立場から,この活動に至る経緯,学校経営の視点からの考慮点,実際に行った際の方針,全体的な成果について報告している.プログラミング学習により,教師が教えるかわりに,児童がプログラミングを通じてさまざまなものを学び取るという,より望ましい形が達成された.
著者
淵 一博 伊藤 文子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.1, no.3, 1960-11-15