著者
赤穂 昭太郎
出版者
日本神経回路学会
雑誌
日本神経回路学会誌 (ISSN:1340766X)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.62-72, 2013-06-05 (Released:2013-07-31)
参考文献数
37

一つの側面だけから見ているのではわからないことも,他の側面から見てみると本質が見えるということがある.本稿では,同じ対象に対して複数種類の観測結果が得られる際にそれらに共通して含まれる情報を抽出する正準相関分析という手法について解説する.その基本的な仕組みやカーネル法を用いた発展,実際に使う上での注意点やさまざまな応用分野についても触れる.
著者
神嶌 敏弘 赤穂 昭太郎 麻生 英樹 佐久間 淳
出版者
人工知能学会
雑誌
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
巻号頁・発行日
2018-04-12

公平配慮型分類とは,性別などの公平性の観点から影響してはならい情報が採用の可否などの判定に関与しないようにするクラス分類問題である.今までにロジスティック回帰について正則化項を加える方法を提案していた.ここでは,確定的な決定則の影響を明示的に考慮することで予測精度と公平性のより良いトレードオフを実現できることを示す.
著者
赤穂 昭太郎
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.44, no.5, pp.299-306, 2005-05-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
30
被引用文献数
1
著者
藤木 淳 赤穂 昭太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IBISML, 情報論的学習理論と機械学習 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.476, pp.85-92, 2011-03-21
被引用文献数
7

本稿では,N次元空間のデータにN-1次元超平面をあてはめる問題について考察する.まず数多く提案されている回帰や主成分分析を系統的に分類し,データ点と超平面のL_pノルムの和を最小化する手法のいくつかにおいて,アフィン超平面をあてはめる場合はN個のデータ点を通る大域的最適解が,線型超平面をあてはめる場合はN-1個のデータ点を通る大域的最適解が存在することを証明する.また,データ点と超平面のL_2ノルムの関数の和を最小とするM推定などは,最適解の附近で重み附き最小2乗法で近似できることを利用して,L_2ノルムに基づく回帰超平面に対するあてはめ度を定義する.
著者
神嶌 敏弘 赤穂 昭太郎 麻生 英樹 佐久間 淳
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

推薦システムは,大量の情報の中から関心のある情報を抽出するための手段として普及している.しかし,関心がないものとしてフィルタリングされてしまい,多様な情報に触れる機会を奪っているとするフィルタバブル問題が指摘されている.この問題に対し,ある観点・情報について中立性を保証する推薦システムを提案する.
著者
藤木 淳 赤穂 昭太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.119, pp.41-46, 2005-06-10
被引用文献数
3

複数の2次元画像からカメラ運動と対象物体の立体形状を同時に復元する問題はコンピュータビジョンにおいて基本的かつ重要な問題であり, その復元において複数の画像間に成立する幾何学, 特に2枚の画像の間に成立するエピポーラ幾何学を知ることは, コンピュータビジョンの理論を理解するために不可欠である.一方, 近年, 監視システムやロボットナビゲーション等への応用が期待される全方位カメラを用いたコンピュータビジョンが脚光を浴びており, 複数の全方位画像間に成立する幾何学の重要性が増している.本稿では, 全方位カメラの一つである球面カメラに着目し, 2枚の球面カメラ画像の間に成立するエピポーラ幾何の新しい計算法を提案する.そして提案手法の有効性をシミュレーションにより確認する.
著者
藤木 淳 赤穂 昭太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.760, pp.141-146, 2005-03-23
参考文献数
8
被引用文献数
5

高次元ベクトルデータの解析においては, ベクトル間の類似性の尺度としてユークリッド距離のかわりに相関係数を用いることが多く, この際, 高次元ベクトルデータは単位超球面上の点として表現される.そこで本稿では単位超球面上の点列の次元縮約を低次元の超球面のあてはめで実現するために, 極射影によるユークリッド化を用いた球面最小二乗法及び段階的次元縮約法を提案し, その手法の有効性を人工データを用いたシミュレーションにより確認した.
著者
赤穂 昭太郎 神嶌 敏弘
出版者
独立行政法人産業技術総合研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

