1 0 0 0 OA 海底熱水鉱床

著者
熊谷 英憲
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.75-79, 2016 (Released:2017-09-27)
参考文献数
24
著者
永井 紀彦
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.457-470, 2002 (Released:2013-02-19)
参考文献数
13

This paper introduces characteristics of waves and tides as physical phenomena, and coastal observation system of waves and tides in Japan. Although waves and tides are both periodical sea-surface motion, as their periods are different, different methods are applied for their observation.NOWPHAS (Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbourS), Japanese coastal wave observation system, are mainly consist of the sea-bed installed type wave gauges. Due to the development of the Doppler-type Wave Directional Meter (DWDM) and continuous tsunami and infra-gravity wave observation and analysis system, and due to the establishment of the Coastal Wave Center (Coastal Wave Information Department of the Coastal Development Institute of Technology), NOWPAHS made remarkable changes during the last decade.Tidal observation has been conducted mainly by using the Float-type Tide Gauges all over the Japanese coasts with installation of tide wells. Recently new simple tide observation methods without necessity of tide well construction are studied and developed such as the On-air-type acoustic tide gauge.
著者
田中 宏一 西口 浩之
出版者
海水誌
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.85-90, 2000-04-01
参考文献数
10
被引用文献数
1
著者
村上 明男
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.64, no.5, pp.268-274, 2010-10-01 (Released:2011-08-10)
参考文献数
53
著者
増沢 力 米井 祥男 松本 多恵子
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.29, no.5, pp.199-208, 1976

韓国天日塩の品質およびかん水, 結晶池母液組成について検討し, 次の結果を得た.<BR>1. 韓国天日塩は, 塩化ナトリウム純度88~91%, 水分6~7%, 不溶解分0.3~0.5%, マグネシウム0.3~0.4%, カルシウム0.09~0.17%程度であり, メキシコ, ナーストラリア産の天日塩の品質に比較してかなり劣っている.<BR>2. 韓国天日塩は, 1~2mmの空隙の多い結晶で, 結晶内に多量の母液を含み, 同時に一辺5~20μm程度の液泡を多数含んでいる.<BR>3. 成績が悪いといわれる蘇莱塩田のかん水, 結晶池母液および塩について検討した結果, かん水はほぼ海水濃縮線上にあるが, 結晶池母液は30~32°Beと一般の他の塩田より濃縮がかなり進んでおり, 海水濃縮線からMgSO<SUB>4</SUB>の組成点の方向へずれていた.<BR>4. 韓国天日塩の品質が劣る原因は, 結晶を30~32°Beと濃縮の進んだ結晶池母液から晶出させるため, 結晶内部に液泡が多いこと, 結晶池は10mm程度の浅い水深とするため, 結晶は {111} の方向に急速に成長し, 空隙が多く, その間に母液が多く含まれることおよび1~2日の短期採塩を行なうため, 結晶粒子が1~2mmと小さいことであると推定された.<BR>5. 韓国天日塩の見かけ密度は粗0.7~0.8g/cm<SUP>3</SUP>, 密1.0~1.1g/cm<SUP>3</SUP>と他の天日塩の値より小さかった.
著者
村上 彰男
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.125-133, 1988 (Released:2013-02-19)
参考文献数
8
著者
後藤 昭博 伊ケ崎 文和 河村 光隆
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.272-274, 1990 (Released:2013-02-19)
参考文献数
5

結晶状塩化ナトリウム超微粒子の調製方法として, 希薄塩化ナトリウム水溶液の超音波噴霧乾燥による方法をとりあげ, 生成超微粒子の形状および微粒子生成の限界点等について検討した結果, 以下の知見を得た,1) 噴霧量に対して, 乾燥速度を考慮した十分な量の乾燥空気が混合されなければ, ち密な結晶状超微粒子は得られない.2) 生成超微粒子濃度を高めるための方法として, 乾燥空気温度を高くし過ぎると, 中空状の粒子となる場合があり注意が必要である.3) 生成超微粒子径を小さくする方法として, より希薄な水溶液を噴霧する方法があるが, 約1ppm程度より薄くなると超微粒子が生成しなくなり, 限界がある.4) 噴霧粒子径を小さくできれば, 生成超微粒子の粒子径を小さくすることが可能である.
著者
簗田 満 ディーン グリサダ チムディ ウイロンロン 松永 勝彦
出版者
The Society of Sea Water Science, Japan
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.390-393, 2000

函館近郊を流れる3河川の表面水を採水し, フルポ酸激 (FA-Fe) と全溶存鉄 (TD-Fe) を吸光光度法に よって測定した.森林で覆われた山間部を流れる宿野辺川の上流におけるFA-Feは0.2μM程度と極めて低濃度であったが, 森林地帯の平地ではその濃度は一ケタ高濃度になった. この河川に流入する小さな小川のフルポ酸-鉄濃度が高いことに起因していると考えられる.他の2河川の下流におけるその濃度は宿野辺川の下流の濃度とほぼ一致していた. 宿野辺川, 久根別川, 大野川におけるFA-Fe/TD-Fe比はそれぞれ82±8, 83±2, 84±2%であり, TD-Feの大部分はFA-Feであることを示唆している.<BR>なお, 本研究はソルト・サイエンス研究財団のプロジェクト研究「沿岸海水環境の変化と生態系への影響いただいた東京農業大学名誉教授杉二郎先生に心から謝意を表します.
著者
松永 勝彦 チムディ ウイロンロン ディーン グリサダ スワンゲアンシィ ジュンプル 戸屋 健治
出版者
The Society of Sea Water Science, Japan
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.373-376, 1999

湾内に生育する7種類のマングロブ樹木の葉ならびにマングロプ底泥のC, N含有量ならびにδ<SUP>13</SUP>C値を測定した. 枯れ葉のCIN比は103±20で, 底泥のその比15.2±1.4と大巾に異なっていた. 一方, 枯れ葉ならびに底泥のδ<SUP>13</SUP>C値はそれぞれ-30.2±1.3,-26.3±1.0‰であった. 底泥の値は数編ポジティブであるが, 底泥中でバクテリアによるフラクショネションによるもので, 底泥の有機物質起源は落下した葉と推定される. エビの養殖地の排水はキャネルを通して湾内に流入しているが, キャネルの底泥のδ<SUP>13</SUP>C値は-26.4±1.0‰でマングロブ底泥のそれと極めて近似していることから, エビの餌 (δ<SUP>13</SUP>C=-22.5±0.4‰) による影響はほとんど受けていないと推定される.

1 0 0 0 OA 調理と食塩

著者
畑江 敬子
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.350-355, 1999 (Released:2013-02-19)
参考文献数
19

日本海水学会の会員の多くの方は, 日頃食べ物としての塩とはあまりかかわりのない分野の仕事をしていらっしゃるのではないかと思う. しかし, 日常生活の上では毎日食塩を食べている筈なので, 食塩が食生活とどうかかわっているが, いくつかの話題について述べたい.
著者
松岡 寛樹
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.71, no.4, pp.246-251, 2017 (Released:2018-09-29)
参考文献数
30
著者
杉田 静雄
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.335-341, 2006 (Released:2013-02-19)
参考文献数
17
被引用文献数
2

1 0 0 0 OA 食塩の生理

著者
木村 修一
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, pp.363-375, 1987 (Released:2013-02-19)
参考文献数
1