著者
西尾 乾司 小林 慎二郎 櫻井 丈 牧角 良二 月川 賢 大坪 毅人
出版者
日本外科系連合学会
雑誌
日本外科系連合学会誌 (ISSN:03857883)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.593-597, 2010 (Released:2011-08-25)
参考文献数
11

症例は77歳,男性.既往歴に鼠径ヘルニアで手術歴があった.腹痛を主訴に当院の消化器内科を受診し,イレウスの診断で入院となった.入院後イレウス管を挿入され腸管の減圧状態は良好であったが,イレウス管挿入から5日目に突然の腹痛が出現した.CT検査を施行したところイレウス管の先進部を中心とした小腸に同心円状の多層構造が認められ,小腸内に腸間膜脂肪および腸管が巻き込まれていた.腸重積と診断し,陥入腸管の循環障害が疑われたため手術を施行した.口側腸管が肛門側腸管に順行性に約100cmの長さにわたって陥入していた.また重積部位から1m以上肛門側小腸に策状物による内ヘルニアが生じており,これがイレウスの原因と考えられた.イレウス管が原因となった腸重積症のこれまでの本邦報告例を集計し,文献的考察を加えて報告する.
著者
渡邉 正義 今林 慎一郎 小久保 尚
出版者
国立大学法人横浜国立大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2005

イオン液体はイオンのみからなる液体であり、不揮発性、熱安定性、不燃性、高イオン伝導性などの特徴を有するため、水、有機溶媒に続く第三の溶媒として認められつつある。本研究では、「イオン液体の自己解離性を表すパラメータ」を評価する方法を確立し、これをイオン液体の「イオニシティー」と定義した。イオン液体の性質はこのイオニシティーと密接に相関し、この値が高いイオン液体は上記のような典型的イオン液体としての性質を示すことを見出した。またイオンニシティーの評価に基づき、新しい材料やデバイスのための新型溶媒・電解質として設計された機能性イオン液体を開発した。
著者
横山 ハツミ 林 慎一郎 田中 秀樹 山崎 登志子 西川 まり子 白木 智子 糠信 憲明 廣川 聖子 片山 はるみ 矢田 幸博 吉田 伊織
出版者
広島国際大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

看護学生の老化の理解に役立つエイジングメイクの技法(メイク道具と手順)と教材(DVDとライフイベントCAIゲーム)を開発した。この教材を用いた演習により、学生が老ける、衰退するなどの加齢のプロセスを体験することで、いずれ訪れる老いを偏見なく受容することができる。高齢者のフィジカル・メンタルの両側面から理解が深められ、高齢社会の主人公である高齢者ケアニーズの核心に迫る、主体的な学習教材として役立つ。
著者
若林 慎一郎
出版者
青少年問題研究会
雑誌
青少年問題 (ISSN:09124632)
巻号頁・発行日
vol.39, no.9, pp.p4-13, 1992-09
著者
小林 慎一 白井 康之 比屋根 一雄 粂野 文洋 犬島 浩 山内 規義
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. C, 電子・情報・システム部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. C, A publication of Electronics, Information and System Society (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.125, no.5, pp.720-729, 2005-05-01
被引用文献数
1

Information technology is increasingly important in recent years for the development of our society. IT has brought many changes to everything in our society with incredible speed. Hence, when we investigate R & D themes or plan business strategies in IT, we must understand overall situation around the target technology area besides technology itself. Especially it is crucial to understand overall situation as time series to know what will happen in the near future in the target area. For this purpose, we developed a method to generate Multiple-phased trend maps automatically based on the Internet content. Furthermore, we introduced quantitative indicators to analyze near future possible changes. According to the evaluation of this method we got successful and interesting results.