著者
市村 将太
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2020

東京海洋大学博士学位論文 2020年度(2020年9月) 応用環境システム学 論文博士 乙第39号
著者
原田 葉乃
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2015

東京海洋大学修士学位論文 平成27年度(2015) 海洋環境保全学 第2340号
著者
笹岡 歩
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2008

東京海洋大学修士学位論文 平成20年度(2008) 食機能保全科学 第686号
著者
笹野 凪
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2020

東京海洋大学修士学位論文 2020年度(2021年3月) 海洋資源環境学 修士 第3528号
著者
田崎 佑一
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2016

東京海洋大学修士学位論文 平成28年度(2016) 海運ロジスティクス 第2429号
著者
神田 英宣
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2017

東京海洋大学修士学位論文 平成29年度(2017) 海洋管理政策学 第2811号
著者
前田 敦子 中村 宏
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 (ISSN:18800912)
巻号頁・発行日
no.8, pp.35-43, 2012-02

第一次産業は、国家の食糧安全保障の根幹をなしている。この第一次産業では、自給率の増大、安全安心の構築、更に国際的な協力と競争力の強化が課題となっている。第一次産業のひとつである水産業は、良質なタンパク源である魚介類を供給する重要産業であり、今後も、その維持発展が必要と考えられる。 一方、産学官連携は、2003 年度の国立大学法人化をきっかけに活性化されてきたが、工学系分野と機械製造業分野が主であり、第一次産業における産学官連携 の実態は余り知られていない。しかし産学官連携は、地域振興や社会貢献に寄与すると考えられており、東日本大震災で被災した多くの水産都市の復興にも一役 を担うことが期待される。 我々は、2011 年1 月に全国の漁連、漁協、加工協等に対して、産学官連携の実態を把握するためにアンケート調査を実施した。本稿では、本調査結果を取纏め、水産分野における産学官連携の現状を整理し、今後の産学官連携について考察した結果を報告する。 調査結果によれば、産学官連携という言葉の認知度自体が低く、約半数にしか知られていないことがわかった。そして、産学官連携に対しては、その結果として何らかの収益源に結びつくことが重視され、望まれていることがわかった。以上より、今後水産分野における産学官連携の活発化には、まず産学官連携そのものを周知する必要があり、産業側にとって魅力のある、実益に結びつく産学官連携活動を進める必要があることが示唆された。The primary industries constitute the foundation of national food security. To increase the selfsufficiency ratio, to build safety and security, and to strengthen international collaboration as well as competition in the primary industries present the challenges to tackle. One of the primary industries, the marine products industry, supplies the fishery products as the good source of protein and therefore, is so important that it is considered necessary to be continuously maintained and developed toward the future. On the other hand, while the industry-academia-government cooperation has been being revitalized in the wake of the national universities turning into independent administrative entities, the cooperation being mainly with the field of engineering and machinery manufacturing, the reality of the industry-academia-government cooperation in the primary industries is not well known. However, inasmuch as the industry-academia-government cooperation is considered instrumental to regional development and social contribution, it is expected to take the significant role in reconstructing the fishery cities affected by the Great East Japan Earthquake. In January of 2011, we carried out questionnaire surveys to fishery cooperative associations nationwide in order to grasp the reality of the industry-academia-government cooperation. Attempted in this paper is to report the results of our speculations on the future cooperation among industry, academia, and government while summarizing the survey results and presenting clear pictures on the current state of the cooperation in marine products industry.From the results of our survey, we found that the awareness of the term industry-academia-government cooperation itself was rather lacking and was only known by about one-half of the respondents more or less. In addition, found was that people desire and consider it important that the industry-academia-government cooperation should eventually lead to a certain revenue stream.Thus, it has been suggested that the first requirement for future revitalization of the industry-academia-government cooperation is to make people aware of the cooperation itself and that the activities for the cooperation must be implemented attractively to the industry leading to its practical benefits.東京海洋大学産学・地域連携推進機構
著者
小山 尚之 Naoyuki Koyama
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 (ISSN:18800912)
巻号頁・発行日
no.6, pp.75-86, 2010-02

