著者
能宗 伸輔 池上 博司
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.82-84, 2014-02-28 (Released:2014-03-11)
参考文献数
7
被引用文献数
2
著者
鈴木 和枝 藤田 弘美 橋場 直彦 本吉 光隆 池田 義雄
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.59, no.10, pp.706-712, 2016-10-30 (Released:2016-10-30)
参考文献数
8

過去30年間における糖尿病栄養指導の推移を把握するために,1982年から10年間隔で合計4回実施したアンケート調査結果を比較した.調査は,過去3回に準じて全国1,961の医療機関のうち回答を得た915施設を対象に実施した.管理栄養士・栄養士の雇用率と,個人指導の実施率は,過去30年間高い割合で推移した.日本糖尿病療養指導士(Certified Diabetes Educator of Japan:CDEJ)の雇用率は,発足当初の10年前52.1 %,今回62.9 %であった.時間がかかる指導内容として,「糖尿病食事療法のための食品交換表の説明」と答えた施設の割合は30年前75.0 %,20年前58.8 %を占めたが,10年前37.6 %,今回は28.0 %になった.このことは,CDEJ資格取得のための教育効果によって管理栄養士・栄養士の知識・意欲が向上し,糖尿病栄養指導の在り方が変貌した結果として捉えられた.
著者
古山 士津子 菊池 健次郎 大堀 克己
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.700-708, 2017-10-30 (Released:2017-10-30)
参考文献数
36

マグネシウム(Mg)は多くの酵素の補酵素で,Ca拮抗作用,抗酸化作用などを有する.糖尿病では,血清Mg(SMg)は低値をとり,これがインスリン抵抗性,腎症進展などに寄与するとされる.最近,SGLT2阻害薬によるSMg上昇が報告されているが,その機序はなお明らかではない.本研究では,その機序を2型糖尿病患者14例にSGLT2阻害薬カナグリフロジンを8.3ヶ月間投与し,その前後のSMgの変化をeGFR,尿細管のMg再吸収の指標である腎Mg排泄率(FEMg)との関連より検討した.その結果,有意にSMg,eGFRは上昇,FEMgは低下し,ΔSMg,ΔFEMgは,それぞれ前のSMg低値,FEMg高値例ほど大きく,また,ΔSMg大なる例ほど,FEMg低下度が大であった.以上より,2型糖尿病患者へのカナグリフロジン投与は,腎尿細管におけるMg再吸収増加を介してSMgを上昇させる可能性が示唆された.
著者
海鋒 有希子 八木 麻衣子 石山 大介 渡邉 紗都 赤尾 圭吾 桑村 雄偉 大森 慎太郎 太田 明雄
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.172-178, 2020-04-30 (Released:2020-04-30)
参考文献数
28

糖尿病(DM)患者の筋力や筋肉の質(MQ)の低下が指摘されているが,患者背景や身体機能との関連は不明である.本研究の目的は,2型DM患者の下肢筋力および下肢MQの維持・低下に関連する因子を調査し,評価特性の違いを明らかにすることである.対象は当院入院・通院中の2型DM患者のうち,取込み基準を満たす95例(男性67例,女性28例,年齢59.0±14.4歳,罹患歴6.9±8.6年,HbA1c 8.8±2.8 %)とした.下肢筋力及びMQ各々について,維持群と低下群における基本属性・体組成・身体機能を比較し,さらにロジスティック回帰分析にて,維持・低下の関連要因を検討した.下肢筋力には体脂肪率が,下肢MQには10 m最大歩行速度が,それぞれの維持・低下に独立して影響していた.2型DM患者ではMQの方が,年齢や体格の影響を受けにくく,歩行能力を鋭敏に反映する指標であることが示唆された.
著者
阿武 孝敏 柱本 満 田邊 昭仁 中嶋 久美子 岡内 省三 亀井 信二 松木 道裕 宗 友厚 加来 浩平
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.56, no.5, pp.292-297, 2013 (Released:2013-06-07)
参考文献数
15

