1 0 0 0 猫将軍

著者
猫将軍著
出版者
翔泳社
巻号頁・発行日
2014
著者
島田 守
出版者
奈良大学大学院
雑誌
奈良大学大学院研究年報 (ISSN:13420453)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.86-88, 2006-03

現在、私たちが日常で何気なく使っているガラスのコップ、実はおよそ2000年間もほとんど変わっていない技術で作られている。今でもガラス工房に行けば、職人が竿に息を吹きこんで、形も大きさも様々な作品を作っているところを見ることができる。しかし、これほど長い歴史の間使われてきているにもかかわらず、その起源や初期の技法、設備・道具の実態などはほとんど分かっていない。分かっているのは吹きガラスがあったというくらいのもので、ではそれが実際にどのようにして作られたのか、残念ながらそれを示す考古学的な発見はほとんどないのが現状である。完成された作品は世界中の多くの博物館や美術館で見ることができるが、それらを作った設備や道具、人間については知ることができない。
著者
萩谷 昌己
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.195-195, 2015-01-15

情報学分野の参照基準については,2014年7月号の「情報処理」で報告したが,本稿では,その記事に対する反応も含めて,参照基準策定の現状と問題点,今後の方向性などについて述べる.
著者
筧 捷彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.670-672, 2006-06-15

第68回全国大会の2日目の午後に開かれたシンポジウム「日本学術会議と「情報学」の新展開」について報告する.2005年に日本学術会議の第20期の会員が決まったが,全学問領域にわたる210名の会員の中に15名の「情報学」の研究者が選ばれた.それだけ「情報学」の広がりが認知されたといえる.これを期に日本学術会議会員を招いて,日本学術会議が何を目指すのか,その中で「情報学」にどんな展開が期待されるのかを語っていただいた.
著者
チョコボール向井
出版者
小学館
雑誌
週刊ポスト
巻号頁・発行日
vol.36, no.27, pp.204-207, 2004-06-25
著者
パワーズ H・ハイウォーター
出版者
大同工業大学
雑誌
大同工業大学紀要 (ISSN:02855372)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.29-35, 1996-12

すべてのアメリカ文学はマーク・トウェインの小説,『ハックルベリー・フィンの冒険』に由来する,とアーネスト・ヘミングウェイはかつて述べた。ヘミングウェイが意味したことと彼の見解の正確さは,その後多くの文学批評の中心にずっと位置している。しかしながら,次の三点がヘミングウェイの見識から明白である。ひとつは,トウェインの語り手であり主人公でもある14歳ぐらいのハックが,小説における日常的な言語の使用を容認できるものにするよう手を貸してくれたことである。二つ目は,ありふれた登場人物の描写に焦点を当てる小説を大衆化してくれたことである。三つ目は,「人間が一人前になること」を描く物語に対する関心を文学のひとつのジャンルとして育ててくれたことである。 サリンジャーの『ライ麦畑で捕まえて』が,トウェインの創造的遺産を今日に伝えるものであることは十分に論証できる。サリンジャーの語り手,ホールデン・コールフイールドは,ロッカールームや路地裏通りの言葉を口にする。彼は現代アメリカ小説の多くに見られる,怒りと幻滅のアンチ・ヒーローの代表であり,17歳にして大人になることの意味を学ほうとしている。ここに収録した二つの短編の主人公である,14歳のクラーク・クラークと13歳のジユニアー・ウイーラーは,ハックやホールデンと同様に,少年期の人生観を問い正す少年である。二人は外部の力により圧迫を受け,若者特有の人生の幻想が与えてくれる慰めを得ることができないまま,大人としての理解が要求される入り口にさしかかっている。彼らはまた,毎日,どこにでもいそうな人物であり,夢を問い正すとき,街路の乱暴でがさつな言葉を使って生活し,自らの性に目覚める。クラークとジユニアーは共に,彼らに対抗する未知なる運命の力と衝突するものを願っている。その結果,二人は夢を失うが,青年期の不幸と格闘することにより大いに成長する。