著者
齋藤 梓 大竹 裕子
出版者
北海道大学公共政策大学院
雑誌
年報 公共政策学 (ISSN:18819818)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.185-205, 2019

Whether 'sex without consent' should constitute the legal definition of sexual violence instead of the 'assault or intimidation requirement' has been discussed extensively in Japan. Applying qualitative methods, we conducted thematic analysis on oral and written narratives of consensual and non-consensual sex obtained from 30 Japanese women. Findings suggest that non-consensual sex most typically happen through 'entrapment', referring to the process through which the perpetrator exploits an unequal power relation in everyday life and corners the victim into a situation where she cannot resist, escape, or express refusal.
著者
齋藤 梓 岡本 かおり
出版者
目白大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究では,性被害後の援助要請行動を促進するため,促進および阻害要因,性被害時の被害者心理等について明らかにすることを目的に,定性的調査および定量的調査を行った.その結果,被害時に身体が動かなくなることや,抵抗できなかったことにより,被害者が自分の身に起きた出来事を被害だと認識することが難しく,相談が困難であることが分かった.本研究の結果から,性被害に直面したときの被害者の状態や被害プロセスについて社会に伝えていき,被害者が自責感を抱かず,自分の身に起きたことを被害だと認識できること,また周囲もそれを被害だと認識できることが重要であると考えられた.
著者
齋藤 梓 横山 恭子
出版者
上智大学総合人間科学部心理学科
雑誌
上智大学心理学年報 (ISSN:0387849X)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.97-107, 2009
被引用文献数
1

明田芳久先生追悼号
著者
亀岡 智美 齋藤 梓 友田 明美 八木 淳子 岩垂 喜貴 井野 敬子 酒井 佐枝子 飛鳥井 望 新井 陽子 成澤 知子 田中 英三郎 山本 沙弥加 高田 紗英子 浅野 恭子 島 ゆみ 中島 淳 竹腰 友子 西村 悠哉 三宅 和佳子 野坂 祐子 小平 雅基 市川 佳世子 岩切 昌宏 瀧野 揚三
出版者
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究では、欧米で子どものPTSDへの第一選択治療として推奨されているTF-CBT(Trauma-Focused Cognitive Behavioral Therapy)の我が国における効果検証に取り組んだ。兵庫県こころのケアセンターと被害者支援都民センターにおいて実施した無作為化比較試験が終了し、先行研究と同様に、わが国においてもTF-CBTの有効性が検証された。結果については、論文にまとめ、報告する予定である。その他の研究分担機関においても、TF-CBTの終了例が蓄積された。TF-CBT実施前後のMRI画像分析については、福井大学子どものこころの発達研究センターで7例を分析した。
著者
上月 康則 山中 亮一 松重 摩耶 齋藤 梓 石田 達憲 大谷 壮介
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集B2(海岸工学) (ISSN:18842399)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.I_971-I_975, 2012 (Released:2012-11-15)
参考文献数
15

Various laboratory experiments were performed to examine the effects of H2S (Hydrogen Sulfide) on R. philippinarum in this study. These results were as follows. 1) Most of clam closed its shell, in case was placed in the anoxic water. However, the number of clam that opened its shell increased with time. 20 hours later, the dying clam appeared after the clam extended the siphon and pelecypod. 2) H2S exposure had an insignificant effect on the clam, they closed shells. However, the clam was significantly affected by H2S exposure when they opened its shell and extended siphon and pelecypod. 3) When the water was hypoxic or anoxic before Blue tide occurrence (Aoshio), the clam would directly suffer severe effects of H2S because the extended soft tissue from the inside of shell was exposed.
著者
齋藤 梓 横山 恭子
出版者
上智大学総合人間科学部心理学科
雑誌
上智大学心理学年報 (ISSN:0387849X)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.97-107, 2009
被引用文献数
1

明田芳久先生追悼号