著者
中村 獅童
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.2-3, 2023-12-15
著者
鶴岡 慶雅
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.96-97, 2017-01-15
著者
石光 俊介
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.9, pp.462-466, 2023-08-15

広島市立大学情報科学部では25年度入試に「情報」の個別入試導入をきめた.その個別入試導入にいたる紆余曲折を情報科学部入試委員長の視点から解説する.
著者
関口 芳弘 庄司文由 塚本 俊之
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.8, pp.801-807, 2012-07-15

スーパーコンピュータ「京」の安定運用を支える重要な基盤である,施設および設備について紹介する.最初に,「京」の超大規模システムを支える建物の免震構造および橋梁技術の適用による無柱の計算機室について紹介する.次に膨大な電力需要と発熱除去の要求に確実に対応するために導入したコージェネレーション発電設備(CGS)および冷却システムについて紹介し,最後に環境への配慮について施設の特徴を説明する.
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.420-427, 2016-04-15
著者
飯田 秀延
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.192-196, 2020-01-15

高等学校で実践した,課題解決型のアクティブ・ラーニングをとり入れた,映像制作の授業を紹介する.本授業では,能動的に動画制作(問題解決)を行うことにより,生徒の創造的な思考力や,問題を発見したり解決したりする能力を育むことができる.また,グループ内でコミュニケーションを取り,自主的に作業を行うことで,「知識および技能」や「思考力・判断力・表現力」のみならず,「学びに向かう力,人間性」などの向上も図れる.アンケートでは,「今回のようなアクティブ・ラーニングの授業を今後も受けたいか」という質問に対して,86%の生徒が「ぜひ受けたい」または「どちらかというと受けたい」と回答した.
著者
中嶋 正之
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.39, no.7, 1998-07-15
著者
小野 厚夫
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.347-351, 2005-04-15

今日のキーワードとなっている情報という言葉は,日本で造られた言葉で,1976年出版の訳書「仏国歩兵陣中要務実地演習軌典」に最初の用例がある.原語はフランス語のrenseignementで,敵の「情状の報知」の意味で使われた.初期には情報と状報が併用されたが,情報に統一された.兵語として用いられていたが,次第に一般化し,日露戦争後には国語事典に収録されるようになった.戦後情報理論の導入に伴い,英語のinformationの日本語訳として用いられるようになった.これら130年に及ぶ情報という言葉の歴史について調べた内容を,用例を示しながた辿ってみた.
著者
松島 拓路
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.5, pp.246-250, 2022-04-15

2025年の大学入学共通テストから国立大学の一般選抜の受験生には原則として教科「情報」が追加されることになった. 情報入試の対策としては, 大学入学共通テスト「情報関係基礎」が大いに参考になる. 情報関係基礎の解説サイトを4年間運営してきた取り組みを紹介し, 情報科の教員が情報入試に向けてどのような対策をしていくべきか考えを述べる.
著者
村井 純
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.270-273, 2008-03-15
著者
石田 慶樹 馬渡 将隆
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.428-436, 2012-03-15
著者
松尾 真一郎 金岡 晃
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.11, pp.1056-1057, 2015-10-15
著者
吉田 智子 有賀 妙子 真下 武久
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.12, pp.667-671, 2021-11-15

プログラミング学習への興味における男女不均衡を是正するためには,男女ともに興味を持って学べる題材が必要だと考えた.その一例として,データビジュアライゼーションのプログラミング教材を開発中である.JavaScript(p5js)を利用して,学習者の興味分野のデータをインタラクティブなインフォグラフィクスとして視覚化する.学習者はプログラミングを学ぶことで,自分の表現力,創造力を駆使した作品を公開することが可能となる.
著者
井手 広康
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.e41-e59, 2022-03-15

令和7年の大学入学共通テストに「情報」が追加されることが正式に決定した.大学入試センターは,共通テストを想定した「情報」の問題として,これまで試作問題とサンプル問題を公開している.現在,上記以外に共通テストの参考になる「情報」の問題は少ないが,当分の間は「情報関係基礎」の問題が活用できるだろう.本稿では「情報関係基礎」の過去問のうち,2005年度の第2問「じゃんけん大会」を取り上げ,解答のための手順とポイントについて解説する.
著者
AI R
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.1078-1083, 2016-10-15

異分野協同研究グループAcceptable Intelligence with Responsibility(AIR)がロボットホテル「変なホテル」の視察とインタビューを行った.インタビューからは,(1)「生産性を上げる」や「干渉しないサービス」というホテル経営の価値再定義,(2)現場コンテキストの環境・技術・スキルに求められる創意工夫,そして(3)それに対する従業員や宿泊客とロボットとのインタラクションの適応・不適応から,「ロボットメインモデル」とでもいうべき近未来の人間-ロボットが協同する「変わり続ける」労働現場が浮かび上がってきた.異分野協同研究ならではの多様な視点からの解釈や分析を紹介する.
著者
金山 博 武田 浩一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.52, no.7, pp.840-849, 2011-06-15

2011年2月14日〜16日、米国のTVクイズ番組においてIBM の質問応答システムWatsonと当番組の2人のクイズ・チャンピオンとの対戦が実現し、Watson が勝利を収めた。本システムの成功には長年の質問応答技術の研究、インターネット上などにある膨大なデジタル情報の蓄積、並列処理と機械学習を利用して解答とその確信度を計算する新たな手法などが寄与している。また、高い相互運用性をもつ自然言語処理のプラットフォームの採用や、米国の8大学との共同研究なども効果をあげた。本稿では、問題の設定、研究開発の過程、その結果と将来の展望を追う形式で、挑戦の概要と技術的内容の両面を紹介していく。
著者
中森 眞理雄 竹田 尚彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.48, no.11, pp.1213-1217, 2007-11-15
著者
橋本 誠志
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.12, pp.664-673, 2022-11-15

ゲームを構成するプログラムやキャラクターには多様な法的権利が設定されることがあるが,ゲームの提供会社が破産した場合にこうした法的権利を含めたユーザのプレイ環境がうまく継承されるとは限らない.2022年8月の「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2022」(CEDEC2022)では「復刻できないあのゲームを,合法的にプレイできるようにするために,今できること」のセッションが設定され,主に著作権法の観点からこの問題が議論された.本稿では,ゲームを構成するコンテンツをめぐる法的諸問題について,破産したゲーム提供会社が提供していたゲームをプレイする上での諸課題について,法的問題を踏まえて解説する.