2009年に上市されたDipeptidyl peptidase-4(DPP-4)阻害薬は,2型糖尿病薬物療法の選択肢の一つとして,その使用が急速に拡大している.一方,DPP-4はリンパ球やマクロファージ上に発現しているCD26と同一分子であるため,DPP-4阻害薬が免疫系に影響する可能性が以前より指摘されていた.今回我々はシタグリプチン投与が原因と疑われる薬剤熱の症例を経験した.発熱と同期して初期の炎症マーカー(IL-1β,IL-6,TNF-α)とCRPの上昇を認め,シタグリプチン投与が,マクロファージを介して初期の炎症性サイトカイン産生を亢進させ,薬剤熱を発症した可能性が示唆された.
著者
谷口 晋 生山 祥一郎 安田 幹彦 森 正樹 西村 純二
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.341-346, 2005 (Released:2008-04-11)
参考文献数
36
被引用文献数
2

症例1は48歳, 男性. 急性〓桃炎罹患後, 顎下部の腫脹・疼痛・熱感が出現. CTにて顎下部にガスを多量に含む顎下隙膿瘍を認め, 切開排膿後ドレナージ, 抗菌薬にて治癒した. Prevotella 属, Streptococcus milleri 属を検出した. 症例2は75歳, 女性. 関節リウマチ (RA) の増悪を疑われて入院後, 突然ショック状態となり, 上腹部の筋性防御と肝胆道系酵素の上昇を認めた. CTにて肝左葉に大量のガスが貯留する肝膿瘍を認め, ドレナージ, 抗菌薬にて治癒した. Klebsiella pneumoniae, Enterococcus raffinosus を検出した. 症例3は45歳, 女性. RAの経過中に両下腿後面の疼痛・熱感・緊満感を訴えた. MRIにて両側腓腹筋部皮下にガスを混在した蜂窩織炎を認め, 抗菌薬にて治癒した. これら3症例は糖尿病患者に発症したガス産生性感染症で, 非Clostridium 属が起因菌となることが多いことがあらためて示唆された.
著者
内藤 孝
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.145-150, 2006 (Released:2008-11-19)
参考文献数
18
被引用文献数
1

症例は80歳,男性.空腹時血糖340 mg/dl, HbA1c 13.2%に及ぶコントロール不良の未治療2型糖尿病で,38°C台の発熱,咳,痰,体幹から四肢に広がる皮疹を主訴に入院したが入院直後に悪寒,チアノーゼ,頻呼吸が出現し不穏状態に陥り乳酸アシドーシス(pH 7.137, 血中乳酸値74 mg/dl)が明らかとなった.診断後速やかに厳格な血糖コントロール,脱水の補正,アルカリ化などの治療を行い代謝異常が順調に改善したにもかかわらず,腎不全増悪,肝機能障害,膵逸脱酵素上昇,心房細動など多臓器障害を引き起こした.乳酸アシドーシスから臓器障害を生じる例はこれまでにも多数報告されているが,これほど多彩な臓器障害の報告は見当たらない.また発症後早い時期から乳酸アシドーシスの経過を追うことができたという意味でも貴重な症例と考えられた.
著者
大谷 敏嘉 笠原 督 内潟 安子
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.900-906, 2014-12-30 (Released:2015-01-14)
参考文献数
11

わが国の「リリーインスリン50年賞」は,2003年の第1回表彰開始以来2013年までに66名が受賞している.これら66名のうち東京女子医科大学糖尿病センターの受診患者は16名(24 %)(1型13名,2型2名,その他1名)であった.1型糖尿病患者13名の1983年から2013年のHbA1c平均値は8.4 %,高血圧の合併は10名(77 %),脂質異常症5名(38 %)であった.網膜症については網膜症なしが2名(15 %),過去に9名(69 %)に光凝固が施行されていたが,現在は増殖網膜症を一人も認めなかった.腎症は2期4名(31 %),3期2名(15 %)であったが,腎不全期の患者はいなかった.大血管症は4名(31 %)に脳血管障害,1名(8 %)に冠動脈疾患を認めた.極めて不十分なインスリン治療環境を乗り越え,糖尿病および糖尿病以外の多彩な疾患を有しながら,インスリン治療生活を送ってきたことが判明した.
著者
楠 宜樹 勝野 朋幸 中江 理絵 渡邉 佳穂里 角田 拓 越智 史浩 徳田 八大 赤神 隆文 美内 雅之 宮川 潤一郎 難波 光義
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.9, pp.715-720, 2015-09-30 (Released:2015-09-30)
参考文献数
23
被引用文献数
2

