著者
濱 修
出版者
滋賀県文化財保護協会
雑誌
紀要 (ISSN:2185341X)
巻号頁・発行日
no.27, pp.67-73, 2014-03
著者
岡部 修一
出版者
奈良文化女子短期大学
雑誌
紀要 (ISSN:02862867)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.137-146, 2011-10-31
著者
畠山 篤
出版者
弘前学院大学文学部
雑誌
紀要 (ISSN:13479709)
巻号頁・発行日
no.45, pp.13-60, 2009-03-25
著者
入江 英弥
出版者
弘前学院大学文学部
雑誌
紀要 (ISSN:13479709)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.35-45, 2018-03-18
著者
金子 泰子
出版者
上田女子短期大学
雑誌
紀要 (ISSN:09114238)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.A31-A45, 1994-03-31

若者が敬語表現に対して感じる難しさは、指導者や年配者の想像を超えるもののようである。語彙や語形的な知識不足もさることながら、むしろ対人関係に応じての使い分けの難しさが一番の問題点である。敬語は文字通り解釈すれば「敬意を表すことば」となるが、現実には、目上の人に限らず、初対面の人や自分に恩恵を与えてくれる人など、あらたまって特別な認識をした人に対して用いられる表現である。敬語ということばにとらわれることなく、待遇表現の中の一部分として、他の敬語でない語との対応関係の中に位置づけて敬語表現を指導することが学習者の理解を促すことにつながる。「です」「ます」に関しては、たんに丁寧語として教えるのでは不十分である。尊敬語や謙譲語が話題の人物・事物に対して特別な認識を持って待遇しようとする表現であるのに対して、丁寧語は話題の人物・事物には関わりなく、聞き手に対して直接的に配慮をする表現であることをきちんと区別して理解させることが重要である。敬語表現は基本的に、話し手が自分を取り囲む人間関係をどのように把握するかにかかっているので、その基本的な部分についての指導も忘れてはならない。日本人のものの考え方についての正しい理解が、敬語表現を使い分ける力につながっていく。流ちょうに敬語を使いこなす能力は実社会にでて経験を積んでからの課題であろうが、知識の整理は学校の国語教育の場でもっとしっかり行うべき課題であろう。
著者
黒川 勲
出版者
大分大学大学院福祉社会科学研究科
雑誌
紀要 (ISSN:21859574)
巻号頁・発行日
no.8, pp.17-28, 2007

スピノザ哲学において、人間の自由は至福としての神への知的愛によって獲得されるものである。そして、この神への知的愛は「第三種の認識」あるいは「直観知」と呼ばれる認識において実現する。本稿では、この第三種の認識特徴として「起源性」、「個別性」および「直観性」を取り上げ、それらの意義の解明を試みる。そのために、『エチカ』の読解を通して、特にスピノザにおける精神の永遠性とコナトゥスの概念に注目して考察を行なう。###スピノザにおける第三種の認識は、神の自己認識であるとともに人間の自己意識を意味している。神および人間は第三種の認識において、個別的な自己自身を直接に、起源としての神から、神の能力あるいはその現象であるコナトゥスを認識しているのである。###In this paper I tried to understand Spinoza's concept of the third kind of knowledge. For this purpose I regarded the investigation into signification of three properties of the third kind of knowledge, and they are immediateness, individuality and ground of the truth. In order to solve this problem, I would consider propositions concerning the third kind of knowledge in his Ethica. And I would examine Spinoza's thoughts of conatus and the eternity of the mind. In Spinoza's philosophy, the third kind of knowledge signifies self-knowledge of God and human mind. Through their self-knowledge, each of God and human mind recognizes immediately individual themselves in the identical potency of God
著者
中 真生
出版者
神戸大学
雑誌
紀要 (ISSN:02885808)
巻号頁・発行日
no.41, pp.19*-52*, 2014-03-10
著者
末次 正寛 辻 正利 谷川 義之 南部 紘一郎 西岡 將美
出版者
鈴鹿工業高等専門学校
雑誌
紀要 (ISSN:02865483)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.9-16, 2013-02-28

弓道に使用される和弓は複数の材料を組み合わせた複合構造材であり,それらの接着層が弓の湾曲によって発生する応力で剥離する場合がある.本研究では,木材とカーボンファイバーで構成された初級者・中級者用の和弓を対象とし,弓幹内部の境界層に生じるせん断応力を実験ならびに有限要素法(FEM)によって解析した.その結果,せん断力は弓の下端部において最大となり,かつその部分の内側の境界層で最大のせん断応力が発生していることがわかった.また,実験値と FEM解析値は概ね一致しており,作成した FEM大変形解析プログラムの有効性が示された.
著者
栗田 靖
出版者
東海学園大学
雑誌
紀要 (ISSN:02858428)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.139-148, 1976-10-30