著者
川村 拓郎
出版者
オープンアクセスリポジトリ推進協会
巻号頁・発行日
2016-12-02

JPCOAR地域ワークショップ(中国四国地区) 会場:広島大学図書館ライブラリーホール(東広島市) 日時:平成28年12月2日(金) 13:00〜17:15 主催:オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR) 共催:機関リポジトリ推進委員会 後援:中国四国地区大学図書館協議会 / 広島県大学図書館協議会
著者
長崎 法潤
出版者
大谷学会
雑誌
大谷学報 = THE OTANI GAKUHO (ISSN:02876027)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.64-76, 1959-11
著者
西尾 泰和
雑誌
第51回プログラミング・シンポジウム予稿集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.123-130, 2010-01-12

筆者がプログラミングによって作り出し、ASIAGRAPH2009など非プログラマの土俵で評価を受けた拙作「Virtual Star」について、いろいろな側面から解説する。
著者
吉田 信明 田中 正之 和田 晴太郎
雑誌
研究報告情報システムと社会環境(IS) (ISSN:21888809)
巻号頁・発行日
vol.2016-IS-138, no.7, pp.1-8, 2016-11-26

動物園における業務は,動物の飼育や,来園者向けサービス等,日々変化する状況への対応が求められる非定型的な業務が大半である.京都市動物園では,これらの業務の記録を,自由形式のテキストを中心とした 「飼育日誌」 としてシステムに蓄積し,検索可能としている.しかし,記録者の主観や日々の課題意識の変化等により質にばらつきが生じやすいため,このような自由形式の記録は,日常の業務報告としては十分であっても,飼育知識として事後に活用することが困難である等といった課題がある.本研究は,著者らがこれまでに開発した,飼育日誌管理システムで,これらの課題を解決することを目的としている.その方策を検討するため,著者らは,2014 年度に京都市動物園で作成された飼育日誌を対象として,主題や,その時系列的な変化等について分析を行った.本稿では,この分析について説明し,課題解決に向けた検討を行う.
著者
石川 大介 宇陀 則彦 石塚 英弘
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.101(2002-FI-069), pp.39-44, 2002-11-06

機械可読な大規模な学術論文の情報として、NII-NACSISコレクションがある。これを用いて、論文の標題におけるキーワードの使われ方を調べ、その中の特定の構文パターンに注目して、用語間の意味関係の抽出を試みた。本研究では、品詞情報を必要としない手法を使い、三つ以上の用語間の意味関係を記述する構文パターンについて実験した。その結果、単純な意味関係を明確に記述する構文パターンを利用することにより、意味関係を抽出できることを見い出した。
雑誌
史苑
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.113-116, 2006-12-20
著者
西本 昌弘
出版者
国立歴史民俗博物館
雑誌
国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History (ISSN:02867400)
巻号頁・発行日
vol.134, pp.75-90, 2007-03-30

薬子の変については、藤原薬子・仲成の役割を重視してきた旧説に対して、近年では平城上皇の主体性を評価する見方が定着しつつある。これに伴い、「薬子の変」ではなく、「平城太上天皇の変」と呼称すべきであるとの意見も強くなってきた。しかし、平城上皇の主体性を強調することと、薬子・仲成の動きを重視することとは、必ずしも矛盾するものではない。私は前稿において、皇位継承に関する桓武の遺勅が存在した可能性を指摘し、平城上皇による神野親王廃太子計画について考察を加えた。私見によると、薬子の変もこの桓武の遺勅を前提とする神野廃太子計画と一連の動きのなかで理解することができると思われる。そこで研究史を振り返りながら、平城・嵯峨両派官人の動向に再検討を加え、薬子の変にいたる原因と背景について考察した。本稿の結論は以下の通りである。桓武天皇は死去のさいに、安殿・神野・大伴の三親王が各一〇ヶ年ずつ統治すべきことを遺勅したが、平城はこれを破って、第三子の高岳親王を皇位につけようとし、神野親王の廃太子を計画した。薬子の変の遠因は神野廃太子計画にも通じるこの皇位継承問題であり、平城の即位前後から平城派と嵯峨派の両派官人の対立ははじまっていたとみられる。神野の廃太子に失敗した平城は、三年ほどの治世で譲位した。これは嵯峨が一〇ヶ年統治したのち平城が数年間復位して、高岳への皇位継承をより確実にしようとの意図からであった。しかし、嵯峨が平城のこの提案を拒絶したため、平城は譲位したことを後悔しはじめ、嵯峨側との対立をさらに深めていった。薬子の変の直前には、平城派の官人が衛府や要衝国の国司に任じ、かつて北陸道観察使であった藤原仲成らが越前方面などで平城派の勢力拡大に努めていた。このため嵯峨側は弘仁元年(八一〇)九月、平城派官人の衛府や国司の任を解き、彼らを辺遠国に左遷するとともに、自派の官人で衛府と要衝国を固めた。また伊勢・近江・美濃三国の国府と故関に遣使して鎮固し、平城側の蜂起を未然に防ぐことに成功した。薬子の変では越前・近江・伊勢方面に勢力を扶植した仲成の活動が突出しており、平城の藩邸の旧臣の多くは平城に同調しなかった。変における平城上皇の主体性は否定できないが、薬子らの父種継の復権・顕彰が図られた事実や、薬子・仲成の係累が乱後も長く許されなかった事実を勘案すると、薬子・仲成がやはり中心的な役割を果たしていたことを認めない訳にはゆかない。平城上皇や薬子・仲成にとって、王都・王統に関する桓武の構想は否定すべきものであり、それゆえその遺命を無視して、高岳立太子を実現し、平城遷都を計画したのである。薬子の変は桓武の構想を肯定するか否定するかの戦いであったといえる。
著者
今野 洋子
出版者
北翔大学
雑誌
北海道浅井学園大学短期大学部研究紀要 = Bulletin of Hokkaido Asai Gakuen College (ISSN:13466194)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.81-96, 2002

