著者
渡邊 智子 安井 健 田中 敬一 布施 望 鈴木 亜夕帆 佐々木 敏 山下 市二 安本 教傳
出版者
日本食生活学会
雑誌
日本食生活学会誌 (ISSN:13469770)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.314-320, 2011-03-30 (Released:2011-04-27)
参考文献数
10
被引用文献数
3 4

The principal 705 Japanese foods were selected from the Standard Tables of Food Composition in Japan — 2010 — (Standard Tables) because these foods are known to contain available carbohydrates including starch, glucose, fructose, sucrose maltose and/or lactose. Individual available carbohydrate contents were calculated and tabulated based both on the estimated saccharide (carbohydrate minus dietary fiber) content of each selected food in the Standard Tables and the starch and sugar content of the food included in The McCance and Widdowson’s The Composition of Foods, USDA National Nutrient Database for Standard Reference and other sources. Because the compiled tabulated form, the Japanese Starch and Sugars Presumptive Composition Tables (JSSPCT), is harmonized with the Standard Tables, one can utilize the data in the JSSPCT as a reference for research and other purposes until and after the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology or other national organization publishes the official tables for available carbohydrate composition of foods in Japan.

1 0 0 0 OA 学校管理法

著者
田中敬一 編
出版者
金港堂
巻号頁・発行日
1897

1 0 0 0 OA 管理法教科書

著者
田中敬一 著
出版者
金港堂
巻号頁・発行日
1902
著者
田中 敬一
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.138-143, 2015-03

ファイナンスの話題から1次元拡散過程の最適停止問題の基本的な解法について論じる.初到達時刻に深く関連する関数を用いた変数変換により,ある関数のグラフから継続領域・停止領域の識別が視覚的に可能となり,議論が見通しよくなる.また,一定条件下で,価値関数の有界性や最適停止時刻の存在・構成が保証されているので有用である.具体例として,リアルオプション,アメリカ型オプション,保有証券の最適売却戦略の問題を議論する.
著者
田中 敬一
出版者
八戸学院短期大学
雑誌
八戸学院短期大学研究紀要 (ISSN:21878110)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.13-20, 2017-03-31

近年東京圏を始めとする都市部の待機児童問題が社会問題となり、政府は子ども子育て支援制度を施策として掲げ、企業立の保育業界への参入を促進やこども園への移行推進等を実施してきた。その結果、地方から都市部への学生の流出が加速し、地方での保育士不足が深刻化している。保育士養成校である本学においても、地元に十分に保育者を供給できない状況が恒常化し始めている。今年度12月現在で、都市部の事業所から内定を得た学生の率は過去最高に迫っている。しかしその副産物として保育士の雇用条件、賃金、正規雇用率などは、緩やかではあるが改善しつつあり、内定の早期化も急激に進んでいる。
著者
村松 昇 田中 敬一 朝倉 利員 立木 美保 土師 岳
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.73, no.6, pp.541-545, 2004-11-15
被引用文献数
2 2

モモ果実由来の細胞壁中のアルカリ性溶液に可溶のペクチン性多糖類の単離及び分析を行った.モモ果実の粗細胞壁から,水とキレート剤(CDTA)によって溶出される多糖類を取り除いた後50mM Na_2CO_3, 1 M KOH及び4 M KOHを使って分画した.分画された多糖にイオン交換カラム・クロマトグラフィー(DEAE-Sepharose 5 cm×30 cm)を用いて,さらに分画を試みた.その結果,50mM Na_2C0_3画分の多糖類は更に分画できなかったが,1 M KOHでは3つ(1 M KOH-a, b, c), 4 M KOH (4 M KOH-a, b, c, d)では4つに,それぞれ分画できた.1 M KOH可溶性画分のうち酸性多糖類を含む分画(1 M KOH-b, c)についてさらに分析を行った.分画b及びcの主要な糖はそれぞれキシロースとアラビノースであった.分画bとcにゲルろ過(Sepharose CL 4B 1.5 × 30 cm)を行った結果,分画bの方が分画cよりも明らかに分子量が低かった.また,未熟果(8月7日収穫)から得られた細胞壁は過熱果(8月24日収穫)よりも分子量が両分画とも高かった.さらに,キシラナーゼ処理と糖分析の結果から,分画bはキシランとラムノガラクツロナンの複合糖鎖であると推定された.また,分画cは糖分析と加水分解の結果から,キシログルカンとラムノガラクツロナンの複合糖鎖であると推定された.
著者
田中 敬一 立木 美保
出版者
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2003

負イオンとオゾン混合ガスを併用した高湿度条件下で果実を貯蔵すると、従来の貯蔵法と比較して長期間、高品質に果実を貯蔵できるが、モモの場合は、冷温高湿庫で長期に貯蔵すると香りの消失が認められ、その消失機構の解明が求められている。そこで、液-液抽出ガスクロマトグラフ質量分析(GCMS)法、ヘッドスペースGCMS法、分析試料の量が少なく再現性の優れた分析法であるMicro Purge & Trap法及び匂いセンサーを用いてモモの貯蔵中の香りの変化を解析した。液液抽出GCMS分析の結果、冷温高湿庫に貯蔵したモモでは、貯蔵初期にエステル類(特にethyl acetate)が増加し、貯蔵期間が長くなると減少した。ヘッドスペースGCMS分析の結果では、‘あかつき'を冷温高湿庫で貯蔵するとラクトン類は、3週間を過ぎると急速に減少した。Micro Purge & Trap分析の結果、‘あかつき'を冷温高湿庫で貯蔵するとエステル類、C6化合物の組成が単純化し、benzaldehydeがそのほとんどを占めるようになった。ラクトン類では、貯蔵期間が長くなるに従いγ-decalactoneの量が増大した。水分含量の多いモモを測定する場合、におい識別装置のセンサは様々な影響を受けやすい。そのため、貯蔵したモモの香りをにおい識別装置で時間を追って評価することは難しかったが、測定日を同じにしてにおい識別装置で測定したところ非破壊で、モモの鮮度と香りとの関係を明らかにできた。以上の結果より、モモを冷温高湿庫で長期に貯蔵すると、香りの量が減少するだけでなく、香気成分が単純化するため、全体としてモモ特有の香りが失われるものと考えられた。