著者
樋口 健太郎
出版者
古代学協会
雑誌
古代文化 (ISSN:00459232)
巻号頁・発行日
vol.57, no.10, pp.509-522, 2005-10
著者
大藤 義顕 川村 輝雄 樋口 健一 佐和橋 衛
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.305, pp.125-130, 2006-10-12
参考文献数
17

シングルキャリア(SC)-FDMAを用いる上りリンクのEvolved UTRAにおいて,広帯域のパイロットチャネルで測定したチャネル品質情報(CQI: Channel Quality Indicator)に基づく周波数領域スケジューリングはスループット増大に有効である.しかしながら,上りリンクのパイロット信号にCAZAC (Constant Amplitude Zero Anto-Correlation)系列などの相関特性の良好な系列を用いた場合には,送信帯域幅の異なるパイロットチャネルをDistributed FDMA多重すると,パイロットチャネルの系列数が減少する問題が生じる.そこで,本稿では,複数の帯域の異なるパイロットチャネルをDistributed FDMA多重した場合の,系列数の減少を最小限に抑えるため,CQI測定用のパイロットチャネルの送信帯域幅に基づいてUEのグループ化を行い,グループ毎に送信帯域を分離して割り当てるCQI測定用パイロットチャネルの送信帯域の割り当て法を提案する.計算機シミュレーションにより,グループ毎にCQI測定用パイロットチャネルの送信帯域を分離することにより,従来のグループ化を行わない場合に比較して,パイロットチャネルの系列数を増大した上で,同程度のセクタスループットを実現しつつ,ユーザスループットの累積分布の5%値を2倍程度に向上できることを示す.
著者
荻 芳郎 樋口 健 渡辺 和樹 渡邊 秋人
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
宇宙技術 (ISSN:13473832)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.97-103, 2007 (Released:2007-12-13)
参考文献数
12

The purpose of this paper is to analyze structural statics and dynamics of a rotating shaft with a thin-walled open cross-section having one symmetrical axis. For the shaft, flexural-torsional coupling must be considered because the centroid axis and the shear-center axis do not always coincide. After deriving the governing equations of motion for a uniform shaft rotating at a constant angular velocity, we propose methods to estimate static deflection and dynamic stability. Numerical calculations for cantilever shafts with and without internal damping indicate that the distance between the centroid and the shear-center contributes to the dynamic instability. Moreover, an application of the methods to an elastically supported model indicates that a spin-axis antenna rod for future scientific satellites under consideration is dynamically stable in the operational spin-rate.
著者
横山 隆明 樋口 健
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
宇宙技術 (ISSN:13473832)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.9-16, 2007 (Released:2007-06-14)
参考文献数
24

安全着実な月面着陸のためには,着陸時に着陸脚が月の砂地盤から受ける反力を事前に算定し,着陸脚設計に生かす必要がある.本研究では,地球上での実験から月面着陸時の衝撃力を算定する実験的方法について検討した.また,SPH法を利用した解析的方法についても検討し,実験結果とよい一致を示した.
著者
樋口 健治 高井 英雄
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.12, no.9, pp.609-613, 1959

研究目的繊維の引張試験では荷重一伸長線図が多くの場合直線とならないから, その弾性係数を一義的に決定することがむずかしい。本研究の目的は荷重一伸長線図にもとつく弾性的性質に検討を加え.あわせて変形量の広範囲にわたっ用使える弾性定量値を誘導することであり, 本報ではひずみと応力につい用考察を行なったものである.研究結果ひずみに対数ひずみεl=ln (l/l0/)を用い, また対数ポアソン比μl= (dr/r) / (dl/l) を細えることにより, 伸び率の大きい繊維の荷重一伸長線図が上に凸となっているのは, 必ずしも粘弾性的素質のみによるのではなく, 弾性的素因の変形によっても影響され用いることがわかった。したがって, 対数ひずみ, 対数ボアソン比によって適当な操作を加えれば, 荷重一伸長線図からかなり広い範囲にわたって, 適用しうる弾性定量値とし用の対数ヤング率Elを導出しうることが確認された.
著者
樋口 健治
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.16, no.5, pp.229-235, 1980-10-15 (Released:2010-03-11)
参考文献数
8
著者
長広 仁蔵 岩本 順二郎 樋口 健
出版者
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
雑誌
農業機械学会誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.79-87, 1989 (Released:2010-04-30)
参考文献数
1

極微細気泡は, 食品の感覚機能の改善や水中の溶存酸素量を急増させるのに有用である。本研究は極微細気泡のこのような有用性に着目し, 種々な液体中に極微細気泡を発生させる新しい技術を開発する目的で行ったものである。そのため, ガスノズルの主要寸法や液体噴流速度などエゼクタ式ガスノズルの最適設計標準値を決定するために多数の実験を行った。その結果, 試作したエゼクタ式ガスノズルによって直径10~200μmの極微細気泡を, 水, サラダ油, 卵溶液, 溶融チョコレートなどの各種液体中に安定・連続的かつ高能率で発生できることを確認した。
著者
長広 仁藏 岩本 順二郎 樋口 健
出版者
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
雑誌
農業機械学会誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.75-83, 1989 (Released:2010-04-30)
参考文献数
8