イヴ・ボヌフォワにとってランボーの作品は本質的な参照対象であり続けている。1961 年の『ランボー自身によるランボー』から2009 年のエッセー「我々がランボーを必要としていること」にいたるまで、ボヌフォワは折に触れランボーに言及してきた。ボヌフォワはランボーのうちに希望と明晰さの弁証法的な運動を認め、それがもたらすものを自らの詩学に接合した。しかし1961 年においてボヌフォワはランボーの重要なソネット『母音』について解釈をあたえなかったが、2009 年になるとこのソネットに独自の解釈を施している。この違いはおそらくボヌフォワの70 年代におけるシュルレアリスト的オートマティスムにたいする再評価によって説明されるかもしれない。シュルレアリスト的オートマティスムはランボーの≪あらゆる感覚の錯乱≫に結びつけられ得る。またボヌフォワにとってオートマティスムは≪アナムネーシス≫のためのよい方法であることが判明したのだ。しかしブルトンはランボーを≪思春期の天才≫とのみ見做していたのだが、ボヌフォワはランボーを≪幼年期≫を証言する者とかんがえていた。この点でボヌフォワはブルトンと分かれる。ボヌフォワ自身の明晰さはボヌフォワの詩が現実の直接性から分離した文学的な幻想とならないよう警戒している。For Yves Bonnefoy, the works of Rimbaud have been essential objects of reference. From his Rimbaud par lui-même in 1961 to his latest essay Notre besoin de Rimbaud in 2009, Bonnefoy has on occasions mentioned imbaud in whom he has found the dialectic movement of hope and lucidity and he has articulated its consequence with his own poetics of presence. In 1961, he did not treat Rimbaud's crucial sonnet Voyelles, whereas in 2009 he interprets it in his original way. This difference may be explained by Bonnefoy's revaluation of the surrealistic automatism during the 70's. The surrealistic automatism can be connected with Rimbaud's ≪ derangement of all the senses ≫ and for Bonnefoy it has been revealed to be a good method for ≪ anamnesis ≫. But while André Breton considered merely Rimbaud as a ≪ genius of puberty≫, Bonnefoy regarded him as a witness of ≪ infancy ≫ that is essential to Bonnefoy's poetics. In this point, Bonnefoy differs from Breton. The lucidity of Bonnefoy himself guards his poetry from falling into a literary illusion independent of the immediacy of the reality.東京海洋大学海洋科学部海洋政策文化学科
著者
UNESCO UNITWIN Network for Underwater Archaeology 岩淵 聡文
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2019-12-31

ユネスコ水中考古学大学連携ネットワーク [編] ; 岩淵聡文訳
著者
東海 正 胡 夫祥 塩出 大輔 内田 圭一 荒川 久幸
出版者
東京海洋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2020-04-01

本研究では、海洋におけるマイクロプラスチック(MPs)を採集する際に標準的に用いられるニューストンネットの採集特性を明らかにして、MPsの大きさ別の推定密度の精度向上を図り、ニューストンネットによるMPs採集方法の標準化に貢献する。このために、仕様の異なるニューストンネット(ニューストンネットやマンタネット、標準的に用いられる0.33mmやその他目合)の網目選択性を表す特性曲線のパラメータを比較操業実験から推定する。また、回流水槽での実物実験やCFDを用いて、海表面を曳網される際の網内外の流速分布を求め、濾水効率を推定する。これらの結果をもとに、ネット採集数と濾水量からの補正方法を提示する。
著者
太田 淳也
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2007

東京海洋大学修士学位論文 平成19年度(2007) 海洋生命科学
著者
小山 尚之 Naoyuki Koyama
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 (ISSN:21890951)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.7-19, 2015-02-28

