著者
澁谷 智治
出版者
上智大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2020-04-01

本研究では, 機密データの不正使用や盗難に対する効果的な対策を実現する, 秘密分散法と呼ばれるセキュリティ技術を取り上げる.機密データを分散共有するためのシェアとよばれるデータを生成する際, Komargodski らにより, 参加者数が未確定でも加算無限個のシェアが生成できる手法が提案されている. しかしながら, シェアサイズが最適性や, 秘匿計算への応用の可否については明らかではない.本研究では, これらの解明に取り組み, 加算無限個のシェアが生成可能な秘密分散法におけるシェアサイズの上界・下界の導出と効率的なシェアの構成方法の開発, および, その秘匿計算への応用について検討する.
著者
山本 浩
出版者
上智大学
雑誌
ソフィア (ISSN:04896432)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.p336-342, 1981
著者
橋口 倫介
出版者
上智大学
雑誌
ソフィア : 西洋文化ならびに東西文化交流の研究 (ISSN:04896432)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.1-2, 1984-04-15
著者
松下 和則
出版者
上智大学
雑誌
上智大学仏語・仏文学論集 (ISSN:02881934)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.i-viii, 1983-03-20
著者
中村 友太郎
出版者
上智大学
雑誌
人間学紀要 (ISSN:02876892)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.3-4, 2007
著者
渡辺 義愛
出版者
上智大学
雑誌
ソフィア (ISSN:04896432)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.p577-593, 1989
著者
Cooper Michael 巽 豊彦
出版者
上智大学
雑誌
ソフィア (ISSN:04896432)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.46-67, 1971-06
著者
酒井 洋
出版者
上智大学
雑誌
ソフィア (ISSN:04896432)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.p249-260, 1977
著者
江藤 祥平
出版者
上智大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本年度の主な実績は、著書『近代立憲主義と他者』(岩波書店、2018)を刊行したところにある。これは過去2年の研究成果の集大成をなすものである。従来の憲法学は、国家権力を「他者」とみなし、「個人」を確立することにもっとも注力してきた。それが人権論の業績であり、この点についてこれまでの憲法学の方向性は間違っていなかったものといえる。他方、国家権力をわがものとして引き受けて論じる傾向は少なかったようにみえる。「抵抗の憲法学」と揶揄されることもあるが、それも全く理由のないことではない。本著書の意義は、ひとえに国家権力そのものを国民が引き受けることの意味を突き詰めて考えたところにある。つまり、国家権力を他者と遠ざけるのではなく、自らそれを引き受けることが、憲法の想定する国民主権に合致するという見方である。その際に用いられたのが、現象学という方法である。物事の本質を見極めようとする現象学の方法は、従来、憲法学で論じられることはほとんどなかった。むしろ政治哲学を重視して、既存の概念の正当化を試みてきたからである。しかし、政治哲学による正当化は、物事の本質、人間の実存の在り方を前提とするだけで、直に捉えることはできない。そこで現象学によって、国家の、人間の本質に迫る必要が生じたわけである。そこから見えてきたのが、人間は自己という観念の内にすでに内なる他者を抱え込んでいるという現象である。これは人間は一人では生きられないという類の議論ではない。およそ人間の本来的な生き方を際立たせようとするなら、不可避的に自己の内なる他者と向き合いざるをえないということである。そこから見えてきた憲法の姿は、これまでのものとはずいぶん異なるものである。一言でいえば、それは無関心でいられない形で、よりよき統治形態を求めて議論する市民の姿である。さらなる詳細は、本著に譲るほかない。
著者
金本 めぐみ 横沢 民男 金本 益男
出版者
上智大学
雑誌
上智大学体育 (ISSN:02870568)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.1-9, 2005-03-01
被引用文献数
1 5

本研究は思春期女性の自己の身体に対する意識と食行動の相互関連について分析検討することを目的とした。欠損値のあるデータは分析から除外し、最終的に250名を対象に分析検討がなされた。1.思春期女性の身体に対する意識構造は「さらなる痩身願望」を特徴とするものであることが明らかとなった。2.自己の身体に対して不満足な人ほど痩身願望が強いことが明らかとなった。3.痩身に対するメリット感、現体型に対するデメリット感と身体満足度の関係においては自己の身体に対して不満を感じている人ほど痩せれば何かいいことがあると感じている。また、現在の体型ではいいことがないと感じていることが示された。4.ダイエットをするなら健康を重視するダイエット方法をするか、効果を重視するダイエット方法をするかというダイエット志向性と身体満足度に関しては、自己の身体に対して不満を抱いている人ほど効果を重視するダイエット方法を志向する傾向にあることが確認された。5.食習慣と身体満足度に関しては、身体に対して不満足な人ほど普段の食行動においてダイエット行動を頻繁にしていることが明らかとなった。
著者
ロゲンドルフ ヨゼフ
出版者
上智大学
雑誌
ソフィア (ISSN:04896432)
巻号頁・発行日
vol.1, no.4, pp.77-83, 1952-12