著者
小島 勝
出版者
龍谷大学
雑誌
佛教文化研究所紀要 (ISSN:02895544)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.A42-A61, 2004-11-30
著者
亀山 隆彦
出版者
龍谷大学
雑誌
佛教學研究 (ISSN:02870312)
巻号頁・発行日
vol.71, pp.197-216, 2015-03-10
著者
王 凱軍 鈴木 常良
出版者
龍谷大学
雑誌
龍谷法学 (ISSN:02864258)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.92-106, 2005-06

中国の主な河川、水域の水質汚濁が深刻化し、そのことが水資源不足を加速させている。都市汚水による環境汚染の拡大にともない、処理コストの高さ、余剰汚泥の大量発生および深刻な二次汚染などの問題が表面化してきた。中小都市の発展と都市化の進展によって汚水量が急増したが、現行の汚水処理方法では水汚染の抑制に限界があり、水質の悪化がさらに進むものと予想される。さらに、汚染が広がる中国各地の湖では、面源からの汚染負荷が負荷全体の五〇%以上に達している。化学肥料や農薬、畜産および都市生活などを中心とする面源汚染がますます深刻さを増し、点源問題の解決後の重要な環境課題となっている。本論では、中国が直面している水汚染と水資源不足の問題、面積が広く量が膨大な都市汚水問題とその処理技術、ならびに面源汚染に対する認識不足などの問題について検討を加え、それぞれの問題に対する解決策を提示した。
著者
大島 堅一 上園 昌武 木村 啓二 歌川 学 稲田 義久 林 大祐 竹濱 朝美 安田 陽 高村 ゆかり 金森 絵里 高橋 洋
出版者
龍谷大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2016-04-01

1.システム改革と市場設計に関する研究:電力システム改革の背景にあるエネルギー転換や世界的なエネルギー政策の構造改革について調査し、日本の状況との比較検討を行った。また、エネルギー転換の一環として世界的に盛り上がる国際連系線について、電力システム改革の観点から研究した。2.地域分散型エネルギーの普及、省エネルギーの促進政策研究:地域分散型エネルギーの普及については、特に欧州の国際連系線の潮流分析や市場取引状況について定量的評価を行なった。また国内の系統連系問題に関して主に不適切なリスク転嫁の観点から、参入障壁について分析を行った。 省エネルギーの促進政策の研究については、対策技術種類と可能性、対策の地域経済効果、技術普及の際の専門的知見活用法について検討した。3.新しいビジネスと電力会社の経営への影響に関する研究:電力の小売全面自由化の影響にいて整理・分析し、その研究成果の一部を「会計面からみた小売電気事業者の動向」として学会報告した。加えて2020年4月からの発送電分離と小売部門における規制料金の撤廃の電力会社の経営面に与える影響について制度面ならびに国際比較の観点から分析を行った。4.エネルギーコストに関する研究:昨年度の研究成果を踏まえて、風力発電事業者複数社等への追加ヒアリング調査を行い、疑問点の解決を図った。加えて、原子力のコストについて、現時点での新たな知見に基づく再計算と、電力システム改革下における原子力支援策についての分析を行った。5.経済的インパクトに関する研究: 2005年版福島県産業連関表を拡張し、再生可能エネルギー発電部門を明示化する作業を行い、拡張産業連関表の「雛形」を完成させた。これを福島県の実情を反映したものにするための準備作業として、風力、太陽光、小水力、バイオマス、地熱の業界団体・専門家に対してヒアリングを行った。
著者
落合 雄彦 金田 知子
出版者
龍谷大学
雑誌
龍谷法学 (ISSN:02864258)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.531-550, 2008-12-26
著者
朴xuan国 Salz Jonah 金 鎮国 高 恵卿
出版者
龍谷大学
雑誌
龍谷大学国際社会文化研究所紀要 (ISSN:18800807)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.5-15, 2008-06