現在,日本の性教育は,10代の望まない妊娠と中絶率の増加の問題等を解決できずにいる。一方,オーストラリアのセクシュアリティ教育は,斬新で効果的な教育として,世界的に注目されている。本稿は,セクシュアリティ教育の中の「避妊教育の展開」に着目し,日本の性教育との比較検討を試み,問題解決のための日本の性教育の方向性について考察する。現在,日本の性教育では生命の誕生に関わることが多いが,子どもの心理的発達や子どもの視点を無視した性教育となっている。また,青少年の性行動や性意識の実態をみると,避妊について教えないことは実態と乖離した教育といえる。性に関する全てのことがらが,その子どものものであり,その子どもが培っていくべきものである。子どもが性と生について考え,自己決定するための教育の展開について,セクシュアリティ教育に学ぶ意義は大きい。特に,「避妊教育」は,子どもが自己のセクシュアリティについて考え,選択し,自己決定していく過程を必要とする。子どもの生きる力に期待しつつ,おとなとしての価値観を押しつけることなく,子どもが主体的に考え選択できる能力を持てるような教育を,避妊教育を含め推進していきたい。
著者
長尾 年恭
雑誌
情報処理学会研究報告数理モデル化と問題解決(MPS)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.30(1996-MPS-012), pp.1-7, 1997-03-24

On 5:46Am January 17 1995 devastating earthquake with magnitude 7.2 hit western Japan. This earthquake was finally named "Hanshin-Awaji earthquake disaster" and lost over 5 500 people. Were we able to predict this earthquake? We introduce the method of earthquake prediction by monitoring electro magnetic phenomena especially telluric current measurements.
著者
山本 敦 小早川 倫広 星 守 大森 匡
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.48, no.SIG14(TOD35), pp.82-90, 2007-09-15

本論文は,問合せ画像と構図(領域の構成)が似ている画像を検索するための新しい類似度を提案する.提案する類似度は集合間の類似度として知られているJaccard係数を基礎として考案した.提案する類似度の検索性能を評価するために1 000枚の領域分割画像を用いて検索実験を行った.検索性能の評価指標には,再現率とすべての正解画像を検索するために必要な検索枚数を正解画像数で割った値(完全検索倍率)を用いた.検索実験の結果によって,提案する類似度が領域分割に基づく検索に有効であることを示した.また,35 155枚の自然画像に対して検索実験を行った.その結果,提案する類似度によって構図が似ている画像を検索できた.
著者
高山 拡 大山英 佐藤 貴子 有澤 博
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.65(2007-DBS-143), pp.73-78, 2007-07-02

論文では詳細人体モデルを用いた人体に関する力学解析・シミュレーションを可能にするシステムを提案する。このシステムを応用し、介護作業のプロセスを人体モデルで再現すれば、介護者や被介護者の身体負荷評価や最適動作設計などが可能となり有用性は計り知れない。このシステムを構築するにあたり、人体モデルの詳細度とそのスキーム、最大筋力や動作等の人体内部、外部のパラメータを現実世界から計算機上に取得する手法についてそれぞれ提案し、それらを統合して構築したシステムにおいて実際に横浜市立大学看護学科の協力の下、腰部負荷評価の実験を行いその有効性を検証した。