著者
川崎 洋治 野村 直之 中川 尚
雑誌
情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.37(2002-DD-038), pp.43-50, 2003-03-28

文書はその本文内部に、自身に対する書誌データ、すなわちメタデータを含んでいることが多い。本稿では、プレーンテキストやHTML文書の内容記述部分から作者や見出し階層のようなメタデータを自動的に抽出する技術を紹介する。次に、抽出したメタデータを格納するための枠組みをRDF Schemaによって定義することで、メタデータを流通させる仕組みを提案する。最後に、文書からのメタデータ自動抽出、およびSemantic Web標準に準拠したその構造表現化による情報流通上の効果について論じる。
著者
名取 貴光 中川 裕子 桜林 ひかる 福井 智 野田 聖子 窪島 愛華 戸澤 一宏 仲尾 玲子
出版者
日本食品保蔵科学会
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.91-102, 2015 (Released:2015-11-24)

野山に自生する山菜の多くは古くより食用として好まれてきた。また,これら山菜は様々な効能をもつことから民間療法として薬用にも用いられている。山菜由来成分には,抗腫瘍効果や抗酸化作用,抗菌活性,抗肥満作用などが報告されており,多種多様な生理活性物質が含まれている。本研究では,山梨県内で採取される山菜の機能性成分と生理活性について検討を行った。試料は,山梨県総合農業技術センター,八ヶ岳薬用植物園で採取した山菜を使用した。14種類の山菜の総ポリフェノール量およびDPPHラジカル消去活性を測定したところ,ミツバアケビ,ワレモコウ,メグスリノキにポリフェノールが多く含まれており,抗酸化活性が高いことが確認され,ポリフェノール含量と抗酸化活性に高い相関がみとめられた。次に,これらサンプルのC6 glioma株に対する抗腫瘍効果について検討を行ったところ,アケビ,ワラビ,ツリガネニンジン,モミジガサ,ギヨウジャニンニク,オオバギボウシ,ヒメツルニチニチソウ,メグスリノキに濃度依存的な抗腫瘍効果が認められた。特に,オオバギボウシとヒメツルニチニチソウにおいては低濃度で顕著な抗腫瘍効果が確認された。また,カルセイン-AMおよびプロピディウムイオダイドを用いた生死細胞の判定を行ったところ,アケビおよびワラビ,メグスリノキにおいて顕著な細胞死が誘導されており,アポトーシスの指標であるCaspase-3の活性の上昇や細胞膜成分の転移が確認されたことから,これら山菜による抗腫瘍効果はアポトーシスであると考えられる。一方,ギョウジャニンニク,オオバギボウシ,ヒメツルニチニチソウにはG2/M期における細胞周期に異常がみとめられた。今回供試した山菜による抗腫瘍効果はアポトーシスおよび細胞周期の異常であると考えられる。

1 0 0 0 OA コメント4

著者
中川 敬一郎
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.122-125, 1973-08-25 (Released:2009-10-14)

1 0 0 0 OA コメント4

著者
中川 敬一郎
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.86-87, 1972-05-30 (Released:2009-11-06)
著者
中川 敬一郎
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.39-54, 1969-01-26 (Released:2009-11-11)
参考文献数
16

1 0 0 0 OA コメント4

著者
中川 敬一郎
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.105-107, 1968-03-15 (Released:2009-11-11)
著者
中川 敬一郎
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.2, no.3, pp.8-37,ii, 1967-11-15 (Released:2009-11-11)

The gate into modern industrial society is generally narrower for the follower than for the leader countries. Moreover, to catch up with the leader countries, the late-comers must pass this narrow gate more rapidly than did leader countries. Various segments and sectors in a backward economy are inevitably juxtaposed and the narrow gate forces all elements and sectors in the national economy. Therefore, the Meiji entrepreneurs in the course of industrialization tended to think and act rather with a broad and national horizon, considering the problems of various levels, sectors and units of the national economy. In short, the Meiji entrepreneurs were unable to secure their private profit unless those aspects of social interactions-social gains-were deliberated simultaneously.Such an organized aspect of Meiji entrepreneurship was particularly evident in foreign trade. Japan possessed no organization of foreign trade on the eve of industrialization. Therefore, the formation of powerful commercial enterprises had to precede the emergence of modern industrial production, and one of the results of such an evolution of commercial organization was the famous “general merchants” (sogoshosha), a unique feature in the modern industrial society of Japan. They had to perform the functions of bankers, exchange brokers, insurance brokers and sometimes even the function of shipping firms, and as such these multi-functional organizations gradually grew into big business. Through their world-wide network of branch offices, they explored the newest industrial techniques and surveyed market opportunities abroad. They proceeded at times to promote subsidiaries for the purpose of insustrializing the technology they imported and sometimes they purchased independent factories to assure the quantity of goods they were to export. Thus they truly became industrial organizers on a large scale. The “Zaibatsu” organization was the result of such an organized entrepreneurship executed by genral merchants.
著者
中川武監修
出版者
宝島社
巻号頁・発行日
2018
著者
奥村 詠里香 追分 俊彦 掛上 謙 林 顕代 中川 拓也 林 由美子 林 篤志
出版者
公益社団法人 日本視能訓練士協会
雑誌
日本視能訓練士協会誌 (ISSN:03875172)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.97-102, 2015

<b>【目的】</b>白内障混濁別の散乱光と白内障手術前後における散乱光の変化を検討する。<br><b>【対象及び方法】</b>平成26年4月から同年9月までに富山大学附属病院で白内障手術を施行した38例50眼に対し、白内障手術前後に眼内散乱光測定装置C-Quantを用いて散乱光を測定した。核白内障、皮質白内障、後嚢下白内障、retrodotsに分類して混濁の程度分類を行い、各白内障の混濁程度、術前視力、眼球高次収差と散乱光の関係、白内障手術前後の散乱光の変化について検討した。<br><b>【結果】</b>核白内障、皮質白内障の混濁程度と散乱光値には相関が認められた(p<0.01)が、retrodotsの混濁程度と散乱光値には相関はなかった。核白内障、皮質白内障の術前視力と散乱光値、眼球高次収差のRMS値と散乱光値には相関はなかった。核白内障、皮質白内障の散乱光値は術前と比較し、術後で散乱光値が有意に低下していた(p<0.01)。後嚢下白内障は症例数が少なく統計処理は行っていないが、核、皮質、後嚢下白内障の中で後嚢下白内障の術前散乱光値が最も高値であった。<br><b>【結論】</b>今回、白内障の混濁別の散乱光値について検討できた。核白内障、皮質白内障の混濁増加に伴って散乱光値は上昇し、白内障手術によって散乱光値は低下した。 混濁別では後嚢下白内障の散乱光値が最も高値であった。散乱光測定検査は、白内障の診療に役立ち、また、視力以外の見えにくさの評価法として用いることができると考える。