著者
加國 尚志 北尾 宏之 松葉 祥一 榊原 哲也 古荘 真敬 村井 則夫 吉川 孝 村上 靖彦 川瀬 雅也 神田 大輔 谷 徹 野間 俊一 佐藤 勇一 田邉 正俊 田口 茂 伊勢 俊彦 小林 琢自 浜渦 辰二 和田 渡 亀井 大輔 池田 裕輔 廣瀬 浩司 林 芳紀 青柳 雅文
巻号頁・発行日
2014-04-01 (Released:2014-04-04)

2015年度は交付申請書に記載した通り「制度化」の問題をめぐって研究を展開し、2016年3月13日に立命館大学衣笠キャンパス末川記念会館講義室で研究発表のシンポジウムを開催した。このシンポジウムでは、研究分担者の廣瀬浩司氏、小林琢自氏が発表を行い、研究代表の加國尚志が司会を務めた。研究の国際的展開については、海外からの研究者招聘については研究代表の所属機関である立命館大学衣笠総合研究機構間文化現象学研究センターの資金より支援をいただいたので、研究分担者の海外研究出張を重点的に行なった。研究分担者の佐藤勇一氏は、3月にフランス国立図書館にて、メルロ=ポンティの未公刊文書のマイクロフィルムを閲覧。とくに、MF12775のCollege de France. Notes de lecture relatives aux derniers travaux sur Descartes.を閲覧し、デカルトにおける有限性の問題に関するラポルトとゲルーの考察にたいするメルロ=ポンティのノートを研究した。また同じく研究分担者の松葉祥一氏は、パリ襲撃事件の直後にパリ等へ研究出張を行い、ジャン=リュック・ナンシーへのインタヴュー(「安全保障でも恐れでもなく」)を行い、日本語に翻訳して発表した。また研究分担者が多くの学会発表、国際的な研究発信を行なった。このように、交付申請書に記載した研究計画に即して「制度化」をめぐるシンポジウムを開催し、海外への研究出張を精力的に行い、多くの研究成果を公表することができた。
著者
松葉 祥一 河野 哲也 廣瀬 浩司 村上 靖彦 本郷 均 加國 尚志
出版者
神戸市看護大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007 (Released:2007-04-01)

本研究の目的は、2008年に生誕100年を迎えるモーリス・メルロ=ポンティの哲学とくにその身体論に焦点をあて、これまでの研究を総括するとともに、新たな展開の可能性を探究することにある。彼の身体論は、哲学にとどまらず、社会学、精神医学、心理学、美学、教育学、看護学などの分野に刺激を与えてきた。近年さらに認知科学や脳科学、ロボット工学などの分野にも影響を与えている。そこで本研究では、2008年11月25・26日立教大学における国際シンポジウムを始め講演会や研究会、書籍などを通じて、こうした彼の身体論研究の深まりと広がりを総括し、新たな発展のための基盤を築いた