本稿はフィリップ・ソレルスの小説『「時間」の旅人たち』における「時間」の様態について明らかにすることをめざしている。ソレルスによれば、「社会」における「時間」は瞬間的な今の連続であり、線状的に流れるものである。それは過去にも未来にも拡張しない。「社会」をあたかも神のごとく信じているひとびとは徐々に「時間」の感覚を失う。これに反してこの小説の話者は様々なテクストを読むことによって過去・現在・未来を自由に行き来する。彼はグノーシスによる「時間」の概念を受け入れ、天地創造や最後の審判に何の関係もない光の楽園の永遠の「時間」を見出す。ソレルスはこのような「時間」の様態を四次元的な「時間」と呼ぶ。彼にとってヘルダーリン、ランボーあるいはカフカといった「時間」の旅人たちは、「社会」における今ここで楽園とメシアを啓示するものたちである。過去・現在・未来を通して彼らのテクストは楽園の恍惚的な「時間」の存在を呼びかける。そして話者自身もこの四次元的な「時間」を旅している。
著者
稲本 守
出版者
東京海洋大学
雑誌
東京海洋大学研究報告 (ISSN:18800912)
巻号頁・発行日
no.7, pp.17-29, 2011-02
被引用文献数
1

近年におけるソマリア沖海賊被害の急増に対し、国連安保理は2008 年に採択した数度の決議によって加盟国に艦船の派遣を求めるとともに、ソマリア領海内、更には領土内における海賊対処行動を行うことを認めた。我が国は2009 年3 月に海上警備行動に基づいて自衛艦を派遣し、同年6 月には海賊対処法を制定してソマリア沖を通過する船舶の護衛活動を行っている。本論の第一の目的は、ソマリア沖海賊問題対処に際しての国際的・国内的な枠組みとその限界について客観的な指摘を行うことにより、海賊対処をめぐる議論の論点を明確にすることにある。その上で本論は、ソマリア沖海賊対処をめぐる法的問題点について考察を加え、世界の海を公海と領海を二分し、船舶取締りに際して旗国主義を貫いている近代海洋法秩序の限界を指摘した。こうした議論をふまえて本論は、安保理決議を通じた緊急措置の積み重ねによらず、公海上における集団的な警察活動等を可能にする国際的枠組み作りに国際社会が取り組むべきことを論じている。東京海洋大学海洋科学部海洋政策文化学科
著者
山下 秀文
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2008

東京海洋大学修士学位論文 平成20年度(2008) 海洋環境保全学 第765号
著者
松下 芳之
出版者
東京海洋大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2019-04-25

多くの海産養殖魚種はDHA合成に関わる脂肪酸不飽和化酵素の活性を欠損しており、健全な成長に必要なDHAを自ら合成できない。しかし、淡水に進出した一部のカレイ目魚類は特殊化した当該酵素を有しており、DHAを自ら合成できることが明らかになっている。本研究では淡水産カレイに倣い、海産カレイの当該酵素をゲノム編集により僅かに改変することで特殊化させ、個体にDHA合成能を付与することを目的とする。これにより、DHAを自ら合成できる海産養殖魚を作出する技術基盤を構築し、餌料のDHA源として魚油を必須とする従来の「魚から魚をつくる」海産魚養殖からの脱却を目指す。
著者
吉崎 悟朗
出版者
東京海洋大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2019-06-28

植物油に含まれるα-リノレン酸(ALA)からドコサヘキサエン酸(DHA)を作るには2段階の炭素鎖数の延長と3か所に二重結合の導入(不飽和化)が必要である。一般に海産魚はこれら何れかの反応を司る酵素を欠損しているため、DHAを合成できない。申請者は、熱帯域に生息する小型シタビラメ類が、ALAからDHAを合成する際に必須な全ての不飽和化活性を持つFADSを持つことを発見した。本研究では、日本産の食用シタビラメ類と本熱帯産種を交雑することで、食用種の特徴を具備しDHAも合成可能な新品種を作出する。
著者
荻原 歓子
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2015

東京海洋大学修士学位論文 平成27年度(2015) 食機能保全科学 第2269号
著者
平井 由季乃
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2016

東京海洋大学修士学位論文 平成28年度(2016) 海洋システム工学 第2611号