血糖自己測定(SMBG)に加えて持続血糖モニター(CGM)が血糖変動の評価に使用されている.本試験ではProfessional CGM(Pro-CGM)とPersonal CGM(Per-CGM)によるグルコース値の測定精度を評価する.1型糖尿病患者8名にPro-CGMおよびPer-CGMを同時に装着してセンサーグルコース値(SG)を測定し,SMBGで得られた血糖値(BG)との相関について検討.Pro-CGMおよびPer-CGMで得られたSG値とBG値とはそれぞれ強い正の相関を示した.Pro-CGMのSG値とBG値での平均絶対偏差は12.3±13.8 %,Per-CGMのSGとBGでの平均絶対偏差は13.7±12.6 %と両CGMの精度は同程度であった.日本で使用可能なPro-CGMとPer-CGMともにBGと強い相関を示し,血糖変動の評価に有用である.
著者
金井 好克
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.59, no.9, pp.628-631, 2016-09-30 (Released:2016-09-30)
参考文献数
6
著者
柴田 幸子 伊藤 裕之 山本 梓 行田 佳織 尾本 貴志 篠崎 正浩 西尾 真也 阿部 眞理子 当金 美智子
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.12, pp.885-892, 2014-12-30 (Released:2015-01-14)
参考文献数
31

分割食で栄養指導を行ったのちに持続血糖測定(CGM)を施行した妊娠糖尿病44例(32±4歳,妊娠週数:24±5週)を対象とし,血糖,ケトン尿に影響する因子を検討した.摂取熱量と栄養素はCGM時に行なった食事記録より算出した.指示熱量に対する摂取熱量比は88±17 %であった.摂取熱量中の糖質の比率は46±10 %で,60 %以上の糖質過剰摂取は13例(30 %)にみられた.蛋白質,脂質の摂取熱量比率は17±3 %と37±9 %であった.CGMで高血糖を示した例は14例(32 %)で,高血糖の無かった群に比し,糖質の過剰摂取例が有意に高頻度であった(64 % vs. 13 %).栄養指導後にケトン尿を呈した6例においては,指示に対する摂取熱量比(69±10 %)が,ケトン尿を示さなかった例(91±17 %)に比し有意に低値であった.妊娠糖尿病の栄養指導に際しては,摂取熱量のみならず糖質への配慮が重要と思われた.
著者
岸本 一郎 井垣 誠 小松 素明 隈部 綾子 恒成 徹
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.6, pp.347-354, 2019-06-30 (Released:2019-06-30)
参考文献数
16

目的:糖尿病性腎臓病の重症化予防のため地域における課題を抽出し特に介入すべき対象集団を検討する.方法:4年間の豊岡市国民健康保険特定健診データ(初年度n=5,169)に基づいて後方視的縦断コホート研究を行った.血清クレアチニン値の1.2倍化をエンドポイントとして生存時間分析を行い,腎機能低下と関連する因子を解析した.結果:腎機能低下のリスク因子として糖尿病と高血圧が有意に関連しており,それぞれの疾患がある場合は約2倍リスクが上昇した.糖尿病患者のみの解析では,HbA1c(高値)とHDLコレステロール(低値)が腎症増悪と関連していた.特に,治療を受けていないHbA1c 8 %以上の群で腎機能低下の進行を認めた.また,尿蛋白(-)の糖尿病患者を対象とした検討では,低HDLコレステロール血症群が高リスクであった.結論:地域における糖尿病性腎臓病進行の高危険群が明らかとなった.
著者
蘇原 慧美 宇治原 誠 小松 裕美子 寺内 康夫
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.59, no.5, pp.353-359, 2016-05-30 (Released:2016-06-01)
参考文献数
21

