著者
井戸坂 幸男
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.9, pp.467-472, 2023-08-15

小学校で実践した「情報科学」の授業を紹介する.教材には「ビーバーチャレンジ学習カード」を使い,タブレット端末を使った問題の解法の説明とその後の話し合いで,学習指導要領にある「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指した.
著者
牧之内 三郎
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.23, no.5, 1982-05-15
著者
小林 修
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.34, no.6, 1993-06-15
著者
谷口 雄太
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.296-297, 2023-05-15

学習への自動的な介入を実現するためには,まず学習者の状態を機械的に,かつできるだけ正確に把握することが重要である.Knowledge Tracingは学習者の解答の履歴を分析することで,問題が問うているさまざまな概念に対する学習者の理解を定量的に推定することを目的とした技術である.本稿ではこの問題に初めて深層学習の技術を取り入れたDeep Knowledge Tracingについて紹介する.
著者
富田 眞治
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.111-113, 2002-02-15
著者
北條 孝佳 下垣内 太
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.8, pp.378-382, 2023-07-15

近年,データ復旧に関するトラブル事例が複数発生していたことから,日本のサイバーセキュリティを支える以下の5団体は,「データ被害時のベンダー選定チェックシート」 を作成し,2022年12月16日に各団体のWebサイトにて公開した.また,同日,「NCA Annual Conference 2022」において各団体の代表者が登壇し,パネルディスカッションを行い,周知活動も実施した.(一社)日本データ復旧協会NPOデジタル・フォレンジック研究会NPO日本ネットワークセキュリティ協会(一社)日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会(一社)ソフトウェア協会
著者
吉田 拓也
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.8, pp.401-405, 2023-07-15

本実践では,「情報I」における「コミュニケーションと情報デザイン」の単元で,デザイン思考に沿った「意匠考案」の授業を開発し,高校1年生39名を対象に授業実践を行った.授業後の生徒の振り返りから,制作プロセスに対して意欲的に取り組めたり,日々感じていた不便なことについて,試行錯誤を重ねて創作できたことがわかった.意匠権についても,改めて身近に感じたり,自己利益のみならず他者との共有,譲渡などの見方も持つことができるようになった.本実践のような制作活動を通して,情報デザインが,人や社会に果たしている役割を学ぶ授業について,1つの実践事例として提案したい.
著者
加納 圭
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.7, pp.332-336, 2023-06-15

全国学力学習状況調査の悉皆データ等の教育データを利活用するEdTechの開発を行ってきた過程において教育データ利活用EdTechの倫理的・法的・社会的課題(ELSI)の重要性に気付かされた.米国でのEdTechのELSI顕在化ケースを調査するとともに,EdTechのELSI論点を探索するフレームワークを開発した.開発フレームワークを用いることで101のELSI論点を見いだしてきた.最後に,教育データ利活用EdTechのELSI対応方策案を提示する.
著者
堀口 悟郎
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.7, pp.337-340, 2023-06-15

教育データ利活用は,子ども一人ひとりの能力や特性に応じた教育を可能にする施策として期待されている反面,プライバシー権等の憲法上の権利を損なうリスクも指摘されている.しかし,国や地方自治体における法的検討は,個人情報保護法に偏っており,憲法論が希薄である.そこで,本稿では,憲法上のプライバシー権について概説するとともに,教育データ利活用において当該権利との関係で留意すべき事項について若干の検討を行う.
著者
村上 正行
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.7, pp.331, 2023-06-15

ELSIとは,“倫理的,法的,社会的課題”(Ethical, Legal, and Social Issues)の略称で,新しい科学技術を開発して社会に適用する際に生じ得る,技術的課題以外のあらゆる課題のことである.教育・学習におけるICT活用の普及により,教育・学習データが蓄積され,データ分析に基づく個別最適な教育・学習支援が期待されている.その一方で,個人情報やプライバシーの対応などに関する問題など,課題も多い.そのため,教育・学習データの利活用に関するELSIに取り組んでいく必要がある.今後も,新しい情報技術が開発,普及することが考えられ,その際に教育・学習の現場においてどのように対応していくかについて検討できることが重要となる.
著者
桑名 杏奈
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.295, 2023-05-15

本稿では,大西可奈子監修『超実践! AI人材になる本 プログラミング知識ゼロでもOK』を紹介する.この書籍では,技術者とビジネス現場の人がコミュニケーションエラーを起こさないことこそが,AIの導入,そして成功のために重要であるということが繰り返し訴えられている.AI技術に詳しくない人を主な対象として書かれているが,技術者がビジネス現場を理解するために読むのにも適している.異なる知識を持つさまざまな立場の人々を繋ぐことのできる書籍だと思う.特に予備知識なしでAIプロジェクトに放り込まれた非エンジニアの方には,ぜひこの書籍を手に取ってほしい.
著者
本橋 洋介
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.9, pp.e19-e24, 2022-08-15

AIの社会実装が進み,AIの安定性や品質について求められる機会が増えてきている.本稿では,AIの品質管理やリスク低減のために,ガイドラインやリスク監査や運用中のモニタリングなどを実施している事例を解説する.
著者
五十嵐 悠紀 稲見 昌彦
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.266-269, 2023-05-15

五十嵐編集長からの依頼を受けて,「稲見自在化身体プロジェクト」の概要を5本の論文にまとめました.私が前任の会誌編集長だったころには,特定プロジェクトを特集で取り上げることはありませんでしたが,自分自身で大規模プロジェクトを始めるにあたって,やはり参考になったのは先人が残してくれた記録です.我々の経験や成果を1カ所にまとめて報告することで,これからプロジェクトを計画・推進される方々のお役に立てれば幸いです.もちろん個々の研究成果自体も興味深く,人と機械の相互作用に関心のある会員にとって,刺激的な内容になったと自負しておりますのでお楽しみください.
著者
隅谷 孝洋
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.284-288, 2023-05-15

教育機関における授業,特にオンライン授業で,他人の著作物を使う場合の注意点について,2020年4月より施行された改正著作権法第35条を踏まえて解説する.他者著作物を利用する際には本来は著作権者の許諾が必要だが,授業においては無許諾で利用できる場合が多いので,許諾の要不要を判断するための判断フローを提示,それに沿って解説を行う.
著者
小野 厚夫
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.46, no.5, pp.475-479, 2005-05-15

前回述べたように,情報は日本で作られた言葉で,1876年出版の酒井忠恕訳『佛國歩兵陣中要務實地演習軌典』に最初の用例があり,その原語はフランス語のrenseignementである.初期には情報と状報が併用されていたが,ほどなく情報に統一された.日清,日露戦争の記事で情報は新聞用語として定着し,国語辞書にも採録されるようになった.今回は,主に明治,大正期の情報の用例について述べる.
著者
戸田巌
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.219-220, 2010-02-15
著者
白井 暁彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.286, 2019-02-15
著者
萩谷 昌己
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.311, 2002-03-15