出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.18, no.10, pp.43-45, 2009-11

消費者に従来のマーケティングが通用しにくくなった今、商品を売るために、時には逆転の発想が必要となる。最近のヒット商品や話題の商品を多数検証したところ、4タイプの「逆転発想」を浮き彫りにすることができた。商品特性を否定する、使われない時間を攻める、短所を強みに変える、高額商品こそネットで売る─である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.907, pp.68-70, 2009-08-24

築80年を迎えるころになって息を吹き返した近代建築が、兵庫県芦屋市の市街地にある。2005年に、貸し切りタイプの婚礼式場として開業した「芦屋モノリス」だ。結婚式がないときには、誰でも利用できるカフェやレストランとして営業している。 もともとは旧逓信省の通信施設として1929年(昭和4年)に建てられた。
著者
瀬川 滋
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.905, pp.78-80, 2009-07-27

福岡市の住宅街の一角に、つる性の植物で覆われた2階建ての建物がある。建物は30〜40年前に建てられたファスナー工場。最近10年間ほど使われていなかったこの工場を、セレクトショップ「minorityrev(マイノリティレッブ)」のオーナーが2007年に借り受け、ブティックへと転用する計画が持ち上がった。 設計を手掛けたケース・リアルの二俣公一氏は振り返る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.905, pp.40-43, 2009-07-27

建築家・芦原義信の代表作の一つ、武蔵野美術大学4号館が、耐震改修を経て45年ぶりに本来の姿へとよみがえった。 1階はピロティ。2階には9600mmグリッド角の中にアトリエとテラスを配置した。この独創的なデザインを維持するために、設計者が選択したのは、地中梁の増設という解だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1009, pp.36-43, 2009-07-27

「ネットブックは今でこそ,米Intel Corp.のAtomプロセサを搭載した,小型・低価格のノート・パソコンという定義がある。しかし今後,この製品ジャンルは発散し,ネットブックという言葉は単なるモバイル・ネット端末の代名詞になっていくだろう」。ある台湾大手パソコン・メーカーの製品担当者は,こう予測する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1009, pp.44-51, 2009-07-27

2009年末以降,ネットブックが開拓したスマートフォンとノート・パソコンの中間市場で,スマートブック,MIDなどと呼ばれる新しいカテゴリの製品が多数発売される。ネットブックも含めて用途の重なりはあるものの,これらの新規参入者たちはそれぞれ,ネットブックに対する優位性をうたい,市場の切り込みを図る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1009, pp.61-71, 2009-07-27

LSIの回路構成を動的に切り替えられるダイナミック・リコンフィギュラブル(動的再構成)技術。8年ほど前にアイデアが登場し,一時は世界中でさまざまなベンチャー企業が立ち上がるなどブームのような様相を呈した同技術が,ここにきて実際の機器への搭載例を増やし始めた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1007, pp.21-23, 2009-06-29

KDDIがauブランドの2009年夏モデルとして投入する携帯電話機「SOLAR PHONE SH002」。シャープが手掛けるこの端末の大きな特徴が,筐体の背面部に国内初となる太陽電池モジュールを搭載することだ。電池残量がゼロの場合などの非常時に,補助電源として利用できる。「快晴時に約10分間充電した場合,通話で約1分間,待ち受けで約2時間程度利用できる」(KDDI)とする。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1007, pp.46-51, 2009-06-29

2009年に入り,電子書籍コンテンツを読むための専用端末が世界各地で続々と登場し始めた。それは,まさに"雨後のたけのこ"と表現するのにふさわしい。 電子書籍事業において,端末はその成否を左右する重要な要素である。しかし,端末だけがポツリと存在しても,何の用も成さない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.732, pp.102-105, 2009-06-10

最近では「バズワード」扱いされていた「Web 2.0」が、アプリケーション開発のオープン化の新潮流と結合することで、一気にビジネス化の可能性が見えてきた。「ソーシャル・アプリケーション」である。海外で先行するが、国内でも新たなビジネスが生まれるのか─。最新動向を追った。 2005年11月に設立した米ロックユー。
著者
田川 晃一
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.535, pp.66-71, 2009-06-01

携帯電話などが備える非接触通信規格である国際規格「NFC」を解説する。NFCは,国内で普及している「FeliCa」など既存の複数の非接触ICカードの規格を包含する。携帯電話だけでなく,パソコンや家電などへの搭載も視野に入れ,機器間のデータ交換やユーザー認証などの用途を想定する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.503, pp.81-85, 2008-02-01

施設や交通機関の車内などでディスプレイに広告動画を流すデジタル・サイネージ。他の広告媒体にない特徴を持ち,関連製品とサービスが活況を呈している。水面下ではディスプレイをネットワークに接続し,遠隔から管理や配信をする動きが進んでおり,作業効率やメディアの価値を向上させている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1457, pp.118-120, 2008-09-15

手に汗握る恐怖の上り坂。頂を越えれば猛スピードの落下が待っている。縦横無尽にレールを駆け巡り、あっと言う間にプラットホームへ…。 遊園地にあるジェットコースター。これを街に連れ出し、新交通システムや小型の都市モノレールに代わる公共交通システムとして活躍させようというプロジェクトが進んでいる。
著者
曲沼 美恵
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.273, pp.15-21, 2007-06

約束の時間ちょうどに、気象情報会社、ウェザーニューズの創業者で会長の石橋博良は、慌ててフロアに駆け込んで来た。 ネクタイは妻のお手製。それをやや緩めに結んだ石橋は、はっきりしない空模様とは正反対の、晴れやかな笑顔を浮かべながら、会社を立ち上げてからこれまでのことを、こんなふうに表現した。