著者
喜多 千草 発田 弘 山田 昭彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.652-659, 2016-06-15

1960年京都大学ディジタル型万能電子計算機第1号(KDC-I)を設計開発.1971年光ファイバ計算機ネットワークを開発.論理回路理論,2分決定グラフなどを研究し,京都大学で後進の育成に携わった後,関西大学総合情報学部でも教鞭をとられた矢島氏に,主に初期のディジタルコンピュータの開発事情などを通じ,次世代に語り継ぐべきお話を伺った.
著者
畑村 洋太郎 中尾 政之 飯野 謙次
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.44, no.7, pp.733-739, 2003-07-15
参考文献数
3
被引用文献数
4

この失敗知識データベースは従来なかったような新しい試みが随所に行われており,データベースのユーザが欲しいものが容易に検索できるやり方の1つの新しい提案になっているので,本稿でその基本的な考えを紹介する.
著者
対馬 かなえ
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.9, pp.849-854, 2016-08-15

本稿は,プログラミング初心者を対象としたプログラミング入門である.Racketという言語を用いて,未完成のゲームを完成させながら,プログラミングの基礎となるいくつかの要素を学んでいく.前編では,まずRacketのプログラミングの始め方を解説し,プログラムを少し変更して実行結果が変わる体験をしたのち,ゲームの世界を成り立たせている構造体について学ぶ.
著者
楠本 博之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.188-189, 1999-02-15
著者
羽生 善治
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, 2012-05-15
著者
サンキュー タツオ
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, 2016-03-15
著者
梶田 将司
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.286-289, 2016-02-15

「教育の情報化」とも言われる大学教育におけるICT利活用は,コース管理システム/学習管理システム (Course Management System/Learning Management System, CMS/LMS),教務システム等を通じた「従来の教え方・学び方の電子化」から,組織的な情報環境の整備の中で実際の教育現場で ICT を活用しながらデータを蓄積し,エビデンスに基づいて教えや学びを高度化する「情報環境と利活用のスパイラルな進化」という新たなフェーズに入った.本稿では,変わりつつある現在の潮目をまとめながら,長期的な視点でこれまでの大学における情報環境整備の歴史を俯瞰することで,オープンソースとオープンスタンダードを根幹とした次世代ディジタル学習環境のあり方を語る.

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著者
松本 行弘
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.44, no.5, pp.515-521, 2003-05-15
著者
伊藤 毅志
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.50, no.9, pp.887-894, 2009-09-15
被引用文献数
4

多くの幸運が重なり,電気通信大学情報工学科伊藤研究室の開発した「文殊」は,第19回世界コンピュータ将棋選手権において,初出場で第3位という成績を残すに至った.この解説では,「文殊」の誕生までの歩みと文殊で行った「合議アルゴリズム」の技術的な工夫と,いくつかの実験結果について紹介する.
著者
大向 一輝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.54, no.12, pp.1204-1210, 2013-11-15
被引用文献数
1

Webを通じたデータの積極的な公開・共有を目指すオープンデータを進めるにあたっては,ライセンスの選択やデータが作られる現場のワークフロー設計といった制度面における課題とともに,公開されるデータのフォーマットやアクセス方法などの技術面での検討が必要である.実際にオープンデータを利用するユーザの観点からは,入手が容易であり,処理のしやすいデータほど活用されやすい傾向にあると思われる.Web上に散在する多様なデータに対して統一的な手段でアクセスすることができ,そのデータが共通のルールに基づいて記述されているような環境の構築は,オープンデータの普及にとって重要な課題である.これに対して,文書の公開・共有手段として成功を収めたWebの技術的方法論をデータに適用するLinked Open Data(LOD)が注目されている.本稿ではオープンデータを支える技術としてのLinked Open Dataについて述べ,今後の展望について議論する.
著者
島岡 政基
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.11, pp.1070-1075, 2015-10-15

暗号技術は情報通信技術とともに今や広く社会で利用されているが,複雑な暗号技術があたり前のように社会で利用できるのは「社会の複雑性を縮減するメカニズムのひとつ」であるトラストに支えられているからである.暗号技術がトラストに支えられて広く普及した典型例としてWeb PKI(Public Key Infrastructure)がある.本記事では,このWeb PKIを事例に暗号技術を支えるトラストについて解説するとともに,急速に発展しつつあるInternet of Things時代においてトラストがどのように変わっていくのかについて考察していく.
著者
須賀 祐治
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.11, pp.1064-1069, 2015-10-15

SSL/TLSプロトコルの概観と,これまでに公開されたSSL/TLSに対する攻撃の概要を紹介する.さらに現在策定中のTLS1.3の策定状況についても触れる.暗号プロトコル
著者
手塚 悟
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.11, pp.1058-1063, 2015-10-15

我が国において,2016年1月から開始されるマイナンバー制度について概要を説明する.電子署名と電子認証の違いについて述べ,電子署名・電子認証技術がどのようにマイナンバー制度に係りを持っているのかを概説する.さらに,海外の状況,特にEUの制度を説明し,我が国の制度との違いについて説明する.最後に,マイナンバー制度において電子認証技術がどのように活用されているかを解説する.
著者
黄瀬浩一 岩村 雅一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.49, no.9, pp.1082-1089, 2008-09-15
著者
石田 晴久
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.12, no.11, 1971-11-15
著者
井上 大介
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.740-741, 2015-07-15