近年生活習慣の欧米化や,2010年の妊娠糖尿病(GDM)の診断基準の変更によりGDMが増加している.当院におけるGDM症例において,インスリン治療の要否に関する因子について検討した.GDM 68例を対象として,診断時年齢,妊娠週数,Body Mass Index(BMI),75 g Oral glucose tolerance test(OGTT),HbA1cに関してインスリン治療を要した群40例と,食事療法のみ行いインスリン治療を要さなかった群28例に分け比較検討した.BMI,HbA1c,75 gOGTTの60分値と120分値,GDM診断基準の診断項目該当数がインスリン治療群で有意に高かった.また診断項目該当数が空腹時血糖値の1点のみである症例では,BMIが高値である症例を除いて食事療法で管理できる可能性が高いと考えられた.
著者
松下 由美 高田 康徳 松田 藍 川村 良一 大沼 裕 大澤 春彦
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.475-481, 2016-07-30 (Released:2016-07-30)
参考文献数
15

低血糖により自律神経系の活動と関連した不整脈や心血管イベントが増加することが報告されている.今回,インスリン依存状態の1型糖尿病症例において,continuous glucose monitoring(CGM)とホルター心電図を同時に施行し,夜間低血糖時における心電図と自律神経活動の変化を解析し得たので報告する.症例は77歳男性,病歴30年の緩徐進行1型糖尿病患者.入院中のCGMで,睡眠中に約4時間持続する低血糖を認めた.ホルター心電図の心拍変動解析では,同日の睡眠中の非低血糖時に比し,低血糖時に交感神経活性指標(LF/HF)の亢進,副交感神経活性指標(HF)の減少,同時に心室性期外収縮,QTc延長を認めた.CGMとホルター心電図の併用は,夜間低血糖の把握のみならず,低血糖時の自律神経系の変化およびそれと関連した不整脈を検出するのに有用と考えられる.
著者
鈴木 洋
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.17, no.5, pp.433-441, 1974-09-30 (Released:2011-08-10)
参考文献数
32

甲状腺機能尤進症, 甲状腺機能低下症患者および正常対照者に0.59/kgの塩酸アルギニンを30分間にて点滴静注し, 経時的に採血し, インスリンおよび血糖値を測定した. 正常対照者はインスリン, 血糖共に30分に頂値を有し, その時のインスリン増加分 (IRI) は32.5±3.0μU/ml, 血糖増加分 (BS) は16.6±3.7mg/dlであり, 甲状腺機能尤進症患者では, インスリン, 血糖共に低ないし無反応であり, 30分IRIは2.6±1.9μU/mlであり, 30分BSは29±3.1mg/dlであった. 一方, 甲状腺機能低下症患者では, インスリン, 血糖共に高反応を示し, 30分IRIは87.6±19.9μU/ml, 30分BSは42.0±12.9mg/dlの頂値を示した. 血清サイロキシン, T3レジンスポンジ摂取率, 基礎代謝率, 甲状腺1明摂取率の各種甲状腺機能検査所見と15, 30, 45, 60分1RIとの間には有意 (p<0.01) の逆相関々係を認め, 特に15分でその関係は著しく, 以後漸減した. 各種甲状腺機能と15, 30分4BSとの間にも逆相関々係を認めたが, IRIほど著明ではなかった. 以上の成績からアルギニンによるインスリン分泌は甲状腺機能を良く反映していると思われたが, その機序に関しては今後更に詳細な検討が必要と思われる.
著者
平原 佐斗司
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.350-352, 2017-05-30 (Released:2017-05-30)
参考文献数
5
著者
尾崎 史郎 門田 悟 中川 昌一
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.10, pp.923-929, 1980-10-30 (Released:2011-08-10)
参考文献数
25

近年血中に存在し, インスリン抗体により抑制されないインスリン様物質 (NSILA-s) が血清中より精製され, その測定にはbioassayのかわりにradioreceptor assay (RRA) が開発されている.今回我々はNSILA-sの類似物質であるsomatomedin Cがヒト胎盤細胞膜のインスリンレセプターと結合し, インスリンと拮抗する性質を有することより, ヒト胎盤細胞膜より可溶化したインスリンレセプターを使用し, レセプターアッセイを行い, NSILA-sの測定法を開発した.ヒト血漿より粗精製したNSILA-sはラット副睾丸脂肪細胞を使用したbioassayではインスリン活性値は6.3~8.6mU/mg平均7.1mU/mgであり, 最終的に3550倍に精製された製品であった.又インスリンレセプターアッセイをもちいた測定では8.8mU/mgの活性を有し, 生物学的活性値とほぼ一致した.