韓半島の南部には予祝儀礼として綱引きをおこなう村が多い。年の初めに,村の人々は大量のワラを集め,力を合わせて大きな綱を作って,綱を引き合ってその年の作物の吉凶を占うのである。この儀礼がいつから始まったのか,現在のところ記録を見出すことはできない。綱引きは韓半島のみならず,世界の各地でおこなわれている。運動会におこなう綱引きがそのいい例であるが,韓半島の場合は古代から儀礼としておこなってきたところに特色がある。綱の材料はワラであり,ワラは稲作を象徴するものである。この地方の綱引きに使われる綱は直径1m,長さ130mもある大きなものが少なくない。それを作るための技術や労力,儀礼のためのさまざまな手続きが必要である。単なる遊びではなく,信仰を共にする人々の熱い思いとエネルギーが結集され,伝承されてきた儀礼である。韓半島東南部(慶尚道)は嶺南地方から洛東江にかけて平野が広がり,稲作が盛んにおこなわれている地方である。霊山における綱の制作方法は,同じ韓半島西南部(全羅道)に位置する金堤の月村面,井邑の精良里のものとよく似ている。両地方は距離にして150kmあまり離れている。さらに沖縄県糸満地方の綱引きの綱の作り方とも共通するところがある。これが伝播によるものか,それぞれの地方で個別に発生したものであるのか,現状では結論を出すことはできないが,文化の発生,伝播,定着を考える上で貴重な資料である。霊山の綱引きでさらに興味深いことは,規模がたいへん大きいこと,また嶺南地方は稲作が盛んであるにもかかわらず,綱引きが行われているのは霊山だけであり,その周辺の地方では綱引きの報告がないことである。さらに霊山の綱引きは軍事的な色彩が非常に強いことがもう一つの特色ある。綱引きに先立って,その年に村の中から大将,中将,少将の3人が選ばれ,綱引きのすべての儀礼の指揮をする。大将,中将,少将の3人は,階級に準じた伝統的な衣装(軍服)を身につけ,刀を差し,馬に乗って綱引きの指揮をしたという。これに対して,先に記した金堤地方の綱引きは,軍事的要素を多少含んでいるものの,農耕儀礼の色彩が強い儀礼である。このような点に注目しながら,霊山の綱引きを報告する。
著者
河 錬洙
出版者
龍谷大学
雑誌
龍谷法学 (ISSN:02864258)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.227-286, 1999-09-20
著者
福本 宰之
出版者
龍谷大学
雑誌
龍谷紀要 (ISSN:02890917)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.61-74, 2007-09

Although poets like Dryden and Cowley were chosen as members of the Royal Society in its early days, they were not conversant with science. The former was expelled from the Society due to his failure to pay membership fees while the latter never attended a meeting. As a result, it might be supposed that the rise of scientific ideas crystallized in the foundation of the Society did not have an impact on their works. The Society's aim in promoting science was to understand the law of nature which the omnipotent God had ordained, and thereby contribute to the well-being of human beings. The means was through experimentation and a close observation of nature, the latter of which naturalists embraced most eagerly. They collected as many samples, whether animal or plant, as they could, and behavioral patterns or distinguishing features were identified. It has not been pointed out that literary men drew much inspiration from this inductive way of scientific research. They valued observing nature directly in the same way as naturalists did, and praised the practice as something to be followed. They also learnt of the most ideal objects for observation, which were small creatures like ants and bees.
著者
近藤 英彦
出版者
龍谷大学
雑誌
龍谷紀要 (ISSN:02890917)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.27-35, 2008-01

英語の母音変化のながれは、概してその狭母音化・口蓋音化、さらには二重母音化の傾向が著しいが、その中でときに広(開)母音化を示す比較的珍しい例がないわけではない。本論はそのなかから時代を異にする二つの場合を取り上げてその概要を示すとともに、その変化が何ゆえにどのような状況の中で生じたのか、同時代の音変化と音韻構成の変容という背景の中で検討をくわえ、その不可避性の有無を検証するものである。
著者
フィチーノ マルシリオ 野村 昌章
出版者
龍谷大学
雑誌
龍谷哲学論集 (ISSN:09176284)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.101-124, 2005-01-31