著者
坂本 昭夫
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2007-03

制度:新 ; 文部省報告番号:乙2078号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2007/3/1 ; 早大学位記番号:新4444
著者
小田 寛貴 池田 和臣 安 裕明 坂本 昭二 Oda Hirotaka Ikeda Kazuomi Yasu Hiroaki Sakamoto Shoji
出版者
名古屋大学宇宙地球環境研究所
雑誌
名古屋大学年代測定研究
巻号頁・発行日
vol.2, pp.48-51, 2018-03-31

古経典の古筆切(古写経切)について,加速器質量分析法を用いた14C年代測定を行い,その結果を2018年2月1日~2月2日に名古屋大学宇宙地球環境研究所において開催された第30回(2017年度)名古屋大学宇宙地球環境研究所年代測定研究シンポジウムにおいて報告した.奈良時代は,鎮護国家の思想を背景に,国家推進型の仏教が展開された時期である.そうした中で,大規模な写経事業が行われ,多くの経典が書写ないし印刷された.そこで,今年度は,主にこうした奈良時代に書写された古写経切の代表的なものについて行った14C年代測定について報告した.本研究の一部には,平成28年度~平成31年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B) (課額番号・16HO3101,研究代表者;小田寛貴)を使用しました.
著者
坂本 昭裕 SAKAMOTO AKIHIRO
巻号頁・発行日
2012

科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書:基盤研究(C)2008-2011
著者
坂本 昭彦 金子 智之 金谷 淳志 木村 将貴 高橋 さゆり 山田 幸央 三宅 康史 坂本 哲也 中川 徹
出版者
一般社団法人 日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科学会雑誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.112, no.2, pp.65-69, 2021-04-20 (Released:2022-04-20)
参考文献数
13
被引用文献数
1

(目的) 帝京大学附属病院において,過去10年間にフルニエ壊疽と診断・加療された15例の患者背景,臨床的指標および予後に影響を与える因子を明らかにすること. (対象と方法) 2009年5月から2019年4月までの10年間に,帝京大学医学部附属病院においてフルニエ壊疽と診断・加療された15症例を対象とした.患者背景およびFournier Gangrene Severity Indexを含めた臨床的指標を記述した.生存例と死亡例における臨床的指標の比較を行い,予後に影響を与える因子について検討した. (結果) 15例の年齢中央値は67才,全例が男性であった.糖尿病合併例は9例(60%)であった.14例(93%)に対して外科的デブリドマンが施行された.精巣摘出術を要したのは5例(33%),膀胱瘻造設術を要したのは3例(20%),人工肛門造設術を要したのは3例(20%)であった.死亡例は3例(20%)であった.生存例と比較して,死亡例は有意に高齢であり(p=0.043),BMI低値であった(p=0.038).Fournier Gangrene Severity Index等の予後予測指標は死亡例で高い傾向を認めた. (結論) 当院における過去10年間のフルニエ壊疽15例の死亡率は20%であった.2010年代においても,フルニエ壊疽は死亡率の高い疾患であった.
著者
坂本 昭裕 大友 あかね 佐藤 冬果 渡邉 仁
出版者
日本野外教育学会
雑誌
野外教育研究 (ISSN:13439634)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.1-17, 2022 (Released:2022-03-31)
参考文献数
41

This study determines the effects of an 18-day Outward Bound type camping therapy intervention on ego development and the self-concept in children with developmental disorders. The camping program, which was based on movement using mountain bikes, included activities such as river trekking, canoeing, rock climbing, cave exploration, and mountain climbing and was implemented yearly over a 6-year period. The participants were 23 adolescent children with developmental disorders (males: 21, females: 2, mean age=13.43±0.84). Kajita’s Self-Actualization Scale along with the Landscape Montage Technique were used for analysis. The results showed that from the four factors of the self-concept (achievement motivation, self-effort, self-confidence, and perceived self), the camp continued to have an effect on self-effort one month after completion. In addition, although achievement motivation increased immediately after the camp, it fell significantly one month later. Perceived self, which was the highest immediately after the camp, also fell significantly one month later. No significant change was observed for self-confidence. The effect size for these four factors before and after camping therapy was larger in this study than in previous research on typically developing children. Regarding the ego development stages for the children with developmental disorders who took part in the study, the egocentric stage “composition type” accounted for the majority (14 children, 57.5%) before the intervention, indicating a low composition type. However, after going through camping therapy, the composition type of 8 of these 14 children (35%) was found to have improved. From the Landscape Montage Technique analysis, there were some cases where integration increased and sociality improved, even among children in the low stages of ego development.
著者
市丸 雄平 鳥居 美佳子 高山 覚 小宮 敏明 坂本 昭 Ichimaru Yuhei Torii Mikako Takayama Satoru Komiya Toshiaki Sakamoto Akira イチマル ユウヘイ
出版者
東京家政大学生活科学研究所
雑誌
東京家政大学生活科学研究所研究報告 (ISSN:09145192)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.33-36, 2013-07

