著者
雨宮 民雄 Tamio Amemiya
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 (ISSN:18800912)
巻号頁・発行日
no.3, pp.5-12, 2007-03

東京海洋大学海洋科学部海洋政策文化学科
著者
小山 尚之 Naoyuki Koyama
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 = Journal of the Tokyo University of Marine Science and Technology (ISSN:21890951)
巻号頁・発行日
no.12, pp.48-67, 2016-02-29

本稿は二〇一三年に「ランフィニ」誌第一二二号に掲載された「《地獄の季節》:行くこと―帰還すること」と題された記事を日本語に訳したものである。ソレルスによれば一八世紀の不在とロマン主義的な社会あるいは主体はランボーにとって地獄として現れる。地獄へ行くとは同時代の社会を批判するという意味である。しかし同時にランボーは新たな理性や新たな形態の愛を発明することによって地獄から帰還しようと努める。この点でソレルスはランボーのうちにニーチェとハイデガーの先駆者を見出している。それに加えてソレルスはランボーが始源におけるグノーシス的な光によって照明されていると考えている。東京海洋大学大学院海洋科学系海洋政策文化学部門
著者
小山 尚之 Naoyuki Koyama
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 (ISSN:18800912)
巻号頁・発行日
no.5, pp.55-61, 2009-03

『反ユダヤ・プルースト』という著作において、アレッサンドロ・ピペルノは次のように主張している。プルーストは『失われた時を求めて』のなかで、スワン、ブロック、ラシェルといったユダヤ人の登場人物を残酷に扱い、彼らの擬態を非難している、と。しかしピペルノの議論は一面的であるように思われる。何故ならプルーストはユダヤ人に対してだけでなく、貴族に対しても残酷だからである。この論文はピペルノの本の要約であるが、同時にその未熟な性急さを批判してもいる。東京海洋大学海洋科学部海洋政策文化学科
著者
上口 祐未
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2011

東京海洋大学修士学位論文 平成23年度(2011) 食機能保全科学 第1361号
著者
手塚 賢太郎
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2012

東京海洋大学修士学位論文 平成24年度(2012) 海洋システム工学 第1687号
著者
北山 和也
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2012

東京海洋大学修士学位論文 平成24年度(2012) 海洋環境保全学 第1638号
著者
稲本 守
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 (ISSN:21890951)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.17-29, 2011-02-28

近年におけるソマリア沖海賊被害の急増に対し、国連安保理は2008 年に採択した数度の決議によって加盟国に艦船の派遣を求めるとともに、ソマリア領海内、更には領土内における海賊対処行動を行うことを認めた。我が国は2009 年3 月に海上警備行動に基づいて自衛艦を派遣し、同年6 月には海賊対処法を制定してソマリア沖を通過する船舶の護衛活動を行っている。本論の第一の目的は、ソマリア沖海賊問題対処に際しての国際的・国内的な枠組みとその限界について客観的な指摘を行うことにより、海賊対処をめぐる議論の論点を明確にすることにある。その上で本論は、ソマリア沖海賊対処をめぐる法的問題点について考察を加え、世界の海を公海と領海を二分し、船舶取締りに際して旗国主義を貫いている近代海洋法秩序の限界を指摘した。こうした議論をふまえて本論は、安保理決議を通じた緊急措置の積み重ねによらず、公海上における集団的な警察活動等を可能にする国際的枠組み作りに国際社会が取り組むべきことを論じている。
著者
髙橋 直暉
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2016

東京海洋大学修士学位論文 平成28年度(2016) 海洋管理政策学 第2567号
著者
山中 典子
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2011

東京海洋大学修士学位論文 平成23年度(2011) 食機能保全科学 第1378号
著者
藤 正明 Masaaki Fuji
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 (ISSN:18800912)
巻号頁・発行日
no.6, pp.47-58, 2010-02

東京海洋大学海洋工学部海事システム工学科
著者
河野 博 植原 望
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 = Journal of the Tokyo University of Marine Science and Technology (ISSN:21890951)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.16-35, 2017-02-28

The fish transparent specimens were applied to a study of the evolution through the observation of jaw arches of the cartilaginous and bony fishes, and its effectiveness was investigated by the pre- and post- intervention questionnaire. The research examined 48 participants in the four learning interventions, the age ranging from 13 to 76 with a mean of 29.9 years old( n=47, because one articipant did not describe the age)and the sex ratio being 27 females and 21 males. The program was composed of the followings: how to use the microscope; the basic knowledge of bones such as the kinds of bone, how to make specimens for bone observation, history and methods to make transparent specimens; main observation 1, jaw arches of cartilaginous and bony fi shes; and main observation 2, relationships between fi sh jaws and our auditory ossicles, known as the Theory of Reichert. The participants were significantly more concerned about the evolution of fish jaws to our auditory ossicles after the intervention, indicating that the transparent specimens and observation objects related to the Theory of Reichert would be suitable for the study of evolution. The picturesque transparent specimens attracting the participants would be a good resource of science education.透明骨格二重染色標本が、理科教育、とくに進化の理解を深めるための教材として有効かどうかを、事前と事後のアンケートにもとづいて調査した。対象としたのは、4 つのイベントに参加した13歳から76歳の男性21名、女性27名、計48名である。プログラムは、顕微鏡の使い方と透明標本の基礎知識(骨の種類、骨格を観察するための方法、透明標本の作製方法と歴史)、および二つからなる主題の観察(サメの顎と魚の顎、および私たちとの関係[ライヘルト説])の順に進めた。アンケートによって、ほぼ全員が、透明標本を観察することによって魚類の顎の骨格と私たちの中耳骨との関係であるライヘルト説を理解したことが判明した。さらに自由記述では、進化自体の驚きや魚と私たちの系統関係、さらには透明標本の美しさに興味津々であることがうかがえた。
著者
川嶋 尚正
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2013

東京海洋大学博士学位論文 平成25年度(2013) 応用環境システム学 課程博士 甲第344号
著者
梶谷 志乃
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2010

東京海洋大学博士学位論文 平成22年度(2010) 応用生命科学 課程博士 甲第190号
著者
馬場 泰延
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2016

東京海洋大学修士学位論文 平成28年度(2016) 海洋生命科学 第2469号
著者
小川 奈津子
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2016

東京海洋大学博士学位論文 平成28年度(2016) 応用環境システム学 課程博士 甲第429号
著者
小山 尚之 Naoyuki Koyama
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 = Journal of the Tokyo University of Marine Science and Technology (ISSN:21890951)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.48-67, 2016-02-29

This article is a translation into Japanese of the article entitled ≪Une saison en enfer ≫: ALLER ― RETOUR, which was published in L’INFINI no.122 in 2013. According to Sollers, absence of the 18th century and the romanticist society or subjects appear to Rimbaud as Hell. To Go in Hell means to criticise the contemporary society. But at the same time, Rimbaud tries to return from Hell by inventing a new type of reason and a new form of love. In this point Sollers finds in Rimbaud a precursor of Nietzsche and Heidegger. Furthermore, he thinks that Rimbaud is enlightened by gnostic lights in origin.