著者
星文彦 山中 雅智 高橋 光彦 高橋 正明 福田 修 和田 龍彦
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.43-48, 1992
被引用文献数
16

椅子からの立ち上がり動作の運動学的解析を行い, 各筋群の機能的役割を考察した。計測方法:ビデオ, 床反力計, 表面筋電図, 及び殿部の離床を記録するためのマットスイッチ(自作)を用いて椅子からの立ち上がり動作を記録した。またビデオ, 床反力計, 表面筋電図は自作のトリガー発信器を用い同期記録した。分析結果:床反力は, 動作開始直後下降, その後急上昇し, 姿勢及び重心位置の変化を忠実に反映していると思われた。またその時の筋活動から立ち上がり動作開始時に体幹を前傾させることと重心位置を前下方へ移動させる原動力となっている筋群として縫工筋, 大腿直筋さらに前脛骨筋が重要な役割を果たしていると考えられた。
著者
福田 修 小山 新弥 黒田 敏
出版者
一般社団法人 日本脳神経外傷学会
雑誌
神経外傷 (ISSN:24343900)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.9-13, 2015-09-10 (Released:2020-04-27)
参考文献数
13

Severe head injuries with organic lesions in skiing were characterized. We reviewed the patients, backgrounds, the situations of 30 head traumas (6.0%) with organic lesions, out of 504 skiing-related head injuries from 2004/05 to 2012/13 winter seasons in Niigata, Japan. The patient ages were from 8 to 75 (average 37.0 ± 19.0). They were 27 men and 3 women. 30 lesions consisted of 16 cranio-facial fractures, 7 acute subdural hematomas, 3 subarachnoid hemorrhages, 2 brain contusions, an epidural hematoma and a chronic subdural hematoma.The predominant feature of ski-related severe head injuries in this period is that expert or intermediate skier hit forehead by fall or jump or collision at a gentle slope. Craniotomies were performed in 2 subdural hematomas and the outcome was GR in 59-year-old woman and was MD in 75-year-old man, respectively.In comparison with the past nine seasons (1994/95-2003/04) study in this area, the characteristics in this period is that the number of patients, the number of severe head injuries, the number of operation were decreased. The average age of the patients increased. The predominant feature of ski-related severe head injury in the past period is that intermediate skier hit a forehead by collision at a middle slope. There were differences in the pattern, situation and mechanism between those two periods. Greater awareness may be needed to ensure safety, especially helmet use and manner observance.
著者
中川 照彦 土屋 正光 勝崎 耕世 小原 洋一 諏訪 清史 福田 修一 福島 芳宏
出版者
医学書院
雑誌
臨床整形外科 (ISSN:05570433)
巻号頁・発行日
vol.37, no.6, pp.685-692, 2002-06-25

1997年~2001年の5年間に,SLAP lesionに対し鏡視下上方関節唇修復術を行った野球選手の投球障害肩17例17肩を対象とした.全例男性で,手術時年齢は平均25.1歳(16~51歳)であった.ポジションは投手11例.野手6例.レベルはプロ野球3例,社会人野球3例,大学野球1例,高校野球5例,草野球5例であった.鏡視下上方関節唇修復術はSnyderの手技に準じて行い,後療法では特に術後3カ月以降の投球メニューについて詳述した.徒手検査ではcrank test,anterior apprehension肢位での疼痛,三森テスト.O'Brien testが有用であった.12カ月以上フォローアップできた13例中11例(85%)で完全復帰を果たした.術後復帰までの平均期間は.投手8.4カ月,野手6.8カ月であった.鏡視下上方関節唇修復術の手術成績は良好であり,上腕二頭筋長頭腱関節唇複合体の解剖学的修復という面からも,本術式は推奨できるものと考える.
著者
福田 修 藤田 真治 辻 敏夫
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.J88-D2, no.1, pp.105-112, 2005-01-01

本論文では,発声機能障害者のための新しい意思伝達装置の開発を目的とし,頸部及び表情筋から計測したEMG信号に基づく代用発声システムを提案する.このシステムは,まずEMG信号から使用者の意図する語音を推定し,次にそれを連ねた語音列から意図する単語を推定するという2段階の処理を行う.語音,及び単語の推定には,統計構造を有するニューラルネットと隠れマルコフモデルを用いた.従来の電気式人工喉頭は,頸部に人工呼吸器を取り付けた際などに使用が困難となるが,本手法はそのような場合でも使用することが可能である.健常な男子大学生及び喉頭切除者の計5名による実験を行った結果,精度良く語音・単語を識別できることが示された.