著者
渡辺 裕文 徳田 岳
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.39, no.9, pp.618-623, 2001-09-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数
37
被引用文献数
1
著者
大澤 亮介 佐々木 貴都 丹羽 元樹 姫野 航
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.9, pp.696-697, 2012-09-01 (Released:2013-09-01)

本研究は,日本農芸化学会2012年度大会(開催地 京都女子大学)での「ジュニア農芸化学会」において発表され,銀賞を表彰された.融点18℃をもつグリセリンが冷蔵庫で凍っていなかった事実との遭遇から,「なぜ?」という疑問をもち,グリセリンの結晶化条件の検討や過冷却状態での安定性について丹念に調べている.
著者
加藤 丈雄 蟹江 和茂 志賀 一三 佐藤 泰
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.11-17, 1985 (Released:2008-11-21)
参考文献数
18
被引用文献数
5 3

(1) スターター乳酸菌としてLactobacillus plantarum-4 (ST)(LP-4)とPediococcus cerevisiae-1 (Pc-1)を使用して,試験ソーセージを調製し,発酵中の乳酸菌数,ブドウ球菌数と保水性の変化を追跡した. (2) 試験ソーセージ中で増殖できるLp-4およびPc-1の最大数は2×108~5×108 cells/gであった. (3) Lp-4, Pc-1はブドウ球菌の生育阻害効果を示し,とくにLp-4は107cells/g接種, 37°C, 20時間培養で99.99%以上の生育照害効果を示した. Pc-1の阻害効果はLp-4に比べ小さかったが, 0.4%ソルビン酸カリウムの添加で強化することができた. (4) 試験ソーセージのpHは乳酸菌接種量の増加に伴って低下し,また保水性はpHの低下に伴って減少した107cells/g接種では,培養6時間後にpH 5.3,保水性は約73%となった. (5) ブドウ球菌の抑制と保水性の維持の点から,基本的発酵条件としては,乳酸菌107cells/g接種, 37°C培養が適当であった.また,ソルビン酸カリウムの添加も一つの有効な手段と考えられた.

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著者
林 恭三
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.11, no.12, pp.817-820, 1973-12-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数
10