著者
袖 美樹子 佐々木 貴之
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.8, pp.398-401, 2022-07-15

AIと言えば深層学習と言ってよいほど深層学習が現場で導入されるようになってきている.深層学習の問題はなぜその結果が導かれたのか説明性に欠ける点にある.結果は正しそうだが本当に正しいのか? なぜその結果が導かれたのか? 他の解はないのか? 人は理解し納得して使いたい.その要求に答える技術がXAI(eXplainable AI)である.本特集ではまずXAIがどのような技術なのかを解説いただく.次に利用に際し必要となる勘所が分かるようITを得意とする企業の第一線で活躍する技術者の方々に導入事例を紹介いただく.
著者
土佐 信道
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.11, pp.600-601, 2022-10-15
著者
安西 祐一郎
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.1121, 2016-10-15
著者
山内 康晋
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.41, no.5, pp.606-607, 2000-05-15
著者
角 康之
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.52, no.6, pp.614-617, 2011-05-15
著者
矢入 健久
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.777-780, 2015-07-15

人工衛星等の宇宙システムの運用では,地上局に送られてくるデータからシステムの健康状態を監視し,故障や不具合の兆候を迅速に検知することが重要である.従来は,専門家によって事前定義されたリミット値やルールを用いた監視法が主流であるが,近年,蓄積された過去の膨大なデータと発展著しい機械学習技術を組み合わせた学習型あるいはデータ駆動型の状態監視法が注目されている.そこで本稿では,学習型状態監視法の基本的な考え方や手法を解説するとともに,JAXA 研究開発本部の小型実証衛星4型(SDS-4)プロジェクトチームと共同で実施した検証実験の結果の例,および,この実験で得られた知見を紹介する.
著者
小川 秀人
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.11, pp.e13-e18, 2022-10-15

AI技術を適用したプロダクトの品質保証の考え方を検討しているAIプロダクト品質保証(QA4AI)コンソーシアムについて概説する.同コンソーシアムは産学官の枠を超えた参加者による実務的検討を行っており,同コンソーシアムによるQA4AIガイドラインではAIプロダクトの品質保証の枠組みや品質を評価・改善する技術例を示すと共に,5つの代表的なドメインにおける品質保証に関する具体的な事例検討を示している.
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.11, pp.e380-e500, 2022-10-15
著者
多田 義男
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.11, pp.621-625, 2022-10-15

学校教育の中ではさまざまな場面で,インターネットを利用して学習する機会が増加している.また中学生が,SNSを利用し,そこから起因とした問題行動も増加している.そのような中,情報セキュリティについて子どもたちへ伝える機会が充実しているとは言いがたい状況がある.本稿は,技術・家庭科(技術分野)の授業を通して情報セキュリティについての意識を持たせるための授業実践の整理および報告である.
著者
筧 捷彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.22, no.6, 1981-06-15
著者
筧 捷彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.21, no.9, 1980-09-15
著者
和田 英一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.12, no.9, 1971-09-15
著者
宝木 和夫
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.1196-1203, 2014-10-15

オリンピックではセキュリティ確保は必須である.しかし,平和の祭典を皆が心から楽しむために,セキュリティを強化するあまり不便で不快な思いをさせてはいけない.ロンドン,ソチ,リオデジャネイロでのオリンピック経験から,バイオメトリクスや監視カメラと結びついたアイデンティティ管理強化とともに心地よいおもてなしの同時実現が東京での課題となる.さらに,2020年に予想される新種のサイバー攻撃やマルチコプター等新技術利用攻撃に対処するため,世界連携によるトレーサビリティの枠組みが重要になると考えられる.
著者
原島 博
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.55-58, 2016-12-15

人をエンパワーすることが無条件でよいことか,について問題提起する.20世紀前半に世界的に大流行した「優生学」の思想は,望ましい質を持った人を残すことを目指した結果,ホロコーストに至った.現代では優生学は「エンハンスメント」に形を変え,科学技術による人間の拡大・拡張を進めている.そして,人間がすべてを支配する方向に進んでいる.エンパワーメントは,自滅へ向けたエンハンスメントにはならないことを自戒しなければならない.
著者
水野 修治
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.326-330, 2021-06-15

2021年3月24日,独立行政法人大学入試センターは,平成30年告示高等学校学習指導要領に対応した令和7年度大学入学共通テストからの出題教科・科目について,これまでの大学・高等学校関係団体からの意見も踏まえ,出題科目を現在の6教科30科目から,「情報」を含む7教科21科目に再編するとの大学入試センターとしての結論とともにサンプル問題を公表した.そこで,大学入学共通テストに「情報」を導入するに至った経緯と公表したサンプル問題の一部を解説する.