著者
吉村 隆男
出版者
日本地学研究会
雑誌
地学研究 (ISSN:03665933)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.244-246, 1998-03
著者
赤穂 昭太郎 速水 悟 長谷川 修 吉村 隆 麻生 英樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.80, no.9, pp.1546-1553, 1997-09-25
被引用文献数
28

画像や音声といった複数の情報源をもつマルチモーダルなシステムがそれらの情報を統合して概念を学習するための枠組みについて考察する. 画像に対する複数の属性のうちの一つを音声で教えて, 属性の種類と分類を自動的に獲得する. これを隠れ変数を含む統計的な学習法であるEM法を用いて行う. 特徴抽出レベルでは, YIQ画像に対する多重解像度相関特徴を提案し, 概念獲得のために必要な特徴を抽出するための正準相関分析を行い, 最終段でEM法を用いた多値回帰による概念獲得を行うモデルを提案し, 実際の画像と音声を用いた学習実験の結果を紹介する.
著者
田中 喜代次 吉村 隆喜
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.69, no.3, pp.285-288, 2020-06-01 (Released:2020-05-12)
参考文献数
3
被引用文献数
1 1
著者
下田 芳幸 黒山 竜太 吉村 隆之
出版者
富山大学人間発達科学部
雑誌
富山大学人間発達科学部紀要 (ISSN:1881316X)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.171-180, 2011-10

本研究は,共感性が対人ストレスコーピングおよびストレス反応に及ぼす影響について検討するものである。本研究は,多次元的な視点で捉えられた共感性が,対人ストレスコーピングおよびストレス反応に及ぼす影響について探索的に検討することを目的とした。なお共感性,対人ストレスコーピングおよびストレス反応とも,得点に男女差が報告されていることから(共感性については BaronCohen&Wheelwright,2004;植村ら,2008など,対人ストレスコーピングについては加藤,2000,ストレス反応については鈴木ら,1997),関連性に男女差が示される可能性を考慮しつつ検討を行った。
著者
萩尾 光美 久保田 学 中嶋 達彦 西谷 公志 山谷 順明 幡谷 正明 吉村 隆美
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.32, no.10, pp.548-552, 1979-10-20 (Released:2011-06-17)
参考文献数
17
被引用文献数
1 2

A Japanese Black calf six and a half months old showed signs of anorexia and constipation for eight days. It failed to respond to any medical treatment during this period. The right sublumbar fossa was mildly distended. A resonant ping was audible by simultaneous auscultation and percussion over the whole right flank on the sixth day of illness.A tentative diagnosis of cecal volvulus was made. laparotomy was performed through the right flank under local anesthesia. Manual examination of the abdominal cavity detected the distended and displaced cecum filled with a large amount of gas and gastric juice, and adhesions of the omentum to the intestinal wall around the ileocecocolic junction.As the site of adhesion was thickened with proliferated connective tissue and the intestinal lumen narrowed at this site, the cecum and a proximal part of the colon were resected and then end-to-end anastomosis was made between the ileum and the colon.Postoperative recovery was uneventful with defecation on the day after operation and the appetite resumed gradually. During the postoperative period of four and a half months, the serum magnesium level was high temporarily and returned later to a normal one.
著者
吉村 隆 北山 秋雄
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.66, no.5, pp.548-561, 2018-01-31 (Released:2018-03-13)
参考文献数
48
被引用文献数
1

近年,様々な分野で注目されているソーシャル・キャピタルの概念に注目し,地域特性に配慮した質問紙を用いて量的な調査を行なうことで,中山間地域のソーシャル・キャピタルを探究した。質問紙の項目は,個人の属性10項目,ソーシャル・キャピタルに関連する36項目から構成されている。この質問紙を中山間地域と都市部に居住する40歳以上の男女682名(中山間地域342名,都市部340名)に配布し,記入漏れや記入ミスがない427名が分析の対象となった。分析の結果,ソーシャル・キャピタルに関連する36項目のうち,29項目で中山間地域が有意に高い値を示した。また,因子分析の結果,先行研究で示された因子構造は再現されず,都市部では「近所関係の質」「地域への愛着」「信頼感」「自然との共生」の4因子が抽出された。中山間地域においては,顔の見える親密な人間関係があることが地縁活動への参加を促していると推測され,その背景には自然との相互作用によって形成された中山間地域特有の生活様式があると考えられた。また,中山間地域のソーシャル・キャピタルが,親密性が高い性質を持っているという本研究結果は先行研究を支持するものであった。中山間地域においては,自然環境要因がソーシャル・キャピタルに関連している可能性があると推測された。
著者
多賀谷 昭 深山 智代 深山 智代 北山 秋雄 那須 裕 野坂 俊弥 多賀谷 昭 吉村 隆
出版者
長野県看護大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

中山間地域の里山における女性高齢者のグループ農業の実態を調査し,人々の健康と地域社会に及ぼす影響とグループ農業が成立するための諸条件を検討した。その結果,グループ農業の活動は,地域アイデンティティの表出としてとらえることができ,相互扶助ネットワークの強化,共同体の維持,文化の伝承など,その多面的な機能により,地域住民の心身の健康を増進し保障すると考えられる。グループ農業の成立には,表出すべき地域アイデンティティおよびそれを認知する者の存在が必須と考えられる。