2 0 0 0 OA 雨上がり

著者
広瀬 純子
出版者
九州産業大学
雑誌
九州産業大学芸術学部研究報告 (ISSN:02867818)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.28-30, 2007
著者
楢橋 秀衞
出版者
九州産業大学
雑誌
九州産業大学工学部研究報告 (ISSN:02867826)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.267-270, 2005-12-20

Strong ground motion accelerations during the mainshock and aftershocks of the 2005 Off Fukuoka Prefecture Earthquake observed at the two sites of Kyushu Sangyo University, Kounai and Munakata, with the digital data processing system are summarized. The digitized acceleration records reported here are released with an attached CD-ROM, which contains twenty four csv-type files of a three-component ground acceleration recorded at Kounai and/or Munakata during the sixteen seismic events.
著者
下川 俊彦
出版者
九州産業大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2001

インターネットの応用としてコンテンツ配信が脚光を浴びてきている。そのためのプラットホームとして、コンテンツ配信網(Content Distribution Networks)の重要性が増している。コンテンツ配信網の要素技術の中にリクエスト誘導機構とコンテンツ配布機構がある。本研究では、CDNのリクエスト誘導機構として、サーバ選択機構、コンテンツ配布機構の基盤技術として、高信頼性XCASTプロトコルの研究を行った。サーバ選択機構としては、本研究ではTENBIN (Tenbin is Expreimental Nameserver for Balanced InterNet)を開発した。本システムは、サーバ選択における選択方針の利用に対して、高い柔軟性を持つ。すなわち、様々なサービス毎に異なる選択方針を、ポリシーモジュールという形で付加(プラグイン)することで、サービス(あるいはコンテンツ)毎に異なる選択方針に対する要求に応えることが可能である。本研究では、選択方針として特に経路情報を利用したものに注力し研究を行った。これは、経路情報を用いることで広域分散的に構築されたコンテンツ配信網内でのサーバ選択が効率的に行えると考えたからである。本システムを、LIVE! UNIVERSEプロジェクトが実施した、日食・流星群などの天文現象中継システム、ならびにRing Serverプロジェクトが運用する国内最大級のファイルアーカイブシステムにおけるサーバ選択機構として適用を行い、評価実験を行った。その結果、広域分散配置され、またシステム内にも複雑な選択ポリシーが存在する場合に、適切にサーバ選択を実現できることが確認された。本研究成果は、電子情報通信学会論文誌への掲載が決定している。コンテンツ配布機構の基盤としては、高信頼性XCASTプロトコルの設計を行い、評価を行った。上述のRing Serverプロジェクトが運用する、大規模広域分散型ファイルアーカイブシステムをモデルとして、シミュレーション実験を行った。この結果、従来方式より効率が良いコンテンツ配布が実現可能なことが確認できた。本研究成果は、情報処理学会論文誌43巻11号pp.3530-3539へ掲載されている。
著者
金崎 雅之
出版者
九州産業大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2006

政策決定過程の応用ミクロ経済分析として、政治献金と情報が政策決定、ひいては住民の厚生に与える影響を明らかにした。さらにこの観点から地域間の統合の可能性を明らかにした。また、官僚の将来利得獲得の誘因と政治家の再選の誘因が両者の政策にまつわる業務を行う上での努力水準の決定に与える影響を明らかにし、さらに政策決定に関する権限の配分の決定権の所在の在り方を制度の違いとして捉え、それら制度の違いが政治家や官僚の政策業務上の権限分割と投入する努力に与える影響について分析を加えた。
著者
高杉 美佳子 山田 耕路
出版者
九州産業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

加水分解性タンニン類のIgE産生抑制活性を調べた。その結果、テリマグランジンI、テリマグランジンII、カスアリクチンおよびペンタガロイルグルコースは濃度依存的にIgE産生を抑制した。これに対し、ストリクチニンのIgE産生抑制活性は非常に低かった。これらの結果は、加水分解性タンニン類のIgE産生抑制活性にはガロイル基が4つ相当必要であること、加水分解性タンニン類がIgE産生を抑制することでアレルギー症状を緩和する可能性を示唆している。
著者
渡邊 雄二
出版者
九州産業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

