著者
前田 潤治 越後 富夫 飯作 俊一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, 1997-08-13

動画像が重要なメディアであることは言うまでもないが、現在主流のフレーム列による表現は、データ量、検索・加工などの扱いやすさ、などに関して問題を抱えている。これらの問題の解決策の一つとして、モザイクを基にした表現が有力視されている。 モザイクとは、連続するフレームの重なる部分をつなぎ合わせる技術、またつなぎ合わせた画像のことを言う。モザイクには大別して、複数のフレームを一括して処理し背景として一枚の静止画を作る「静的モザイク」と、入力フレームが一枚はいってくるごとにモザイタを更新する「動的モザイク」がある。ここでは、動画像データベース等の蓄積系の応用に向いた静的モザイクを対象とするが、動画像のリアリティを表現するためには、モザイク画像内の時間変化を記述する必要がある。
著者
中島 将光 濱野 正嗣 メンディス F.V.C
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-09-05

We have previously proposed that a light wave can be modulated at frequencies higher than the workable frequency of an optical modulator, if we employ an appropriate measure. A more practical analysis will be performed here, employing an interferometric branched waveguide modulator.

1 0 0 0 Gap内MHD効果

著者
松石 俊郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.2, 1997-08-13

発電機の電力出力は界磁と力から発生するが磁束の大きさが問題となるので、スペースギャップ内の透磁率が大きく影響してくる. AVRが高速化した場合、スペースギャップ内のガスが電離し、放電にいたるかどうかについてMHD効果の立場から考えると、電磁誘導は高速化に強い. パワートランジスタ、サイリスタ、GTOの高周波性能は向上し、民需用には電子レンジが開発されたが、保健学、栄養学的には研究の余地がある.
著者
澤口 博紀 稲村 光信 パラシオス アルベルト
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, 1996-09-18

近年、携帯電気機器等の普及に伴い、低消費電力化CMOS回路の設計が注目を集めている。消費電力を正確に評価するには、膨大な計算時間及び大きな記憶量が必要となるため、平均的な消費電力は平均的なゲートの動作回数、最大の消費電力は、同時に出力値が変化可能なゲート数によって回路内で消費される電力を近似的に評価される。
著者
松村 和信 原 浩一 パラシオス アルベルト
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, 1996-09-18

最近のデバイス技術の進歩は著しく、スイッチング遅延が数ピコ秒の超高速論理素子が実現されたという報告がいくつかある。自己同期システムは、平均遅延を最小化し、ピコ秒素子の高速性がフルに享受できるようにする一つのアーキテクチャであり、最近注目を浴びて、色々な実現方法が提案されている。しかし、自己同期システムの動作検証に関してはその報告が少ないといえる。
著者
日高 睦夫 橋本 義仁 蔡 兆申 田原 修一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.2, 1995-09-05

我々は高温超伝導体のエレクトロニクス応用としてサンプラー回路を提案している。高温超伝導SNS接合はオーバーダンプ接合であるため、我々の提案しているサンプラーはノンラッチング夕イプである。ノンラッチングサンプラーはラッチングタイプに比べて時間分解能が高いことが期待されている。しかし、従来のジョセフン接合を用いたサンプラー回路はほとんどがラッチングタイプであり、ノンラッチンダサンプラー回路の動作確認は未だなされていない。そこで、Nb系の集積回路技術を用いて我々の設計したノンラッチサンプラーの試作、測定を行い回路が正常動作することを確認した。
著者
澤田 健一 戸田 裕之 長谷川 晃
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-09-05

ダークリトン(暗いソリトン)は、明るいソリトンに比べて光増幅器雑音をはじめとする線形波や隣接ソリトンとの相互作用の影響が少ないため、より伝送容量が増大できると考えられている。我々は、前回対称駆動マッハーツェンダー変調器によるダークソリトン通信用光源について報告した。今回、この光源を用いたダークソリトン通信の検出方法の比較検討を行ったので報告する。
著者
長谷川 浩史 張 貽とう 高橋 秀也 重田 和夫 志水 英二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, 1995-09-05

我々は,先に濃淡画像のテンプレートマッチングを用いた顔画像識別について検討を行い報告を行ってきた.その結果,識別のミスマッチの大きな要因は,照明環境を一定とした場合に,顔の傾き,髪型や化粧などによるパターンの変化にあることを明らかにした.これらの要因に対処するために,顔を補助器を用いて固定する.髪型などの変化を許容しない,又は,髪を手でかき分けてチェックを受けるなどの手法が用いられているが,あまり適切なものとは考えられない.筆者らは,パターンの変化には,変化したパターンをも学習しておくことが識別などのシステムでは,まず重要であると考え,多様に変化した顔画像を学習させた識別を検討することにした.本稿では,適応的ファジィクラスタリングネットワークを用いて髪型を変えた顔画像と変えない画像を学習させ,識別する手法について述べる.
著者
佐藤 毅 安井 一民 中川 軍夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, 1996-09-18

多重プログラミングにおける主メモリの管理方式は、大別して実記億方式と仮想記億方式に分けられる。いずれにおいてもシステム動作に伴う主メモリの未使用領域発生がメモリ利用効率を低下させる。そのための改善策として、可変区画割当てにおける外部フラグメテーションの解消にコンパクション(compaction)やシステム資源の利用効率改善のためのスワッピング(swapping)などが適時実行される。ここでは実記憶方式をもつ主メモリ管理システムにおいて、システム資源の効率的利用の視点からコンパクションとスワッピングの2つの機能を組み合わせた新しいメモリ管理モデルを確率モデルとして定式化し、主メモリのコンパクション(ガベジコレクション:以下GC)間隔について議論する。
著者
安藤 剛寿 関谷 好之 上原 貴夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, 1997-08-13
被引用文献数
1

ブリッジは不完全情報ゲームであり, 他人のハンドが見えないことがプレーを難しくしている. 他人のハンドを見て行うプレー (ダブルダミーとよばれる) は, 完全情報ゲームとなるので, 比較的扱いやすくなる. そこで, 見えない他人のハンドを (既知の制約条件のもとで) ランダムに生成し, それを見てダブルダミーでプレーする方法が提案されている. これは, 他人のハンドを覗いたわけではないのでフェアプレーである. 我々は, ゲームの進行中に観察した事実から, アブダクションと仮説推論により他人のハンドを推論す方法について別に報告した. ここでは, この推論によって得た制約条件のもとで, ハンドをランダムに生成する方法を提案する. このハンド生成プログラムは, 我々が開発中のコンピュータブリッジのプレーで繰返し使われる.