著者
大熊 廣明
出版者
筑波大学体育科学系
雑誌
体育科学系紀要 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.57-70, 2001-03

わが国においては長い間,初等学校においてはもちろん,中等学校以上の教育機関においても体育が必修であった。しかしながら周知のように,大学における体育はすでに必修科目ではなくなっている。また今後,高等学校の ...
著者
鈴木 康史
出版者
筑波大学体育科学系
雑誌
筑波大学体育科学系紀要 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.47-55, 2001-03

ホブズボウムは『創られた伝統』5) において,近代国民国家で「伝統」と考えられている数多くのものが,実はごく最近に作り出されたものであることを論じている。祝日,祭典,国旗,国歌,英雄,国家的儀礼, ...
著者
橘 直隆 蓬田 高正 土方 圭
出版者
筑波大学体育センター
雑誌
大学体育研究 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
no.25, pp.19-29, 2003-03

本研究の目的は、「野外運動」の授業および「野外運動(登山)」の授業が、参加学生の「生きる力」に及ぼす影響を明らかにすることである。被験者は、「野外運動」の授業に参加した学生47名、「野外運動(登山)」の授業に参加した学生12名、そして、対照群として、その他の授業に参加した学生96名である。これらの被験者について、授業開始時および終了時に、「生きる力」評定するために橘らの開発した「IKR評定用紙」を使用して調査した。 その結果、次のことが明らかになった。 1)授業前後を比較すると、野外活動の授業では、「視野・判断」の下位尺度に有意な変化の傾向がみられた。 2)授業前後の変化量を対照群と比較すると、野外運動に参加した学生は対照群に比べて、「野外生活・技能」の下位尺度で変化が大きいという有意な傾向が見られた。 3)授業前後の変化量を対照群と比較すると、野外運動(登山)に参加した学生は対照群に比べて、「交友・協調」の下位尺度で有意に大きく変化した。また、「野外生活・技能」と「明朗性」の下位尺度で変化が大きいという有意な傾向が見られた。The purpose of this study was to examine the change of IKIRU CHIKARA(Zest for living)in sutudents who praticipated in Outing Sports. Subjects were 47 students who praticipated in Outing Sports, 12 students who participated in Outing Sports(Mountaineering) and 96 students who participated in other sports as control gruop. IKR inventory by Tachibana as measured IKIRU CHIKARA was administered in pre-(before classes) and post-(after classes) design. The major findings were as follows: 1)One sub-scale (Range of Vison-Judgment) of IKIRU CHIKARA of students who paricipated in Outing Sports showed a tendency to change between pre-and post-test. 2)IKIRU CHIKARA of students who paricipated in Outing Sports as whole showed more change than control group, but only one sub-scale (Skill of outing life) showed a tendency to change. 3)IKIRU CHIKARA of students who participated in Outing Sports (mountaineering) as whole showed more change than control group, one sub-scale(Friendship-Co-operation) showed more signifficant change than control group, and two sub-scale (Skill of outing life/Cheerfulness) showed a tendency to change.
著者
岡出 美則 吉永 武史
出版者
筑波大学体育科学系
雑誌
筑波大学体育科学系紀要 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
no.23, pp.21-35, 2000-03

2002年に実施に移される小学校新指導要領では、バスケットボール型ゲーム、サッカー型ゲーム、ベースボール型ゲームといった名称が用いられるようになった。それは、あふれる球技種目の選択基準を戦術という視点から ...
著者
齊藤 愼一 土田 博 向井 直樹 阿部 岳
出版者
筑波大学体育科学系
雑誌
筑波大学体育科学系紀要 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.71-78, 2001-03
被引用文献数
4

持久性運動能力と栄養に関するこれまでの研究から,脂肪(酸)のエネルギー代謝が活発化したなかで運動を遂行すると運動継続時間が延長することが動物でもヒトでも明らかにされている18)。これに関して, ...
著者
増地 克之
出版者
筑波大学体育科学系
雑誌
筑波大学体育科学系紀要 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.157-160, 2009-03
著者
齊藤 愼一 土田 博 向井 直樹 阿部 岳
出版者
筑波大学体育科学系
雑誌
体育科学系紀要 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.71-78, 2001-03

持久性運動能力と栄養に関するこれまでの研究から,脂肪(酸)のエネルギー代謝が活発化したなかで運動を遂行すると運動継続時間が延長することが動物でもヒトでも明らかにされている18)。これに関して, ...
著者
山本 英作
出版者
筑波大学体育科学系
雑誌
体育科学系紀要 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.117-120, 2003-03

FIFAワールドカップ日韓共催大会でブラジル代表チームが5度目の優勝を遂げた2002年、ブラジル国内の体育・スポーツ史分野の学会ではどのようなブラジル・サッカー史研究が報告されるのだろう_今回の学会大会視察を ...