著者
安田 浩
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2006, no.2, pp."SS-1"-"SS-2", 2006-09-07

2001年にスタートした「e-Japan戦略」が2004年に「u-Japan戦略:ユビキタスジャパン戦略」へと変貌し、コンテンツ創製・流通、コンテンツ・ディストリビューション・ネットワーク(CDN)について、今盛んに議論されている。さらに2006年2月には首相官邸知的財産戦略本部より、コンテンツに関し、ユーザ大国・クリエータ大国・ビジネス大国の3本柱を実現すべきとの戦略が出され、我が国のコンテンツ立国戦略は本格化している。ユビキタスIP環境がコンテンツ創製・流通に与えたインパクト、新ビジネスモデルについて考察し、IP放送の重要性を示すとともに、IP放送における著作権問題の動向について述べる。
著者
乾 喜好 且 勇一朗 小南 昌信 日下 浩次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-09-05

電磁波を用いて情報通信を行うデータキャリアの一種であるLC共振回路を用いた共振セキュリティー・タグが盛んに実用されつつある。タグ・システムの高性能化のために、これまでにタグ自身の特性は明らかにした。ここではシステムの信号検出方法を提案し、その特性をモーメント法により電磁波特性を含め解析している。
著者
南 隆生 竹内 伸成
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.2, 1995-09-05

近年、OTDR(光パルス試験器)を用いて光線路のフレネル反射点の位置、接続点の位置やその損失レベル等を自動的に検出する要求が強くなってきた。一つの方法としてHOUGH変換を用いて接続点を自動検出する方法が提案された。今回は、OTDR測定波形を近似直線と比較することによりフレネル反射点を検出すると共に、検出範囲のノイズ量を計算することにより、検出率が大幅に改善されたので報告する。
著者
永田 和之 山口 修治 堤田 敏夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, 1996-09-18
被引用文献数
5

当所では,平成6年に公開した年賀ハガキの郵便番号を収録した手書き数字データベース「IPTP CD-ROM1」を用いて手書き数字に関する認識技術調査を実施した.本稿ではその結果について報告する.
著者
堀 豊彦 花澤 徹郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.1, 1996-09-18

前回の報告で、ディジタル移動通信ベアラモードにおいてインターネット接続時に適用されるTCP/IPプロトコルを利用した時の伝送特性をレイリ一フェージング環境下で測定した。本報告では、レイリーフェージングの不規則な波形を最大ドップラー周波数をパラメータとした周期的な波形と仮定することによりパケット受信率を求める方法について考察を行なった。
著者
窪田 歩 片岸 一起 浅見 徹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.2, 1996-09-18

携帯型コンピュータの高性能化に伴い,普段オフィスで使用している端末を外出先でも使用するといったコンピュータの利用形態も一般化してきている.この際,IPアドレスの変更やファイアウォールの存在などのために,外出先からでは普段利用しているネットワークヘの透過的なアクセスが出来ないことが問題となっている.外部でインターネットにダイヤルアップで接続した場合,端末のIPアドレスが接続の度毎に変わるので,ファイアウォールにおいて適切なフィルタの設定を行うことが困難である上,IPアドレスやドメイン名などによりアクセス制限がかけられているネットワーク資源の利用もできなくなる.本稿では,ダイヤルアップでインターネットに接続した端末からの社内ネットワークヘの透過的なアクセスを実現するためにMobile-IPを利用する事を考え,インターネットサービスプロバイダ(ISP)との連携によりファイアウォールの設定を動的に変更し,Mobile-IPによるトラヒックに必要な最小限度の許可を与える機構を提案する.
著者
石倉 雅巳 伊藤 嘉浩 飯作 俊一 浅見 徹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.2, 1995-09-05

フレームリレー、ATMネットワークといった高速な広域網を利用して、国際間等のLAN間接続を行う場合、FTPなどのアプリケーションによっては期待したスループットが得られないことが多い。これは、高速かつ高遅延な伝送路に対して、TCPなどのコネクション型プロトコルのウインドサイズが不足することに起因する。筆者らは複数のTCPコネクションをまとめて使用することにより擬似的にウインドウサイズの拡張を実現するマルチセッションFTPを提案した。本稿では、LANの伝送速度に匹敵する高速回線でLAN間を接続した環境において、提案するマルチセッションFTPの遅延時間に対するスループット特性を実験評価したので報告する。
著者
米倉 英晃 渡辺 秀明 阿部 精順
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-09-05

パルスレーダにおいては、その用途に応じて、Low、Medium及びHigh-PRFの各モードで送受信を行っている。このうち、High-PRFでは、高い平均電力での送受信が可能になる等の利点があるが、送信デューティが高いためブラインドが多く、この間に受信される信号を損失してしまう欠点があった。一方、我々は、同一プラットフォームにおける各種電波器材間等の干渉波(送信波の受信空中線への回り込み)を抑圧し、同時送受信を実現することを目的として、近接した送受信空中線間において、干渉波を抑圧しながら目標波を検出可能とするアダプティブ信号処理を用いた同時送受信実験装置を試作した。図1に本装置の基本原理を示す。今回は、本装置に用いた同時送受信技術をHigh-PRFレーダに応用することにより得られる効果について考察したので報告する。
著者
Wenqi Zhou Takeda Yoko Song Liu Urano Yoshiyori
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2007, 2007-08-29

With the mature of information and telecommunication technology, the traditional testing module is under great change. Item Response Theory (IRT) abandoned the old way of evaluation according to students' raw scores, has been paid more and more attentions. How to combine the real-time and data processing advantages of IT technology to achieve IRT more effectively has been becoming one of the new major issues in the language teaching field. This system tries to achieve the IRT by introducing a "perceptron" technology in deciding the item difficulty coefficients during the tests. By utilizing the perceptron module, system automatically adjusts the difficulty coefficient of the questions according to students' answer so to enable students' correct answer rate convergence to a set value. The difficulty factor of the questions students eventually convergence to would be given as the result of the test in the name of knowledge mastery level.