著者
芳艶
出版者
辻文
雑誌
おもちゃ絵
巻号頁・発行日
1857

1 0 0 0 OA しら玉の話

著者
豊国
出版者
〔蔦吉〕
雑誌
名伎三十六佳撰
巻号頁・発行日
1861
著者
神谷 万里子 松本 眞 川口 真帆 水上 修作 向井 英史 川上 茂
雑誌
日本薬学会第142年会(名古屋)
巻号頁・発行日
2022-02-01

【目的】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染・重症化予防において、新規プラットフォームであるmRNA封入脂質ナノ粒子(mRNA-LNP)ワクチンの高い臨床効果が実証された。mRNA-LNPワクチンの保存方法について、企業から提示される情報はあるが、様々な条件下での保存安定性についての系統的な情報はほとんどない。そこで我々はmRNA-LNPの物理化学的性質や細胞レベルでの発現を指標に、mRNA-LNPの安定性と物理化学的性質、タンパク質発現との相関について評価した。【方法】ホタルルシフェラーゼmRNA(fLuc-mRNA)を封入したLNPをマイクロ流体法により調製した。保存条件の検討項目は保存温度、振動条件、光安定性、バイアルからの採取とした。各条件下での物理化学的性質は、平均粒子径・多分散指数PdI・mRNA封入率により評価した。また、ヒト肝がん由来細胞株HepG2細胞に対してfLuc-mRNA-LNPを添加し、ルシフェラーゼ発現量を比較した。【結果】保存温度の検討では、対照群とした4 ℃保存群におけるLNPの平均粒子径100 nm程度に対し、-80 ℃保存群では平均粒子径1,500 nm程度の凝集体が認められた。同様に振動条件の検討では、ボルテックス5分間振動群で平均粒子径700 nm程度の凝集体が認められた。これらの物理化学的性質が変化したmRNA-LNPについてはタンパク質発現活性が有意に低下した。一方、光安定性の検討において、光安定性試験ガイドライン規定の120万lx・hr曝露群ではmRNA-LNPの物理化学的性質の変化は認められなかったが、タンパク質発現活性は顕著に低下した。【考察】mRNA-LNPのタンパク質発現活性は、温度や振動で変化したLNPの物理化学的性質の変化だけでなく、内封mRNAの生物活性が変化した可能性が考えられる光曝露の影響にも相関することが示された。mRNA-LNPとしての保存安定性において、LNPの物理化学的性質に加えて、mRNA-LNPのタンパク質発現活性を同時に評価する重要性が示唆された。
著者
豊国
雑誌
錦絵
巻号頁・発行日
1853
著者
田島 道夫 小椋 厚志
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.87, no.9, pp.655-659, 2018-09-10 (Released:2019-09-26)
参考文献数
28
被引用文献数
1

太陽電池やパワーデバイスの高性能化に向け,シリコン結晶基板の高品質化が求められている中で,有害な残留炭素不純物の低減が課題となっている.そこで,従来法では検出できなかった低濃度の炭素を,電子線照射により発光活性化させ,そのフォトルミネセンスを利用して定量する手法が注目されている.この手法は1012cm-3台に達する高い検出感度をもつ一方,液体ヘリウム温度での測定が必要という障害があった.本稿では,最適化した低波長分散分光計により,扱いが容易な液体窒素温度で,より高速・高感度で炭素定量が行えることを示す.さらに室温においても炭素関連発光を検出でき,定量に利用できる可能性が高いことを紹介する.
著者
大久 長範
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.112, no.4, pp.208-213, 2017 (Released:2022-12-05)
参考文献数
12

その歯ごたえで人気のある稲庭うどんは,400年近くの歴史があり,今も伝統的な製法で生産されているが,その歯ごたえのわりに茹で時間が短い理由の一つが,実は耐塩性酵母による空隙が関与している可能性を示唆する極めて興味深い内容の話を,専門的な立場から丁寧に解説いただいた。麺類には色々な種類があるが,麺類に興味のある方のみならず,微生物に興味のある皆様にも是非とも御一読をお勧めする。