東京家政大学生活科学研究所研究報告は、本研究所の本年度の活動成果を取りまとめたものです。本研究報告の内容の一部は、別途学会誌等に発表されることがありますのでご了承ください。
著者
坂本 昭二 倉石 沙織 小田 寛貴 江南 和幸 岡田 至弘 安 裕明 池田 和臣 河野 益近
雑誌
じんもんこん2010論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, no.15, pp.19-26, 2010-12-04

本研究では、4世紀の李柏文書から20世紀までの古文書等の様々な料紙を対象として、これらの料紙を科学的に分析したデータを用いて料紙の比較分類を試みた。まず、紙の色情報によって料紙の分類を行った。この結果、時代的に古い紙は比較的黄色味を帯びた暗い色をしているが、新しい紙では黄色味が減少して白い紙が多いことを示した。次に、蛍光X線元素分析によって料紙に含まれる元素の種類を調べ、時代的に古い紙が含む元素の種類数は多く、新しい紙に含まれる元素の種類数は少ないことを示した。特に大谷文書の多くに元素Fe, Ti, Alが含まれていることを確認した。
著者
佐藤 冬果 坂本 昭裕
出版者
筑波大学 体育センター
雑誌
大学体育研究 = Journal of Sport and Physical Education Center University of Tsukuba (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.1-14, 2019-03

Self-authorship (SA) is one of the most promising concepts among the 21st century skills which one is required to have in modern society. In this study, we have presented an over view of the previous research on SA and discussed the significance and possibility to promote SA through University Physical Education (PE) class as liberal education. Literature reviews were done on the research carried out by Baxter Magolda : 1) about the three dimensions of SA (Epistemological, Intrapersonal, and Interpersonal), 2) the four phases of the developing process, and 3) the conditions that foster the development of SA (i.e., Learning Partnership Model). In addition, we also discussed the studies conducted by other researchers on the factors associated with its development, and the practical examples to promote SA. As a result of the literature review and comparison with diverse studies about the educational structure of PE, PE classes using a constructionism approach have the possibility to be an effective practice to promote SA. Promoting SA by the PE class means that it can cultivate a foundation to achieving many learning outcomes at the university; therefore, it will enable to argue the values of university PE class.
著者
小田 寛貴 池田 和臣 坂本 昭二 増田 孝
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

鎌倉時代以前の現存古写本は,極めて少ない.これは,室町以降,茶室の掛軸等にするため,古写本が数行毎に裁断されてきたためである.この古写本断簡を古筆切という.故に,古筆切の史料的価値は高く,同一の本を構成していた古筆切(ツレ)を蒐集することで,貴重な史料である元の写本を復元できる.ただし,問題点が一つある.古筆切には,後世の偽物や写しが大量に混在しているのである.そこで,14C年代測定により古筆切の書写年代を求め,さらに,顕微鏡観察によって原料・繊維幅・紙漉法等を求め,それらが等しいツレを蒐集することで,失われた古写本の一部分を復元することができる.本研究では,その方法の確立を行った.
著者
吉松 梓 坂本 昭裕 渡邉 仁
出版者
駿河台大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-28

本研究では、悩みを抱える思春期の青少年を対象に長期冒険キャンプを実践し、「身体」に着目してその意味を探ることを目的とした。研究1の質的分析の結果、「心と身体の関係性が変化する」プロセスとして「混沌とした心と身体」「心と身体のつながりや限界に気付く」「身体を入口として自分に向き合う」「自分の身体に自信を持つ」4段階が示された。また「心と身体の伴走者としてのスタッフ」「冒険プログラム特有の仲間関係を体験する」「原始的な自然の中でリアルな感情を抱く」など他者や環境との相互作用が影響していることが明らかになった。研究2の事例研究では、キャンプの体験が個性化の過程として意味があることが示唆された。