著者
芦田 均
出版者
日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
no.675, pp.418-425, 1941-06
著者
芦田均著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
2015
著者
芦田均 [著]
出版者
芦田均
巻号頁・発行日
1930
著者
芦田均著
出版者
書肆心水
巻号頁・発行日
2020
著者
芦田均著
出版者
時事通信社
巻号頁・発行日
1959
著者
芦田均著
出版者
明治図書
巻号頁・発行日
1938
著者
有元 光彦
出版者
日本言語学会
雑誌
言語研究 (ISSN:00243914)
巻号頁・発行日
vol.158, pp.1-28, 2020 (Released:2021-02-16)
参考文献数
12

本稿の目的は,九州方言に広く起こるテ形音韻現象を対象とし,そこで分類される様々な方言タイプのバリエーション間に,どのような相関関係があるのかについて考察することにある。従来の研究で提案されていた「非テ形現象化」を分節音レベルで再検討し,それを「方言システムの崩壊」という新たな概念の中で位置づける。そして,テ形音韻現象の中で仮定されていたe消去ルール・e/i交替ルールの適用範囲が狭くなる方向への体系的な変化,特に非適用環境に関して「特殊から一般へ」の変化が起こっていることを明らかにする。また,地理的には,真性テ形現象方言が「五島列島→天草→熊本県南部」という順の崩壊プロセスをとるだけでなく,擬似テ形現象方言も「天草→熊本県北東部・大分県北西部」という崩壊プロセスをとる。異なる地域であっても,方言タイプにおいては同様の崩壊プロセスが起こっていることが明らかとなった。さらに,理論的には,崩壊プロセスが周圏性によって裏付けられることを示した。
著者
厚坊 浩史 森川 優香 住田 千明 渡辺 晋吾 東 陸広
出版者
近畿大学臨床心理センター
雑誌
近畿大学臨床心理センター紀要 = Bulletin of center for clinical psychology Kinki University (ISSN:21868921)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.159-170, 2013-11-01

[要約]こころのSOSサポートネットは、自殺予防活動を行うゲートキーパーの養成を目的として、2010年に和歌山県で設立された。活動開始後、和歌山県における自殺者は低減しており、ゲートキーパー養成の意義があることが窺える。一方、本養成講座が自殺者数減少に直結するというエビデンスは証明できていない。しかし希死念慮を持つ1 人の人を救うことは、地道な作業が必要である。様々な立場で今、出来る事を頑張っている団体や個人とコラボレーションを行いながら、今後も活動を継続したいと考えている。 [Abstract] The SOS Support Net of the Heart was established for the purpose of the training of a suicide preventive active gatekeeper in Wakayama at 2010. After an activity start, the suicidal attempt in Wakayama decreases and it is indicated that the gatekeeper training is important. On the other hand, I cannot prove the evidence that this training lecture is directly connected to for number of the suicides decrease. However, it needs steady work to save one person with a suicidal idea. I want to continue activity in future now in various situations while performing collaboration with a group and an individual trying that I can do it hard.
著者
森 美穂子 吉田 久美 近藤 忠雄
出版者
日本植物生理学会
雑誌
日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2004, pp.415, 2004

(目的)ほとんどの花色を担う色素のアントシアニンは、花弁の表層にある着色細胞の液胞に局在する。液胞内の色素濃度は10<SUP>-2</SUP> Mと非常に高く、様々な分子会合により安定化され、かつ色が変化する。我々は、花弁の着色液胞における<I>in vivo</I>花色発現解明に取り組んでおり、今回細胞内での色素の分子会合を明らかにする目的で、花弁および着色細胞の円二色性(CD)を測定し、<I>in vitro</I>の花色再現実験と比較した。<br>(結果)既に我々はネモフィラ(<I>Nemophila menziesii</I>)青色花弁色素がメタロアントシアニンのネモフィリンであることを、構成成分の単離と再合成実験により明らかにしている。Mg<SUP>2+</SUP>-Mg<SUP>2+</SUP>型錯体は紫色だがMg<SUP>2+</SUP>-Fe<SUP>3+</SUP>型錯体は青色を示し、それぞれ可視吸収スペクトルとCDが異なる。生花弁を測定すると乱反射によるノイズのため極大波長を正確に求められない。そこで、吸水させた花弁及びプロトプラスト懸濁液を用いて測定したところ、いずれもMg<SUP>2+</SUP>-Fe<SUP>3+</SUP>型とよい一致を示した。CDには特有の励起子型の負のコットンが認められ、色素同士のキラルな会合の存在がわかった。さらにアジサイ(<I>Hydrangea macrophylla</I>)など数種の花について測定を行ったので合わせて報告する。