近代において日本がどのように朝鮮時代絵画について関心を持ち、理解をしたかというテーマに沿い、植民地朝鮮の公的な施設や民間において行われた絵画の収集展示活動を通して検証した。これには韓国の近代的な視点での美術という新しい価値観が生まれる経緯の考察を伴うのであるが、それは植民地朝鮮での博物館施設における収集展示活動により確定されたといえよう。そして、民間においても、当初、日本人を中心に収集活動が盛んになり、次第に朝鮮人も加わった美術市場が開かれた。ただし、韓国の伝統的絵画の理解という点では、関わった研究者は関野貞などわずかの人物であり、朝鮮時代の書画活動を深く理解するには到らなかったと考える。
著者
高嶋 雅明
出版者
九州産業大学
雑誌
九州産業大学商経論叢 (ISSN:02867842)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.33-95, 1969-05
著者
山口 清
出版者
九州産業大学
雑誌
九州産業大学国際文化学部紀要 (ISSN:13409425)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.137-152, 1996-03

幕末期に,洋学者柳河春三は"洋算用法初編"を著し,西洋算術の解説を行った(安政4年)。同書では,アラビア数字を用いて,西洋数学の考え方を基に,筆算による計算四則,比例計算が述べられている。本稿の目的は,"洋算用法初編"のなかで述べられているオランダ語の数学用語{己号とそれらの日本語訳について,同書の解説との関連において考察すること,及びこれらの数学用語・記号が現在の小学校算数教材のどの部分に対応しているかを調べることである。
著者
安 熙卓
出版者
九州産業大学
雑誌
九州産業大学経営学論集 (ISSN:09184635)
巻号頁・発行日
vol.14, no.4, pp.15-30, 2004-03-18

近年, 日本ではパートタイム・アルバイトや派遣労働者を中心とした非正規労働者の増加が著しい。その背景には國際競争の激化, サービス経済化が進展する中で, 需要側と供給側のニーズによるものが大きい。すなわち, 人件費削減や景気変動に応じて雇用量を調整していこうという企業側のニーズと労働者の就業意識, 転職意識の変化など働く側のニーズの一致を挙げることができる。また, 最近においては, 非正規労働者の仕事の内容と質が正規労働者と変わらない非正規労働者の基幹化現象も現れている。それにもかかわらず, 非正規労働という雇用形態のため正規労働者に比べ, 賃金水準が低いなどさまざまな問題が提起されている。本稿では, 非正規労働者の増加要因と非正規労働者, とりわけパートタイム労働者と派遣労働者の実態を最近の調査データを用いて究明した。
著者
小川 哲哉
出版者
九州産業大学
雑誌
九州産業大学国際文化学部紀要 (ISSN:13409425)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.87-96, 1994-12

T. Litt (1880-1962) war die alteren Vertreter der Geisteswissenschaftlichen Padagogik. Er hat 1937 nach ZusammenstoBen mit nationalsozialistischen Borden demonstrativ seine Emeritierung beantragt und erhalten. Nach 1945 hat er wieder seine Arbeit fortgesetzt. Dieser Aufsatz versucht, Litts Auseinandersetzung mit Nationalsozialismus beleuchten. Der Inhalt des Aufsatzes werden wie folgt entwickelt. Ungefahr seit zehn Jahren gibt es innerhalb der Erziehungswissenschft der Bundesrepublik eine immer lebhafter werdende Diskussion uber das Verhaltnis der Geisteswissenschaftlichen Padagogik zum Nationalsozialismus. In national sozialistische Zeit war seine padagogische Einstellung zu keinem Zeitpunkt in Gefahr, ins Nationalsozialistiche umzuschlagen. Nach 1933 hat er den Mut gehabt, in Publikationen die Rassentheorie und die Geschichtsauffassung des Nationalsozialismus offen zu kritisieren. Besonders hat er Werk "Der Mythos des 20. Jahrhunderts" von Alfred Rosenberg ausdriicklich als Reprasentant der rassentheoretischen Geschichtauffassung kritisiert.