著者
山口 卓宏 小西 和彦 水谷 信夫 守屋 成一
出版者
日本昆虫学会
雑誌
昆蟲. ニューシリーズ (ISSN:13438794)
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.179-184, 2008-12-25
参考文献数
29

茨城県つくば市ならびにつくばみらい市において,2006年と2007年の5月に,レンゲソウまたはカラスノエンドウで採集したアルファルファタコゾウムシ蛹から羽化した寄生性天敵を調査した.その結果,ヒメバチ科のシンクイトガリヒメバチ,マツケムシヒラタヒメバチ,アカハラタコゾウヤドリヒラタヒメバチ,ミイロトガリヒメバチ,Bathythrix kuwanae,タコゾウアカヤドリバチ,Gnotus sp.の7種とコバネコバチ科のTrichomalopsis shirakii,Dibrachoides sp.の2種,ならびにヤドリバエ科のBessa parallela 1種が認められた.このうち,ミイロトガリヒメバチとT.shirakiiの2種は,アルファルファタコゾウムシに対する寄生は初記録であった.寄生性天敵の寄生率は2006年が2.8%,2007年が4.3%であった.シンクイトガリヒメバチとマツケムシヒラタヒメバチの2種が優占種であった.
著者
西 和彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.3, pp.220-221, 2018-02-15
著者
浦西 和彦
出版者
関西大学国文学会
雑誌
国文学 (ISSN:03898628)
巻号頁・発行日
vol.70, pp.47-96, 1993-12-20
著者
浦西 和彦
出版者
関西大学国文学会
雑誌
国文学 (ISSN:03898628)
巻号頁・発行日
vol.71, pp.92-154, 1994-06-30
著者
浦西 和彦 増田 周子
出版者
関西大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

大阪出身の著述家、大阪で活躍した文学者の著者別の書目である。明治から現代までを取り扱っている。対象とした著述家は、宇田川文海、渡辺霞亭、村上浪六、西村天囚、角田浩々歌客、菊池幽芳、河井酔茗、中村吉蔵、小林天眠、久津見蕨村、木崎好尚、高安月郊、上司小剣、斎藤弔花、薄田泣菫、奥村梅皐、食満南北、今中楓渓、石丸梧平、直木三十五、宇野浩二、渡辺均、北條秀司、長谷川幸延、藤沢桓夫、武田麟太郎、井上友一郎、織田作之助、河野多恵子、谷沢永一、向井敏、開高健の33名である。
著者
昆野 安彦 松田 一寛 小西 和彦
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.182-184, 2002-08-25
被引用文献数
4

ウメエダシャクは北海道、本州、四国、九州、対馬に分布するシャクガ科シャクガ亜科の一種である。発生は年1回で幼虫はウメ、モモ、スモモ、ナシ、アンズ、リンゴなどのバラ科果樹類のほか、ニシキギ(ニシキギ科)、エゴノキ(エゴノキ科)、ガマズミ(スイカズラ科)など、7科17種の葉を食害する多食性の蛾として知られている。また、多発生した場合はウメの害虫として認識されることもある。本種の寄生蜂に関する報告はこれまでないが、今回、蛹から羽化した寄生蜂を調査した結果、5科6種の寄生蜂を確認することができたのでここに報告する。