第1報に引き続き, 試作したエゼクタ式ガスノズルの発泡性能に及ぼす諸因子の影響を究明するための実験を行った。その結果, (1) エゼクタ式ガスノズルの開発に必要な最適設計標準値を決定した。また, (2) 液体ノズルから噴出する液体噴流のウエーバ数予Weとガスノズル内に吸引される空気流のレイノズル数Reの関係は, 両対数グラフ上でWe=bRemの方程式にしたがって直線的に変化することがわかった。そこで, (3) このWe~Reの関係から, 吸引ガス流量Qgと液体噴流の流量QLとの比で表される流量比ζの予測計算式を導出した。
著者
長廣 仁藏 岩本 順二郎 樋口 健
出版者
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
雑誌
農業機械学会誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.81-87, 1989 (Released:2010-04-30)
参考文献数
2

エゼクタ式ガスノズルによる極微細気泡の発生は, ガスノズル平行部内の非常に限られた狭い領域で行われる。そこで, ガスノズル平行部内の液体噴流と吸引ガス流などの流れの状況を可視化して, 極微細気泡発生のメカニズムを解明するための実験を行った。その結果, 極微細気泡は, 液体ノズルからガスノズル平行部内に噴出した液体噴流と, ガスノズル平行部内壁面に付着残留した液体層との間に挾まって, 液体噴流表面と空気との間に働く粘性力の作用で引きずり込まれた三角管形状の吸引空気流が, その先端部すなわち液体噴流と付着液体層の接触部で, 液体噴流と空気流の相対運動により剪断されることによって発生することが判明した。
著者
樋口 健治 高橋 秀年 平田 利英
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.16, no.8, pp.609-616, 1963

<B>目的</B><BR> 1) サンプルカードによるローラカードの伝達関数の決定.<BR>2) ローラカードを閉ループで制御する際の最適調整条件の検討.<BR><B>方法</B><BR>1) 系の骨格は過渡応答法によって推測し, その時定数はフィードローラの回転を周期的に停転することによって長方形波入力を作り, その出力の分散より求める.<BR>2) ウエブむらが定常不規則でガウシャンノイズとした時の制御装置の最適調整値を求める. <BR><B>成果</B><BR> 1) ローラカードの伝達関数は, むだ時間をもつ1次比例系となった.<BR>2) ローラカードのように大きなむだ時間を持つ系にはPID制御がもっともよい.<BR>3) PD制御はP制御やPI制御よりむしろよい制御をする.
著者
岸本 直子 樋口 健 岩佐 貴史
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
スペース・エンジニアリング・コンファレンス講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp._A06-1_-_A06-2_, 2014

近年,衛星搭載のアンテナや太陽電池パネルは,観測周波数の高周波化や高感度化,大電力要求に対応するために,大型化かつ高精度化している.そこで,著者らは,地上ならびに軌道上で,大型構造物の形状を高速かつ高精度に計測する技術の研究開発に取り組んできた.しかし,各種地上試験や軌道上で実用に供するためには,計測装置の小型化とロバスト化が必須である.本研究では,格子投影法を用いた可搬型形状計測装置を用いて,圧縮試験時のスキン付きCFRP製ラティス円筒(直径約2m)および,小型衛星搭載を目指した合成開口レーダー用平面スロットアンテナ(700mm×700mm)の形状計測を実施した計測結果について報告する.可搬型形状計測装置は,基準面を用いたキャリブレーションをあらかじめ実験室でおこなっておき,実際の計測には,プロジェクターとカメラから構成される簡便な計測装置のみを用いた.いずれの場合も,表面形状や変形形状の全視野計測に成功し,ひずみゲージやレーザー変位計による計測では判別しにくい全体の変形モードを取得することができた.
著者
宝珍輝尚 井田 俊博 都司 達夫 樋口 健
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.67, pp.523-528, 2002-07-18
参考文献数
27

ある画像(音クリップ)と印象の合った音クリップ(画像)を求めるために,画像と音クリップの特徴量から推定された因子得点を使用した画像と音クリップのクロスメディア検索について述べる.まず,これまで検討してきた感性の主因子を用いたクロスメディア検索法について概説する.この方法は,画像,音クリップ,音楽クリップ,動画クリップというメディアデータに共通に存在すると考えられる感性の因子を利用する方法である.つぎに,特徴量から推定された因子得点を使用した画像と音クリップのクロスメディア検索の試みについて述べる.今回は良い検索結果が得られず,この原因について考察する.This paper describes an attempt of mutual adaptation of pictures and sound clips by using the scores of the {\it Kansei} factors. The end of this research is obtaining the pictures (sound clips, respectively) having the similar impression of the specified sound clip (picture). The factor scores used are calculated from the feature values of media data by using the estimation formulas. First, the method of mutual adaptation of multimedia data is briefly described. This method is based on the fact that there may be common Kansei factors for pictures, sound clips, music ones, and video ones. Next, an attempt of mutual adaptation of pictures and sound clips by using the calculated factor scores is presented. The result of the attempt is not sound. Several considerations on the reasons of this result are made.
著者
樋口 健太郎
出版者
史聚会 ; 1976-
雑誌
史聚 (ISSN:03851834)
巻号頁・発行日
no.50, pp.109-116, 2017-04