著者
上田 容一郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.76, no.3, pp.402-407, 2022 (Released:2022-05-01)

100人で行う早押しクイズ対決に参加者がリモートで参加できるシステムを開発.コロナ禍により不可能になった100以上集めてのスタジオ収録の代わりとなる収録形態を実現,番組を存続させることに成功した.自宅にいながらテレビ番組の収録に参加できるという子供のころに「未来のテレビ」と夢描いていた双方向の新しい番組を実現した.
著者
井阪 建 藤代 一成
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.70, no.6, pp.J142-J145, 2016 (Released:2016-05-25)
参考文献数
7
被引用文献数
3

安価ながら効果的な裸眼立体表示を可能にするディスプレイシステムの開発は,ビジュアルコンピューティング分野におけるきわめて重要な課題の一つである.ホログラフィに代表されるような,ハードウェアの描像原理を高度化することで発展してきた既存システムは,現時点では生成映像の品質を向上させにくいという課題がある.そこで本論文では,複数枚の汎用ディスプレイを直交に配置したL字型の表示空間上で,陰影と運動視差を中心とする単眼性の奥行き知覚要因を利用して,一般的な2Dグラフィックスと同等の解像度と明度をもつ,個人向けの裸眼立体映像を手軽に生成する手法を提案する.ユーザの視線追跡により本手法の有効性を確認する予備的評価についても報告する.
著者
山口 徹也 南 憲一 佐藤 孝子 小野 正人 外村 喜秀 難波 功次 菊地 由実 星出 高秀 森住 俊美 小野 朗
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.74, no.2, pp.402-411, 2020
被引用文献数
1

<p>近年,高精細な8K映像の提供や様々な没入型スクリーンの活用など,映像サービスの臨場感向上に向けた取り組みが拡大している.一方,スポーツや音楽ライブ等のエンタテイメントイベントを,実際に会場に行けなかったユーザのために,遠隔地に中継してより多くの人の観戦,観劇を可能とするライブビューイングのニーズも高まっている.本論文では,臨場感の高いライブビューイングサービスを実現するために,リアルタイムで複数の4K映像を水平垂直方向に結合し,単一カメラで撮影可能な解像度を大きく上回る高精細で広視野角なサラウンド映像を生成する技術と,生成したサラウンド映像および他の映像や音声を,遠隔会場に同期伝送する技術について提案する.合わせて,提案方式に基づき実現したシステムの内容と評価結果について報告する.</p>
著者
黒田 隆男
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.68, no.3, pp.216-222, 2014 (Released:2016-04-27)
参考文献数
26
被引用文献数
2
著者
青木 貴則
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.75, no.1, pp.98-105, 2021

<p>ライブステージで使われるLEDスクリーンの映像には,曲の展開に合わせてプリレンダリングされた動画をメディアサーバから送出するのが一般的である.安定的に映像を送出できる反面,出演者であるパフォーマーの動きなどライブ感を生かした映像演出を行うことができない.そこで,センサを使って出演者の動きを検出し,動きに反応したグラフィックスを生成するシステムを構築して生放送で運用することを目指した.LiDARと呼ばれる距離測センサとTouchDesigner上で開発した位置解析法を使って動きを検出し,リアルタイムグラフィックスエンジンである,Unity, Notchを組み合わせたジェネラティブなグラフィックス表現をフロアLED上で表現した.イメージベースドなキャリブレーション方法を採用することで,センサのズレや転倒が発生した場合にも迅速に復旧できるロバスト性を備えたシステムを構築した.</p>
著者
坂尾 南帆 土橋 宜典
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.150-155, 2022

<p>コンサートや音楽ライブの演出において照明は欠かせない要素である.また,インターネット配信を利用した仮想的な興行も普及しており,個人レベルで照明の演出を必要とする機会が増加している.しかし,効果的な照明演出を設計するには専門的な知識や経験が必要で,初心者が初めから演出を作りあげるのは困難である.本研究ではこの問題に着目し,効果的な照明演出の設計を支援するための照明演出動画を生成する手法を提案する.提案法では,照明演出を撮影した短いビデオクリップからなるデータベースを用意しておく.そして,データベースから最適なビデオクリップを複数選択して結合することで,入力として与えられる音楽波形に調和した照明演出動画を生成する.ビデオクリップの選択においては,入力波形とデータベースの各ビデオクリップに付随する音楽波形の音響的類似度を考慮する.</p>
著者
松田 一朗
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.439-442, 2007-04-01 (Released:2009-10-16)
参考文献数
17
被引用文献数
2 1

1 0 0 0 OA 緊急警報放送

著者
伊藤 泰宏
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.761-763, 2007-06-01 (Released:2009-11-20)
被引用文献数
3 1