情報幾何の枠組みから新たな分散・統合データ解析法の構築を行った.まず,基礎となる指数分布族における次元圧縮法に基づいて,指数分布族には属さない混合分布族にも適用可能な手法への拡張,確率モデルとしての定式化によるベイズ推定の枠組みへの拡張,次元圧縮とクラスタリングの同時最適化への拡張という3つの拡張を行った.また,新たな学習パラダイムとして,少数の高品質データと大量の低品質データの統合を行う飼い慣らしという枠組みを転移学習に基づき開発した.
著者
赤穂 昭太郎 速水 悟 長谷川 修 吉村 隆 麻生 英樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.80, no.9, pp.1546-1553, 1997-09-25
被引用文献数
28

画像や音声といった複数の情報源をもつマルチモーダルなシステムがそれらの情報を統合して概念を学習するための枠組みについて考察する. 画像に対する複数の属性のうちの一つを音声で教えて, 属性の種類と分類を自動的に獲得する. これを隠れ変数を含む統計的な学習法であるEM法を用いて行う. 特徴抽出レベルでは, YIQ画像に対する多重解像度相関特徴を提案し, 概念獲得のために必要な特徴を抽出するための正準相関分析を行い, 最終段でEM法を用いた多値回帰による概念獲得を行うモデルを提案し, 実際の画像と音声を用いた学習実験の結果を紹介する.
著者
赤穂 昭太郎
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.5, pp.594-602, 2000-10-15
参考文献数
31
被引用文献数
5
著者
神嶌 敏弘 赤穂 昭太郎 麻生 英樹 佐久間 淳
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第26回全国大会(2012)
巻号頁・発行日
pp.3E1R61, 2012 (Released:2018-07-30)

推薦システムは,大量の情報の中から関心のある情報を抽出するための手段として普及している.しかし,関心がないものとしてフィルタリングされてしまい,多様な情報に触れる機会を奪っているとするフィルタバブル問題が指摘されている.この問題に対し,ある観点・情報について中立性を保証する推薦システムを提案する.
著者
赤穂 昭太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.86, no.7, pp.934-942, 2003-07-01
被引用文献数
12

オリジナルのSVMでは特徴空間(ヒルベルト空間)でのマージンを最大にする識別面を求めるが,本論文では入力空間でのマージンを最大にする枠組みについて考察する.この枠組みは特に,事前知識が入力空間の計量として埋め込まれているような場合に有効と考えられる.本論文でとるアプローチでは,入力空間のマージンをテイラー展開によって近似することが本質的である.得られるアルゴリズムは,ニュートン法的にサンプル点から識別面へ射影を求めるステップと凸2次計画によって識別空間のパラメータを定めるステップからなる交互最適化の一種となる.アルゴリズムは比較的緩やかな条件で安定に局所最適解に収束する.また,解くべき最適化問題はオリジナルのSVMを特殊な場合として含む.ただし,提案アルゴリズムは入力空間の次元が高くなるにつれて計算量が多くかかるため,オリジナルのSVMと提案アルゴリズムを折衷した簡略化アルゴリズムも示す.
著者
高畠 一哉 赤穂 昭太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.588, pp.151-154, 2007-03-07

多変数確率モデルの最尤推定に最急勾配法を用いた場合,勾配ベクトルの評価に多大な計算が必要となることがよくある.contrastive divergence法は勾配ベクトルの評価に近似とモンテカルロ法を用いて計算量を削減した手法であるが,この近似のために結果が真の最尤推定値からずれてしまうという欠点がある.本論文では真の最尤推定値が得られるようにcontrastive divergence法を改良したprogressive contrastive divergence法を提案する.確率モデルにボルツマンマシンを使い実験を行った結果を示す.
著者
赤穂 昭太郎
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05272997)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.316-324, 1991-11-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
神嶌 敏弘 赤穂 昭太郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

機械学習技術の進展に伴って,その応用範囲が広がっている.その応用範囲に,はローンにおける与信の予測や人事など社会的に影響を及ぼす事例も含まれる.こうした判断をするときに,人種・性別・出生など社会的公正さを欠いた条件に十分に配慮する必要がある.従来手法では,これらの条件への中立性が保たれない問題があるため,それを是正する正則化手法を提案する.
著者
赤穂 昭太郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.43-51, 1996-01-15
参考文献数
19
被引用文献数
14